2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2021/10/30

21.10 小ネタ集(スマホ)

前回ひさびさのデジカメ記事だったが、今回はふたたびスマホ記事。


移った

10月半ばに職場が移転。豊洲まで通うこととなった。
メトロ東西線〜都営大江戸線〜メトロ有楽町線というめんどくさいUターンルートだ。


(豊洲・2021.10.18)(i)

メトロ有楽町線豊洲駅ホーム。
ご覧のように、間柱やホーム柵があるゾーンに板が敷かれている。
当駅は有楽町線の中間駅であるが、当初から2面4線設計で建設された。
外2線は本線。中2線は計画されていた分岐線を設けるためのもので、駅の開業時はレールは敷かれていなかった。
2013(平成25)年3月に当駅折返し列車を設けるためにレールが敷かれ、同12月にホームドアが設置されたが、ラッシュ時のホーム容量がパンク寸前になったため、2020(令和2)年3月に中2線は7年間で使用を止めて通路に転換された。
豊洲の再開発による発展は、有楽町線建設時の想像を超えているんだろう。

分岐線は豊洲から東西線東陽町を通り半蔵門線住吉に至るもので、住吉駅は2層建てだが同じく2面4線となっており、押上—住吉間は半蔵門線と共用、押上から半蔵門線は松戸、分岐線は野田市方面へさらに伸ばそうかという構想だった。
押上駅でも、2面4線の中2線が東武へ向かわない右カーブを描きながらちょっとだけ奥に続いているのを見ることができる。

東京メトロは自らが事業主体となって新路線の建設を行わない考えで、この分岐線(通称「豊住線」)や押上から東北へ延びる路線は動きがないままである。
正直私にとっては、今回の移転後の職場へは東陽町でのりかえられる豊住線があるとありがたかった。
東京オリンピック2020の招致が成功したとき、この路線の建設が噂されたり望まれたりしたもんだったが…。ただ、国土交通省内では構想されている路線の中では優先順位は上で扱われている。


トーマス

前述のとおり、大江戸線も通勤ルート。
門前仲町—月島の1駅間だけ乗り、月島—豊洲の有楽町線もまた1駅間と、朝はせわしない。
特に朝の門仲からの大江戸線はコロナ禍前の超絶ラッシュそのまんまという感じで嫌だ。



12-600形車内(月島・2021.10.20)(i)

帰宅時、何も知らず12-600形の列車に月島から乗り込むと、車端が『きかんしゃトーマス』の世界になっていた。唐突で驚いた。


(月島・2021.10.29)(i)

後日、その位置のホーム柵にこの表示があることに気づいた。
まぁそもそもどの路線でも最近の車両や更新を受けた車両は車椅子スペースやフリースペースというものを設けているが、そこをトーマス柄にしただけとも言える。
まぁ、足を組んでスマホをいじるサラリーマンがわざわざ選んで座るところではないよな。
12-600形のうち7編成が対象のようだ。12-000形に比べ、12-600形はドア脇の立ち席スペースが広いのでラッシュ時はありがたい。無論、その分で座席は減っている。


行徳分室

10月30日は朝から快晴で、自宅からウォーキング。
勢いで妙典橋を渡り、手持ちのiPhoneでいろいろ撮って回る。



05系・03系(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

江戸川に沿って広がるメトロ東西線の深川検車区行徳分室。
05系の隣に、東西線では見かけないアンテナを載っけた車両がいる。03系だ。
3年前の2018(平成30)年10月、日比谷線を引退した03系30Fの先頭車2両が突如出現した。
それ以来少しずつ増え続け、中間車を含むものなども現れた。
しかし、欲する所があるからこそレールの上に置いて保管している(おそらくたまにアントなんかで転がして台車が死なないようにしているはず)わけで、03系たちは次々と旅立っていった。




03系(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

妙典橋の歩道の分室上空部は柵が高く、その隙間からしか見下ろすことができない。
iPhoneのレンズで隙間から撮っているが、1枚目の両端は柵が見切れている。
今見える03系は、この先頭車ペア2組の4両のみとなった。手前…妙典橋寄りは34Fだ。



保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

妙典橋を渡りきって、分室西側の門から保線車両が見えた。
快晴の青空をバックにした青い車両が美しい。
クレーンが付いたモーターカーの前後にトロッコが1両ずつつながっている。


保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

分室の南側の「大奥」に行くと、こんどは黄色い保線車両が2組。
手前の車両は103系のようなブタ鼻ライトが左右に付いていて面白い。


保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

ここも柵が高くて撮りづらい。


保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

ツインブタ鼻は「電気5号車」との表記。運転台脇のメトロロゴの下に書いてある。


保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

うしろのトロッコにも小さな制御台が付いている。



保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

こちらは先ほどの青いのと同じ、クレーン付。
先頭は頭部が突き出たスタイルで、下方監視のためなんだろうか?
クレーンのある車両は「電気3号車」と書かれている。


保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

こちらのトロッコは全幅の制御台が付いている。



保線車両(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

高い土手から。
私が子供の頃は原木中山駅の安全側線に車庫があって、黄色い保線車両の顔が見えていたなぁ。


05系ワイドドア車・05系(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

同じく高い堤防から。
iPhone12 Pro Maxといえど、ズームでは粗くなる。


05系(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

手前にいるのは05系33F。


(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

土手を上流へ進んで歩道橋で回送線を跨ぎ、西側へ回った。
水色の台座が線路を挟んでいるのは、洗車機の跡だ。


(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

銀色に輝く水道設備が見える。
iPhoneのカメラレンズ位置とフェンスの網目の相性で、こっち向きで撮ろうとするとどうやっても網が入ってしまう。


05系・03系・05系ワイドドア車(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

左から05系33F、03系の先頭車2両、05系41F、05系ワイドドア車16F。


05系・03系・05系ワイドドア車(深川検車区行徳分室・2021.10.30)(i)

