東京から内回り列車とは何本もすれ違ったが、チョコ電は登場せず。
もしきょう走っているなら、私が徐々に進んできた外回り線で後から追いかけてきているはずだ。
E231系500番台（目黒）
次に降りたのは目黒。
E231系500番台（目黒）
田端方は貨物線と二段に分かれた独特な掘割区間。電車線と貨物線は駅の田端方で東西入れ替わるため、こんな構造になっている。この雰囲気がいい感じだったので思わず降りたのだ。
ま、やっぱり夕方だから暗いんだけどね。予想通りこのあとチョコ電が外回り列車で来るのなら、このアングルになる。
E231系500番台（目黒）
内回り列車はほぼ正面でしか撮れないが、長いズームならカーブを曲がってきたところを撮れる。私のカメラだとデジタルズームの距離なので粗くなってしまう。
E231系500番台（目黒）
背後には大きなアーチの道路橋がかかっていて、電車線の部分には古レールらしき支柱もあって絵になる。
30分弱待ったところで、正面の帯の部分にステッカーが貼ってある編成が外回り線に入ってきた…。をを、やっぱりチョコ電だ。
E231系500番台（目黒）
ステッカーには「山手線命名100周年」とある。明治チョコレートの広告電車で、そのチョコレート色を以て昔の山手線のイメージを出しているわけだ。そもそも昔の車両は「ぶどう色」なのだが、この電車は「チョコ電」と呼ぶべきなのだ。
2枚目の写真の後まだカメラを構えていたら、列車の先頭に乗っていた男が開扉と同時に飛び出してきて、思いっきりファインダー内に入ってきた。そして、こちらの邪魔にならないつもりらしい避け方で列車を撮り始めたが、まったく避け切れていないのだ。
京成稲毛で赤電を待っていたときもそうだったが、こういう列車を待つといつもこうなるのだ。先に待ってたのに、カメラ構えてるのに、何でそれを目にしながら前に入ってくる？ 興味のない一般利用者だったら仕方ないけど。
後追いをしっかり撮りたいので野郎に聞こえるように舌打ちだけして冷静に背中を向けた。
E231系500番台（目黒）
特徴的な側面は写らないんだよなぁ。わかっててここにいたんだからいいのだが。
次の列車で新宿へ移動。中央線で東へ先回りしてもう一度チョコ電を撮ろうという魂胆だ。
E351系特急「スーパーあずさ」（新宿）
中央快速線へののりかえの合間に、特急ホームにE351系がいたので記録。まったく撮ったことがなかったので。
このE351系は、JR東日本が現在までに続けている東日本を示す「E」を冠した初めての系列だ。
快速東京行がやってきたので、あわてて快速ホームへ移り、神田へ赴いた。
E231系500番台（神田）
神田に着いて1本見送った後だったろうか？ 「あきたこまち」の広告編成がやってきた。たしか、目黒でチョコ電の前に来たやつだ。
広告編成はいろいろあるけれど、アキバ系のイラストの列車なんかが来るとひいてしまう。内回りを走っていたな。
E231系500番台（神田）
「あきたこまち」から2分後、やはりチョコ電登場。夜になりかけているのでブレてしまった。
ここでもマナー違反野郎が。私の近くに同じように列車に乗らず立っていた男は予想通り同志だったが、なんとチョコ電運転士の視界にフラッシュを焚いた。
なんだか目黒で前に入ってきた男に似ているような気もしたが…。
なんで毎度後味を悪くさせるんだ…？（つづく）
（右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています）
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