2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2019/07/13

19.7.13 さぬき鉄2019・1/高松

2ヶ月ぶりの記事は、昨年に続いての香川県詣で。
非鉄の用事を軸に、15日月曜までの海の日三連休を旅した。
なお、非鉄の用事についてはこのブログのテーマからは離れるので今年も触れない。
触れ始めたらキリがなくなるので。

7月12日の夜に東京を夜行バスで出て、高松駅バスターミナルに着いたのは13日の朝7時すぎ。
寝台特急「サンライズ瀬戸」がもうすぐやって来る。
ひとまずこの後の予定は路線バスでの市内移動のため、入場券を買って高松駅に入った。


いきなりピンク

まず目に付いたのは留置線の車両であるが、ひとまず目の前の車両を。


2000系特急「しまんと」(高松)

ファーストショットは高知特急「しまんと3号」。
高松発の「しまんと」は朝3本、夕2本の5本が設定されている。
水色帯のノーマル2000系で揃った清流・四万十を思わせるすがすがしい編成。
おととし3月昨年のこの旅2日目に見かけた「しまんと」はN2000系と1両ずつの2連だった。
同じく昨年のこの旅の3日目は今回と同じ清流2連だったが、なんとその日と本日、そしておととし3月の高松方の車両はすべて2123という腐れ縁だ。
本日の高知方の車両は撮らないうちに出発してしまったので不明。


113系(高松)

さて、件の留置車両がこの113系。
JR四国の113系は3月のダイヤ改正を以て定期運用を失った。JR東日本からの譲受車を改造した4連3本のみの小世帯であったが、黄色の第3編成はすでに昨年3月で廃車、水色の第1編成も3月16日のダイヤ改正当日に多度津工場へ廃車回送された。
このピンクの第2編成は昨年3日目に運用中の姿を当駅で撮ったが、今年3月のダイヤ改正後にこの位置に留置され、その後ずっとそのままになっているようだ。

昨年は手前の9番のりばに停車していて足回りを撮れなかったので、今回はその9番のりばから1両ずつ記録。


113系(高松)

クハ112-2。高松方制御車。
顔は宍戸錠化をはじめかなりの整形手術がなされた。


113系(高松)

モハ112-2。パンタ付電動車。
昨年の記事に車内の写真を載せたが、松山方に乗務員ブースが付いており、その扉があるため一見運転台付車両にも見える。
乗務員室は無人駅での集札作業が柔軟にできるように設けられたものだ。


113系(高松)

モハ113-2。パンタなし電動車。
モハには側面方向幕はない。また通風器撤去や車端の側窓の固定化などであっさりした印象。



113系(高松)

クハ113-2。松山方制御車。
塗装の剥げが目立つ。編成を通じて、カーテンはすべて下ろされている。
113系のクハといえば「クハ111」が普通だが、四国の車両は電動車と同じ「113・112」が使われ、車番はモハも含め1から振り直されている。



予讃線7200系+7000系(高松)

113系観察中に接近放送の『瀬戸の花嫁』が流れ、8番線に普通列車が到着。
7200系と7000系はラインカラーが合わないが併結運用がある。
昨年見た併結編成たちは常に7000系が松山方に付いていたが、この列車は高松方に付いていて自分の中では新鮮。


113系(高松)

ほか2本が去った中、この第2編成だけ留置しているのは何か考えがあるのだろうか?