こちら向きの03系はどうやら35Fの模様。
原画拡大でもぼやけていて33か35かという写りだが、35の可能性が高い。

このあと妙典橋を再び渡って、自宅までひたすら歩いて帰った。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2021/10/11

21.10.11 ぐるり多摩西武・4/西武球場前・西所沢・所沢・東村山

西武球場前駅で赤電を待つ。



いまさら知ったこと


8500系(西武球場前)

山口線はV3編成がひとりでピストン運行中。




新101系(西武球場前)

高架で駆け上がってきた赤電。
思えば、前回このリバイバル赤電を撮ったのは3年前の多摩川線。
あの日は運用についておらず、走行している姿はきょうが初撮影。
このアングルは多摩川線にはない雰囲気だ。



新101系(西武球場前)

広い構内の駅の端っこに4連がちょこんと停まる。
編成は259Fで、多摩川線で撮ったのとは別の編成。



新101系(西武球場前)

車内は白デコラ・青モケットシートでかつてのイメージはなくなっている。
当初の黄色デコラ・茶モケットシートは8500系V3のカラーリングに近いイメージだったな。


新101系(西武球場前)

ドア上にはささやかなサイズの表示器が付いている。


新101系(西武球場前)

かぶりつきで出発。
狭山線は西所沢—西武球場前間4.2kmの短い路線で、全線単線。
唯一の途中駅の下山口が上下列車の行き違い地点となっている。
西武球場前駅の風景の通り、プロ野球開催がないと平日日中は利用者が少なく、下山口で交換した2063F8連が充当されているのはまことに非効率に感じた。
現在は存在しない新101系2連で十分な輸送量だ。



新101系(西所沢)

西所沢に到着。
3年前に気づかなかったが、幕部の赤は上にベージュを残した処理になっていることを知った。
701系から雨樋高さを上げた801系は当初赤電塗装で新製された。そしてこの新101系も801系から続く同じ雨樋スタイルである。
ネットで赤電時代の801系の写真を探すと、幕の赤は701系の幅に合わせてあり、まさに上の写真の通りの処理がなされていた。
このことについては全く知らず、雨樋まで赤だとばっかり思っていたので目からウロコだった。



メトロ10000系(西所沢)

池袋線の快速急行が現れた。Fライナーでもあり、フルカラーLEDの面目躍如な表示。
そういえば2日に東上線に乗った際に和光市で今年営業運転デビューの17000系を見たな。撮りたかったが。
池袋線に来ると車両のバラエティがぐんと増える。


6000系(西所沢)

所沢へ移動するため1番線に移動。2番線には6000系準急が現れた。
準急の通過区間は通り終えて、この駅の時点では各駅停車になっている。



30000系(西所沢)

私の乗る列車も準急。38807F。
赤電との並びは、黄電・青帯の2世代を飛び越えた塗色のコラボ。


30000系(西所沢)

38807車内。
これほど車外と車内のデザインが通じ合っている車両はなかなかないな。

次の所沢で新宿線にのりかえる。
池袋行先頭に乗って所沢で降りてそのまま反対側の新宿線のりばに進むと、西武新宿行の最後尾となる。
冒頭の路線図のとおり所沢では両線がX字に絡み合い、ホーム上では都心へ向かう方向が真逆になるのだ。


30000系(所沢)

新宿線の列車を迎える。また30000系か。38810F。


30000系(所沢)

ひもでカートをくくりつける荷物輸送。
当駅で積み込み。こんなことやってんだな。


30000系(東村山—所沢)

38810車内。
バケットシートは背もたれ上辺も1席1席のラインを作っている。


(東村山)

次の東村山で降りる。
高架化工事の関係で、西武園線と国分寺線が線路を分ける形になっている。



(東村山)

空を高架が塞ぎ始めている。
駅周辺の5箇所の踏切解消を目的とした高架化で、高架化後の駅は2面4線となるとのこと。



新2000系(東村山)

降りた目的はこの西武園線に新101系が入ってやしないかと思ったから。
…フツーの新2000系だった。


新2000系(東村山)

2519F4連。



新2000系(東村山)

2+8の10両編成の急行。先頭2連は2451F。


20000系(東村山)

20103F(ネットの編成表では池袋線所属となっている…)の急行で高田馬場へ。
ロングシートでそこそこ寝ながらだったが、やはり往路のレッドアローが断然ラクだったな。

高田馬場からはメトロ東西線で地元へ帰った。
同じくロングシートで座りっぱなし。途中爆睡したのだった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)