2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2023/11/04

23.11.4 下赤塚は上にある・下(スマホ)

食後、帰路に就くためメトロへ。

下赤塚駅の南100mほど、川越街道の直下の東京メトロの地下鉄赤塚駅に入る。
池袋から距離を空けていた東武東上線とメトロ有楽町・副都心線はこの赤塚で一気に距離が縮まり、和光市までの2駅間は両者が並行する。

有楽町線としての新規開業時、地下鉄赤塚は「営団赤塚」、次の東上線成増駅に近い地下鉄成増駅は「営団成増」という駅名だった。
民営化で東京地下鉄(愛称が東京メトロ)となった際に、両駅の“営団”が“地下鉄”に替わったのだ。

2021年度の乗降人員を見ると、成増ペアは東武が少し多いが拮抗、赤塚ペアは地下鉄赤塚が下赤塚の3倍弱と差を付けている。
東武の成増は準急・急行停車駅で、それに乗れば次は池袋(ただし2023年3月のダイヤ改正より準急停車駅に上板橋が追加された)という速達性があるが、東上線は池袋で終わり。そこから他へ行く場合、メトロで行ける方向へははじめからメトロに乗る方が効率がいい。
普通しか停まらない下赤塚が地下鉄赤塚に差をつけられるのは道理である。
なお地下鉄成増・地下鉄赤塚とも副都心線急行は通過、同通勤急行は停車する。

興味深いのは運賃。駅すぱあとによれば、成増—東武池袋270円、下赤塚—東武池袋と地下鉄成増・地下鉄赤塚—メトロ池袋は210円となっている。
ICカードでの金額は微妙に違うだろうが、運賃だけなら成増地区から池袋に出るだけならメトロが60円安いわけだ。
定期券がない利用者の場合、速さ、安さ、池袋も含めた駅の使い勝手などで選ぶことになる。


華電

有楽町線列車で飯田橋経由で帰ろうと思っていたが、最初に来たのは東急車。



東急5050系(地下鉄赤塚)(i)

見ての通りホームの中腹で待っていたのだが…湘南台行か。
相鉄直通が始まってから、その列車が通る駅に来たのは初めて。
やっぱり、次はどの会社の列車が来るのか? という観察欲が出てしまう。

ホーム端に行って観察しますか。
特に根拠もなく和光市方の端っこへ立つ。


17000系(地下鉄赤塚)(i)

ついに17000系を撮った。通勤で月島—豊洲の1駅間だけで何度も乗ってはいるけど、撮ってはいなかったのだ。
7000系は千代田線6000系との兄弟関係だったが、17000系は半蔵門線18000系との兄弟関係となる。
17000系は7000系を置き替え、すでに予定数の製造が完了している。


西武40000系(地下鉄赤塚)(i)

B線には西武40000系。
やっぱり地上の地味な東上線池袋口とは違って、華やかだ。


10000系(地下鉄赤塚)(i)

お次は自社車両。10000系は3色表示LEDで登場した。


東武9050系(地下鉄赤塚)(i)

直通各社で優等列車として走る「Fライナー」の急行が通過。写真は無理に修正して載せている。
東上線の車両だが、この地の地上も地下も走っているわけだ。
この後B線もメトロ10000系トップナンバーのFライナーが来たが、もっとブレてダメだった。


10000系(地下鉄赤塚)(i)

こちらはフルカラー&白色に交換された編成。帯カスレが気になるな。



横浜高速Y500系(地下鉄赤塚)(i)

またまた画変わり。東京を横浜DeNAベイスターズ編成が走る。
種別表示だけフルカラーになってるのか。ヘンなの。


東急5050系(地下鉄赤塚)(i)

「5050系」だが、10連口は4000番台の車号。


東武9050系(地下鉄赤塚)(i)

何と、2本しかない9050系を短時間にまとめて撮れた。


17000系(地下鉄赤塚)(i)