近づいているサンライズが何番線に入るのかはわからず、ひとまず慌てないことにした。
あしたもこの時間に来ようと思えば来られるので、ホーム端から迎えるのならまたあした挑めばよい。
高松駅は頭端式の櫛形ホーム。跨線橋や地下道は一切なく、櫛の根元の改札側でしかホーム同士の移動ができないのだ。



285系寝台特急「サンライズ瀬戸」(高松)

…ということで、サンライズは5番線に入ったのでした。





8000系特急「いしづち」(高松)

サンライズは乗ってきた人たちの撮影会が始まっているので、6番線の松山特急「いしづち」を撮る。
岡山発着の「しおかぜ」との併結運転を行う「いしづち」は高松口ではS編成3連の姿で走る。
松山方に「しおかぜ」のL編成5連をつなぐと両先頭車が流線型で揃うのだ。
S編成単独での見た目はとても中途半端。




285系寝台特急「サンライズ瀬戸」(高松)

3年前のGWの田町以来の撮影。
その田町が285系初撮影だったので、駅で停まっている姿を撮るのは初めて。




285系寝台特急「サンライズ瀬戸」(高松)

基本は東京—高松間の運転であるが、観光シーズンはさらに高松から坂出まで来た道を戻り、琴平まで延長運転するのが恒例となっている。
本当は夜行バスなんかではなくこの列車で来たかったのだが、海の日三連休前夜発となると発売日に「10時打ち」をしてもらった上で運が良くないとまず獲れないようなので、今回は回避した。
発売日に休みを取れなそうだったというのも理由の一つ。


223系+5000系快速「マリンライナー」(高松)

4番線にマリンライナーが入線。サンライズが隠れる。


285系寝台特急「サンライズ瀬戸」・223系+5000系快速「マリンライナー」(高松)

岡山方はご覧のようにサンライズの方が偉そうだ。



285系寝台特急「サンライズ瀬戸」(高松)

113系と絡めて撮る。
昨年も予讃線車内から高松運転所で休むこの2系列を1フレームに収めている


高徳線1200形+1500形(高松)

高徳線の普通列車が到着。


223系+5000系快速「マリンライナー」(高松)

マリンライナー専門と言っていい使われ方だが、関西のと同じ帯色というのは工夫がない。



223系+5000系快速「マリンライナー」・285系寝台特急「サンライズ瀬戸」(高松)

高松方では2階建て車両同士の並びでマリンライナーも対等の威容。両車なかなかの腰高感。
マリンライナーのHMは『瀬戸内国際芸術祭』のもの。3年に1度開催される「トリエンナーレ」だ。
瀬戸内の島や沿岸に芸術作品が点在している。宇野みなと線の駅も「作品」として、ヘンテコなことなっている。


8000系特急「いしづち」(高松)

2本の「いしづち」が並んだ。左がこれから出発の1号、右は到着した4号。
正面帯色が違うのは日当たりの差だけ。


予讃線7200系+7000系(高松)

先ほど撮った編成は折返し観音寺行に。
「かんのんじ」ではなく「かんおんじ」のため、ローマ字は「KAN-ONJI」とハイフンで割って書かれている。



285系寝台特急「サンライズ瀬戸」・223系+5000系快速「マリンライナー」(高松)

昨年訪れたときは豪雨の影響で運休だった「サンライズ瀬戸」。
高松駅でのフルカラー発車予告表示も今回初めて見られた。
いまや全国でも「寝台特急」はこのサンライズ285系を用いた列車のみになった。



高徳線1200形+1500形(高松)

1200形は1000形を1500形と併結運用できるよう改造したもの。
1000形時代の水色帯から1500形に合わせた緑系に変身している。


高徳線1200形+1500形(高松)

高徳線は1〜4番線。普通列車はおもに1〜3番線からの発車。
2番線は1番線の先にある切り欠きホームで短編成の入線に限られる。



予讃線7200系(高松)

121系をVVVF化した7200系を2本つなげた4両編成。121系〜7200系はすべて2連で造られた。
昨年来訪時は高松運転所に3編成が121系のまま残っている姿を見たが、今年2月のR2編成を最後に7200系化改造は完了。121系は消滅した。


223系+5000系快速「マリンライナー」(高松)

2階建ての5100形(クロハに当たる)は昨年も全車がこの電車急行形HM(瀬戸大橋開通30周年)を付けた姿だった。
すっぴんは今年もおあずけか?(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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