2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2018/07/21

18.7.17 さぬき鉄・9/栗林公園北口・高松

香川3日目。
本日は海の日の三連休明けの火曜・平日である。
自身は有給休暇を取っており、この日に地元・千葉へ帰る。

宿のチェックアウトは11時まで。
前2日の猛暑の中の歩行・自転車走行量はなかなかであり疲労は溜まっているが、非鉄の用事については朝から昼までの時間で消化していくため7時台にチェックアウトとなった。


ピンクの宍戸錠

早速非鉄の用事を1軒済ませて、前日同様、赤い鳥居が目印の栗林公園北口駅へ向かう。


(栗林公園北口)

前日より手前の位置からのアングル。住宅街の街路であるが、参道でもあるようだ。
香西駅までのきっぷを買いホームへ上がると、ほどなくして下り列車が現れた。



高徳線1500形(栗林公園北口)

カタカナ駅のオレンジタウン行が撮れた。
オレンジタウン駅は志度の次の駅で、よんてつ不動産というJR四国の関連会社が開発する住宅団地だそう。
同駅には特急も数本停まったり、こうして始発・終着列車の設定もあるものの、乗降客数は100人台/日と少ない。
1553は4次車。



高徳線1500形(栗林公園北口)

後追い。うしろに付いていたのは前日夕方に高松2番線で撮った5次車・1560。




高徳線1200形+1500形(栗林公園北口)

私が乗る列車は堂々の4連でカーブを進んで来た。カッコいいね。
1200形は、1000形を1500形と併結運転できるように改造した形式。56両造られた1000形から18両が改造された。
連結器を交換、ドアは半自動時にボタン開閉可能に変更、カラーリングも変更し1500形に寄せている。
この列車はまさに1200形の真骨頂ともいえる編成だ。


高徳線1200形+1500形(栗林公園北口)

1200形の車両番号は1000形時代の番号に200を足している。
種車は連番でチョイスされてはいないため、同じく番号も連番とはなっていない。
こちらの1232は正面の窓が黒Hゴムで、先頭の1246とは趣が異なる。
この写真のあと列車から大量の高校生が下りてきてびっくりした。最寄りの学校の通学生だ。平日であることを思い出した。

高徳線は栗林駅から高松駅まで高松市中心街を大回りする線形で進んでいる。
さぬき鉄・6」に書いたように、国鉄末期までこの大回り区間に途中駅がなかった。
乗った列車では次の昭和町でも通勤客が結構下りていた。

四国では予讃線(伊予と讃岐)、土讃線(土佐と讃岐)、予土線(伊予と土佐)があるが、なぜかこの路線は「阿讃線」ではないのが面白い。
そういえば瀬戸大橋を通る路線も本四備讃線が正式名称だったなぁ。

高松駅に到着。ををっ、アイツがいるじゃないか!


予讃線113系快速「サンポート」(高松)

113系見参。
JR四国黎明期は車齢が高い111系をもってきて4連で走らせていたが、その跡継ぎともいえるのがこの113系。
3編成がJR東日本から譲渡され、ご覧のように派手な塗装&宍戸錠化されて使われている。
N2000系、1500形7次車などとともに、JR四国はほっぺを膨らませるアレンジがお得意なのだ。
車号は1番からに再付番されており、クハの数字も111ではなく「クハ113」「クハ112」が用いられていて、ピンクのこの編成は4両とも番号は-2となっている。


予讃線113系(高松)

車内は転換クロスシートに改造されており、JR西日本風。



予讃線113系(高松)

車掌がホーム集札を行う駅が多いため、中間車にも乗務員ブースが付けられている。
私が乗った高徳線の列車も、栗林公園北口到着時に最後尾にいた車掌は発車時には別の車両の乗務員室に入った。


予讃線113系(高松)

車端部の窓は固定化。


予讃線113系(高松)

パノラミックウィンドウが1枚ガラスになっているのもJR西っぽい。
正面方向幕はなぜかヘッドライトケースに転換され、貫通扉の窓下に小さめの方向幕が新設されている。
不思議すぎる。




予讃線113系(高松)

幕回し。連写した中には他に伊予北条、今治、川之江、観音寺、琴平、多度津、坂出、岡山、普通、快速なんかが写っているが、ズレが大きくなかった3つをアップ。


予讃線113系(高松)

ということで、回送となっておうちへ帰るそうです。
113系のあと2編成は水色+緑、黄色+オレンジだが、後者は今年3月に残念ながら廃車になったそうだ。


8000系(高松)

本日もお決まりの場所に8000系L編成。
ロング(5両)のL編成にショート(3両)のS編成と、とってもわかりやすい。


(高松)

L編成がいる線路脇の終端側にはこんな看板。
瀬戸大橋は在来線と新幹線、それぞれを複線として4線が通せる構造になっている。
徳島と淡路島を結ぶ大鳴門橋も道路の下に鉄道用のスペースがあるが単線までしか設けられない重量基準になっており、淡路島の北側の明石海峡大橋は架橋そのものがハードルの高いものだったため、そこに列車を通す要素までを盛り込むことはできなかったようだ。





2000系特急「しまんと」(高松)

キレイにノーマル車で揃った「しまんと5号」。
前日も昨年3月も、撮ったのはノーマル車とN2000の2連だったのだ。
その昨年3月に琴平駅付近で撮ったときに高松方に付いていたのは写真の2123だった。また会いましたな。



高徳線1200形(高松)

先ほど乗ってきた列車の先頭だった1246はワンマン表示が出て引田行となっていた。


高徳線1500形(高松)

徳島方3両は入庫。
顔を出した1505は1次車で、おでこに方向幕がないのが最大の特徴。1次車の顔はこの1枚が初記録なので、1番線に戻ってきて正解だった。



予讃線7200系快速「サンポート南風リレー号」(高松)

折返しで快速となった7200系。
伊予西条行を掲示したが、前日同様、豪雨による線路不通で運転は本山までだ。



予讃線7000系(高松)

7000系3両編成。
島根の一畑電車に子孫ともいえる7000系が2016(平成28)年に登場している。
一畑7000系は車体がJR四国7000系、走行システムはJR西日本225系ベースという新造車両。
こちらの7000系登場は1990(平成2)年であり、一畑は26年前の車体設計を活用したわけだ。
一畑は大手私鉄のお古使用が定番だったため新車投入は86年ぶりだそうで、そこに26年前の車体なんてのは大した話ではないのかもしれない。
ただし一畑7000系の車体はツライチでビードはなく、ライトは225系1次車形、中央ドアは設置準備工事にとどまっている。
車内のロング・クロスシートの千鳥配置はこちらの7000系と同スタイルだ。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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