10000系がすべて10連で新製された(第1〜5編成は8連化可能)のに対し、17000系はこの編成のように8連での新製もあり、車号下2ケタが81以降になっている。
17000系は10連6本、8連15本と8連のほうが多い。
必要な8連を17000系で用意したことで、10000系の8連運転は17000系8連が検査などで不足した場合のみのレアケースとなる。
私は10000系がフライングで東横線を走り、高架の渋谷駅に現れた日に撮っているようだ。…もう11年前か。


相鉄20000系(地下鉄赤塚)(i)

憧れの相鉄車登場。これに小竹向原まで乗っていこう。



相鉄20000系車内(地下鉄赤塚—平和台)(i)

東横線内は急行。湘南台まで通過駅は5駅のみ。
平和台、氷川台、湘南台と続いてもおかしくない駅名だな。


相鉄20000系車内(地下鉄赤塚—平和台)(i)

ドア開閉ボタンがある。ワンマン運転用ではなく、長時間停車時の冷暖房効果キープ用。
東京の地下鉄路線にこのボタンがある車両が入ったのはこれが初めてでは?と思ったが、西武40000系が先だった。


相鉄20000系車内(地下鉄赤塚—平和台)(i)

車内の雰囲気は昨年湘南新宿ラインで乗った12000系と同じ。


相鉄20000系(小竹向原)(i)

私は有楽町線へ進むため、有楽町線と線路を共用してきた副都心線が別線となるここでお別れ。
東横線直通系統の全社の車両が記録できた。田園調布から先はメトロ南北線、埼玉高速、都営三田線、東急目黒線の車両と、相鉄の目黒線直通用21000系(20000系の8連版で大差なし)なども絡む。


西武40000系(小竹向原)(i)

こちらも東急直通列車。運転台越しに件のドア開閉ボタンが見える。
なお西武・相鉄同士の直通設定はない。

このあとやって来た新木場行(たしかメトロ10000系)で飯田橋へ出て、東西線で帰宅した。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

23.11.4 下赤塚は上にある・上(スマホ)

この日は恒例の池袋の通院。
そのついでで、最近知った下赤塚駅前の飲食店に行くことにした。

通院を終えて10時半前ぐらいに東武東上線池袋駅に入ると、早朝東松山—森林公園で信号確認があったためダイヤが乱れてるようだ。
ただ列車は動いている。下赤塚に行くだけだし、開店時刻までだいぶあるので何ら問題ない。


地味電

普通川越市行で駅間停止するようなこともなく進み、下赤塚に到着。初めて降りた。



30000系(下赤塚)(i)

乗ってきた列車。
そのまま下りホーム寄居方先端に進み、時間つなぎで列車撮影をしていこう。
お目当ての車両は特にはない…というか、浮かばない。ここはメトロからの乗り入れ車は来ず、車両の華やかさはあまりない区間だ。


30000系(下赤塚)(i)

ほら、また30000系。当駅は急行は通過。



50000系(下赤塚)(i)

ようやく来た順光アングルの上りは51002Fの急行。
51002Fは51001Fの顔に加えた非常扉の処理の都合から、ライトケースを下辺両角に固めた51001Fから早速顔が変わってしまった。
以降51002Fの顔が50000系列の標準形となり、51001Fの顔は唯一無二となった。




10030系+10050系(下赤塚)(i)

普通志木行。
正式に言えば10000系10030型と10030型50番台の6+4の編成。事実上固定編成となっている。



30000系(下赤塚)(i)

東武本線で半直用に残っていた10両編成2本の転属が2021(令和3)年9月までに終わり、30000系はすべて東上線に集結した。
入れ替わりで東上線から50000系が2本、半直用に整備され転属した。



10030系(下赤塚)(i)

出場するため、池袋方端っこ近くの改札まで移動…の間に到着した列車。
池袋方がカーブアングルで、一応ズームで撮ったが、粗い。
デジカメだったらバッチリ撮れたのだが。iPhone撮影なのでね。


10030系(下赤塚)(i)

