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2017/03/31

17.3.30・3.31 iPhoneで東西線(スマホ)

今回は前回のこまごまネタを引き継ぐiPhone撮影の記事。


魅惑と幻惑の表示器

ダイヤ改正、15000系増備車登場、「各駅停車」の種別表示開始、自動案内放送の更新、ドア内側への注意喚起ステッカー貼付等、メトロ東西線は3月に数々の変化が現れた。
その中で「ついにここにも手が延びたか」というのが、東葉2000系の表示器のフルカラー&白色LED化だ。


東葉2000系(茅場町・2017.3.30)(i)

今月2度ほど通過やらすれ違いやらで見かけたが、30日の仕事帰りの列車で狙いもせず登場。
たまたま10号車の位置で待っていたこと・混んでいることもあって乗らず、撮影に徹した。
帰宅ラッシュ時にこの駅で快速のあとに続く各駅停車は混んでいるので、本来乗るべく各駅停車もスルーするのは私はよくやることだ。

東葉2000系が明るい青の表示を出しているのは見慣れなくてセンセーショナルだ。
2000系はメトロ05系13次車(40〜43F)と同世代で基本仕様も同じだが、05系13次車にはフルカラー&白色LED編成は登場していない。

31日の仕事帰りは茅場町から快速に乗車。各停へののりかえの浦安で、とある条件を満たす列車を待ってみた。


07系(浦安・2017.3.31)(i)

前の記事では中途半端な感じにしか撮れなかった07系の正面の「各停」表示。
直近では05系で側面配置がこの07系タイプ・ノーマル顔の編成でも同じ表示がなされている。
私が見かけたのは20番台の編成だが、19〜21Fが6次車、22F〜24Fが7次車で、前者後者どちらに入る編成だったかは失念した。


15000系(浦安・2017.3.31)(i)

今年登場・15000系65Fが現れた。
前記事の最後に書いたとおり、13Fまで座席があった所が一部フリースペースに変わるなど、小さな変化が起きている。
文字が多い 各駅停車東葉勝田台 表示。なおこの日は雨。


15000系・05系ワイドドア車(浦安・2017.3.31)(i)

中野行快速が到着したあと「私の求める条件」の列車が到着。
フルカラー&白色LED表示器使用の津田沼行だ。



05系ワイドドア車(浦安・2017.3.31)(i)

実は朝、地元・原木中山駅で向かい側に来た各停津田沼行を眺めて気づいたのだが、これまで「JR線直通」と表示されていた交互表示に「総武」の文字が加わったのだ。
総武線直通(=津田沼行)は平日朝夕ラッシュ時しか記録できないので、気づいた日に早速撮れてよかった。次の各停で原木中山へ移動。



15000系(原木中山・2017.3.31)(i)

原木中山では乗ってきた列車を見送ってもう1つの条件「フルカラー&白色LED表示器使用の各駅停車」が来るのを待ったら、すぐ次に来てくれた。
撮ろう撮ろうと思って撮っていなかった「フルカラー各駅停車」の側面表示を記録したかったのだ。
浦安で65Fが時間調整で停車が延びたので、そのときに撮ればよかったと後悔していた。

「各駅停車」の文字は電球の行数が少々窮屈で、「駅」の字の最上1列は本来黒フチとなるところを白表示している。
これをナマで見ると「駅」の字は最上部が隠れてしまってるようにも見えるのだが、こうして写真にしてしまうと表示器の周りの黒がフチの代わりをしていて何もおかしくないから不思議だ。

隠れてしまっている…って何だ? と思った方は、是非東西線に赴いてナマで見てみてほしい。きっと解っていただけると思う。
なお、さらに本当のナマでの見え方を解説すると、「駅」の字の最上部は種別の青と文字の白の中間ぐらいの水色に見えるはずだ。とっても不思議なのだ。


追記

4月4日の写真を追加。


15000系(原木中山・2017.4.4)(i)

4月4日の帰りの列車は各停東葉勝田台行。
ダイヤ改正後、帰りの列車は茅場町でこの各停東葉勝田台行が前の各停西船橋行より空いていることが多く、よく西船橋行を見送ってまで乗っている。
側面の行先表示を撮る機会があってもスルーしてしまっていたが(大体下りる直前は寝ているので)、この日は思い出して撮った。
5文字の駅名は苦しい。「勝」のにくづきが細い線になってしまっているが、各文字の幅が変わるのはスタイルがよくないという考えから、こういう感じになったんだろう。

この狭苦しい「側面の東葉勝田台表示」は15000系登場当初から快速・通勤快速・東葉快速で見られたが、各駅停車の側面表示は行先のみを全体に渡って表示していたためさほど窮屈ではなかった。
正面は各駅停車の際は種別=カラー表示可能部分を使わずブラックアウトにしたまま行先だけ表示していたが、2012年半ばから正面も行先のみで全体に渡って表示する方法に変更になった。

