2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2019/12/07

19.12.7 あかくてまるいでんしゃにのる(スマホ)

今回は、当ブログでたまに登場する出かけついでのスマホ撮影短編。

この日は同じくたまに登場する池袋の呼吸器クリニックでの経過観察日。
メトロ東西線と丸ノ内線を大手町のりつぎで行くのだが、これまで丸ノ内線で新系列2000系に乗ることができていなかった。おそらく、ちょっとだけすれ違った程度だ。

それが、今回は狙わずして往路の大手町で当たった。


2000系(大手町)(i)

丸ノ内線ホームは数年前にリノベーションが済み。ホームドアも付いた。
これでホームも車両も雰囲気が変わったことになる。
画面右の柱に少し見えているが、昭和の古い時代からの「(サンケイ前)」という角丸長方形のプレートは引き続き使われている。


2000系(池袋)(i)

編成は2018年製となっている2002F。
2000系の営業運転開始は今年の2月23日だそうだ。



2000系(池袋)(i)

東京地下鉄道として銀座線開業から営団を経て東京メトロに至るまでの史上初の丸窓。
もちろん「丸ノ内」という語感に引っかけている。ホームから見ると残念ながらホームドアにかかってしまう。
そして優先席ステッカーが貼られているため、なんだか窮屈な感じ。
車内はピンク系の壁がやはり300〜900形を意識しているほか、ピンクの床やしずく型のつり手など新しい流れもできている。


2000系(池袋)(i)

外装は300〜900形で用いられた赤い車体と白帯+サインカーブをオマージュ。
白帯+サインカーブはそのままだとホームドアで隠れてしまうので、幕板部に回されている。
銀座線1000系同様、側面行先表示器も当該路線では初めて設けられている。



2000系(池袋)(i)

顔も丸い。なんだかネコっぽくも見える。
10000系で旧形車両のオマージュとして用いられた鍵穴形のライトケースは丸ノ内線の車両で生まれたもの。当然2000系にも用いられている。
なお銀座線1000系は創業時の東京地下鉄道1000形の数字を引き継いでいるが、2000という数字も銀座線の車両で使われたものだ。
当初から丸ノ内線用に造られた昭和の赤い電車は300・400・500・900形とすべて3ケタ形式だった。
今回の丸ノ内線の新系列については、銀座線の01系→1000系という流れに沿って、02系→2000系という付番となった。
メトロで歴史上1番最初に開業したのが銀座線、2番目が丸ノ内線であることからも、銀座線が1・丸ノ内線が2というイメージは合っている。
ただし東京の地下鉄として振られた番号は、1号線が都営浅草線、2号線が日比谷線、3号線が銀座線、4号線が丸ノ内線となっている。


2000系(池袋)(i)

終端部の先は通路になっており、こうして正面アングルも撮れる。
ただiPhoneはズームが利くものの画質は粗くなるので、こんな仕上がりに。

今回は以上でおしまい。
…あ、そういえば東西線もひさびさに茅場町以西に踏み入れたけど、日本橋がいつの間にかホームドアが稼働していて驚いたな。
ふだん通勤で乗っている茅場町以東は茅場町・木場・南砂町で大規模改良工事が進んでいるが、ホームドアは妙典で過去にテストが行われたっきりまったく動きがない状態だ。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)