続いてやって来た準急が通過。当駅には優等列車は一切停まらない。


10030系(下赤塚)(i)

出場後、踏切から。10030系10連トップナンバー編成。
池袋—和光市間は全列車10両編成というのがすごい。



30000系(下赤塚)(i)

この31606F+31406Fが長らく半直用に残った2本のうちの1本で、2020(令和2)年に東上線に転属した。
最後に転属したのは31609F+31409Fだ。

食前の撮影ははこれで切り上げ。
ほぼエンジ帯の車両ばかりだったが、9000系9000型や10000系10000型といったコルゲート車体の車両には会えなかったな。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2023/10/27

23.10.17・27 黄色い奴(スマホ)

10月1日より、西武6000系6117Fが黄帯化された。
西武有楽町線開通40周年記念で、1年程度継続される予定のようだ。

そもそも西武6000系が黄帯になったことはなく(逆に言えば、西武通勤車は6000系から黄色をやめた)、あくまで営団7000系のオマージュである。
正面のくの字成形やオフセット貫通路、助士側おでこの表示機等、西武6000系は営団7000系に似ていないことはない。

西武有楽町線は営団有楽町線の小竹向原から分岐し西武池袋線の練馬へつなぐ全3駅のフィーダー路線として造られたが、開業時は現在中間駅の新桜台までの1駅間のみで、練馬へは達していなかった。
当時は営団有楽町線の列車の一部が新桜台行として事実上片乗り入れして運行されていた。
線路のつながっていない西武の車両は用意されず、営団7000系1本を西武に貸し出す形が取られていた。ただし編成の指定はなく、編成1本分の使用料を払っていた。
それにしても「西武有楽町線」という名前もどうかと思う。13年前の記事にダジャレも含めて書いたが「練馬線」でよくないか?


10/17

朝の通勤時、のりかえの月島駅で私が乗るのと反対側の列車がやってくる際、何となく「黄帯が来ないかな」と注目していたら…


西武6000系(月島・2023.10.17)(i)

ほんとに来まして、鳥肌(゚Д゚)
いつも見ていたわけではないのだ。


10000系(豊洲・2023.10.17)(i)

同日の仕事帰り、最寄りの豊洲で黄帯編成を待ってみよう、と。まったく運用は把握していない。
最初に来た川越市行は西武車は入らないのでハズレなのはわかっていた。
実は通勤で使っておきながら、未だ17000系を撮っていないのもあるので、その期待もしたのだが。


10000系(豊洲・2023.10.17)(i)

期待した石神井公園行もまた10000系。


東武10000系(豊洲・2023.10.17)(i)

これも東武直通なのでわかっていたが、仕事終わりで腹が減っているのでとっとと撤収。
東武9000系も永らく使ってるな。東急8500系が消えても、この系統では未だコルゲート車体が都心を貫いて走っている。


10/27

ある朝ふと思い立ち、前回と同じ朝の池袋行をホーム先端で待ち構えてみた。



西武6000系(月島・2023.10.27)(i)

ほんとに来まして。鳥肌(゚Д゚)
この朝の運行が相性がいいようだ。
いまは説明書きなしで黄帯になっているが、今後HMが付けられるそう。素顔を撮れてよかったな。


西武6000系(月島・2023.10.27)(i)

正面はバカ殿化されているが、側面はステンレス地肌。
こうして流すと、中央・総武緩行の205系にしか見えないな。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2023/10/14

23.10.14 さぬき鉄2023・4/仏生山

仏生山駅観察のラスト。


カラフル仏生山

駅にも変化が起きている。


(仏生山)

4年前は小さなロータリーになっていた駅舎前のスペースは、駐輪場に変身した。
5年前に西口が開設され、広さも多少余裕のあるロータリーが設置されたためと思われる。つまり4年前当時はロータリーは併存していたのだ。


1080形(仏生山)

高松築港から1081Fが戻ってきた。
復刻ファンタンゴレッドの編成も撮りたいのだが、今のところ現れていない。





600形+1200形(仏生山)