実はそのタイミングでローマ字表記がこっそり変わっている。
それは東葉勝田台の「とうよう」の2つのOの上にあったバーが消えた点だ。
当ブログ右フレームから入れるアルバムの15000系のページにある古い時期の画像で確認していただきたい。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2017/03/12

17.3.6・3.12 銀と青の列車ちょこちょこ

今回は3月上旬のちょこちょこ撮ったネタ。


07系

3月6日の仕事帰り、茅場町から乗ったメトロ東西線の各駅停車は07系75F。
2月25日の記事で触れた「各駅停車の種別表示」がされていた。iPhoneで撮ってみる。


07系(原木中山・2017.3.6)(i)

地元駅で降りたところで側面表示を撮影。
これまでの感覚だと、オレンジで種別表示が入っていると快速と勘違いしてしまう。
緑で表示すれば…とも考えがちだが東西線には朝のB線のみで走る通勤快速があり、3色表示LED車の場合は緑表示が使われている。



07系(原木中山・2017.3.6)(i)

顔はホーム端ギリギリで「停」しか写らず。
その後動き出したところを連写(バーストというらしい)してみた。2枚目はその中の1枚。


07系(原木中山・2017.3.6)(i)

ほどなくB線にも07系72Fが種別表示を出して登場。
この後A線にもすぐ次の列車が来たが、東葉2000系で種別表示はなしだったため改札口へ下りた。
なお、この日の朝には行徳分室から出ようとしている05系17FのB修後でピカピカの姿を確認した。
(ここまでは一度2月25日の記事に追記したが、下に続くネタが加わったため新たな記事に収めた)

この後の日も通勤の往路復路とやたらと07系に乗る機会が続いた。
ドア内側には黄色の注意喚起ステッカーが貼られていたり、ドア上のLED表示器も新しい車内マナーの文言が流れてたりと、とにかく小さい変化がたくさん起きていた。


突然四国

3月12日。
仲間数人と香川へ非鉄旅行に行った際、旅館の至近に土讃線の踏切があり、出かける前の短い時間で撮影に赴いた。
琴平駅の近くである。



2000系特急「しまんと」(琴平—塩入・2017.3.12)

背後に見える琴平駅を9時ちょうどに出てきた特急「しまんと」。
赤青のカラーリングは2000系気動車の中でもN2000系と呼ばれるグループ。


2000系特急「しまんと」(琴平—塩入・2017.3.12)

2連特急のうしろの車両はNではない2000系。顔つきもカラーリングも違うので同じ系列とは思えない。
「しまんと」は高松—高知・中村間の特急列車。




1000形(琴平—塩入・2017.3.12)

琴平駅を9時6分に出発した阿波池田行普通列車。1000形は21m級両運転台車。
私のイメージでは正面の両側の窓のHゴムが黒の目立たないもの(そもそもHゴム支持であることも知らなかった)だったが、この車両は白Hゴムで目立つ。
56両が製造されたが、18両は1500形との併結改造を施し緑のカラーリングの1200形に変身している。

この区間は架線があるが、奥の「社員寮」の近くで架線は途切れている。実際は予讃線との分岐駅の多度津から琴平までが電化区間となっている。
高松からの列車のほか岡山発着の列車がある。また、東京発「サンライズ瀬戸」の延長運転も琴平まで行われることがある(一旦高松まで行ったあと再び予讃線を引き返し、宇多津を通りそのまま多度津へ進む)。

この後予讃線箕浦駅に隣接するうどん店に車で訪れたが、1時間に1回の列車がちょうど食事中に現れた。
事前に知っていればホームで待っていたのだが。
単線区間の交換駅であり、上下の列車が登場。高松方面行は赤帯の121系ワンマン改造車だった。




(箕浦・2017.3.12)

食後にかすめてきた箕浦駅。電化区間だが、北海道的なワム駅舎なのはびっくりした。
車で出発してから予讃線に沿って走っていると、8600系特急電車が脇を駆け抜けていった。写真で見るより走っている列車はカッコいい印象だった。

…撮りたかったな。なおこれが私のJR四国車初撮影であった。


15000系

香川からの帰路。高松から飛行機で羽田へ出て、空港からバスで妙典駅まで移動した。


15000系(妙典・2017.3.12)

正味の地元・原木中山駅へひと駅だけの利用だが、「各駅停車」表示のされた15000系57Fに当たった。
この編成にもドアに注意喚起の黄色いステッカーが付いたが、他社で見られるような上から下までフルで貼られたものではない。





15000系(原木中山・2017.3.12)

件の表示器は原木中山で撮影。2枚目以降はSモードで撮った写真で、鮮やかな青表示が表現できたと思う。
側面の表示は撮るチャンスがなかったが、「各駅」の文字は頭部が切れちゃってるようにも見える窮屈な処理がされている。


追記

写真はないが、3月16日朝に乗ったのは新たに加わった15000系64Fだった。
いつも乗る7号車の中野寄り端の海側の座席がなくなっていたので車号を見たら、15714だったのだ。
どんどん変化が続く東西線。あとは15000系増備で在来編成の離脱があるのかどうかだが…。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)