601Fが動いた。左に隠れていた1215Fを後ろにつないだようだ。


600形+1200形(仏生山)

1番のりばから観察。600形同士で組んで欲しかったなぁ。
120号同様、600形のうち琴平線と長尾線の600形はドアにステップが付いている。続く1200形との車体幅の違いは見ての通り。
志度線の600形は車両限界が狭い路線のためステップは付いていない。


600形+1200形(仏生山)

ことちゃんの座席定員告知ステッカー。


600形+1200形(仏生山)

志度線に続いて長尾線も今年3月からワンマン運行が開始された。
ワンマン表示を方向幕に収めた志度線と異なり、長尾線600形はステッカー表示。英語ではOne Manとは書かないんだな。
先ほどのリンクの記事のとおり、志度線は平日の朝1往復だけ800台をつないだツーマンの3両編成運行が残っており、ステッカーで「ワンマン」を常時表示することができない。




600形・1080形(仏生山)

お待ちかねの復刻ファンタンゴ塗装・1087Fが現れた。琴平から来たんだろう。
これは1080形が琴電に来た当時の全線の標準塗装で、現在の志度線(サーモンピンクとフレッシュホワイト)とは異なる。
23号の最後の塗装やデカ1はこのファンタンゴレッドとオパールホワイト(120号の上半分と同じ)なのだ。

レッドの呼び方は、往時は「ファンタゴン」という誤った覚え方が広まっていたが、ことでんの公式SNS上ではこの塗装の復活の際は正しい「ファンタンゴ」で通している。
(ただし23号が茶色から赤になったときの公式サイトでは…


600形+1200形(仏生山)

エメラルドグリーンとフレッシュホワイトの長尾線車両が本線へ出てきた。


600形+1200形(仏生山)

前の記事の1103F同様、黄色の600形と並んだあとスイッチバックで上り本線へ。
左右の障害物が気になり、連写せず1枚だけで止めてしまったのが惜しかった。


600形+1200形(仏生山)

1200形のワンマン表示は京急時代に運行番号が出ていた部分を使用。
三木町HMは前後でデザインが異なるようだ。




600形+1200形(仏生山)

異種連結の4両編成は長尾線に還ります。
長尾線の営業列車は2連のみなので、緑の4両編成はこの仏生山の回送列車のみでの姿。




1200形・600形(仏生山)

琴平線はコーンイエローとフレッシュホワイト。




1080形・1100形・1200形(仏生山)

3番のりばの隣の線に移っていた1091Fがまた築港方に引上げ、スイッチバックで入った先は、私が来たときに居た元の線路。
ただし1103Fが奥に入ったので、手前にとどまった。めんどくさい入換をやってますな。


600形(仏生山)

仲間たちに抜け駆けされた613F。彼の本来の定位置は瓦町のお庭だ。




1200形(仏生山)

さっきの長尾線回送も1枚目ぐらいの感じで撮りたかったな。
1203Fは先ほど長尾線回送と並んだ編成。2つ先の一宮で折り返してきたが、たった9分しか経っていない。一宮では死ぬほど素早く折り返すので、乗務員もバタバタする姿が見られる。



1200形(仏生山)

こんぴらさんが2番のりばに再登場。
先ほどは例の一宮止まりだったので、そこからすぐ戻ってきて、築港から再度ここに来た。
私もそれだけダラダラここに居るのだ。



1100形(仏生山)

1101Fは本日初遭遇。
京王での中間車(デハ)に運転台を取り付けたタイプだ。




1080形・600形(仏生山)

ファンタンゴレッドが築港から戻ってきた。3色並びは楽しいな。
1087Fのこの塗装は、ことでんの前身の東讃電軌が今橋—志度間を開業してから111周年の記念企画として昨年9月に施された。
1年が経過していい感じにくたびれてきて、リアル感が増したと言えよう。

この編成の到着を以て、仏生山駅観察終了。
今回の旅の記事もこれでおしまい。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)