2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2018/09/29

18.9.16 信越“&”ルート・04/新潟駅・新津駅

引き続き、新潟駅。




線対称

115系3編成3カラーを収め、次のターゲットは別の国鉄形。
3・4番ホームの東端に立つ。



E129系(新潟)

2番線からB7編成の白新(はくしん)線豊栄(とよさか)行が出発。ピンク色の路線表示。
この列車は長岡から信越線451Mで来て、この新潟でスイッチバックして白新線667Mとなる。 

白新線…いままで何とも思わなかったが、新潟と新発田(しばた)を結ぶ路線なのになぜ「白」が入るのか不思議だ。
これは、越後線で新潟の隣駅である白山と新発田を結ぶ路線として計画されたからだそうだ。詳細は詳しいサイトに譲ろう。
豊栄は白新線の真ん中辺りの駅で、新潟と同駅との間を結ぶ列車が多く設定されている。


E653系特急「いなほ」(新潟)

115系の越後線柏崎行が出発し「いなほ」の編成写真が撮れるようになった。U101編成。



E129系(新潟)

信越線新津行。水色の路線表示だ。直江津方A30、新潟方A19編成。
新潟・新津・新発田と「新」ばかりの3駅を信越線・羽越線・白新線がトライアングルで結んでいる。





キハ40系(新潟)

お目当ての気動車列車が到着。
車両は何が来るのか知らなかったが、楽しいキハ40系4両編成であった。



キハ40系(新潟)

新津運輸区のキハ40系は幕部が赤い「新潟色」と、115系と共通デザインの窓回りが紺の「旧新潟色」がある。
この列車では新潟色がキハ40で編成両端、旧新潟色がキハ47で編成中間という線対称編成になっている。
両形式とも両塗色の車両が存在するようだ。旧新潟色の顔も撮りたかったな。



E653系特急「いなほ」(新潟)

気動車列車が入線したところで「いなほ9号」が出発。


E129系(新潟)

気動車列車は信越線長岡行A24編成に隠れてしまった。この列車が動くまで待つ。



E129系(新潟)

村上からの白新線B13編成が5番線に入線。



キハ40系(新潟)

この列車は新津から磐越西線に入る。キハ40系だと、ハイフンはいらないはずなんだが。




キハ40系(新潟)

惜しくも中間に閉じ込められた旧新潟色のキハ47×2両。1521が新津寄りの車両。



キハ40系(新潟)

馬下は新津から6つ目の駅。新潟発馬下行は1日に2本設定がある。


(新潟)

気動車列車に乗るため2番線に移動。コンコースではこんな表示。
「ました」だとばかり思ってましたが、「まおろし」だったのか。


キハ40系(新潟)

助士側窓にデフロスタ。その下のジャンパ栓用のくぼみはフタがされている。



キハ40系(新潟)

115系には付けられなかったドア開閉ボタンが備わっている。「まだまだ使う」という意思表示とも捉えられる。



キハ40系(新潟)

キハ47 1519車内。国鉄らしいボックスシートが健在だ。新津寄りの1521も同じ。


キハ40系(新潟)

キハ40 585は超ロングシート。新津寄りの587も一緒。
両開きドアのキハ47の車内こそこっちっぽいが、あべこべである。
新津運輸区のキハ40系のうち、超ロングシートなのは今回の2両の間の番号のキハ40 586も含めた3両のみだそうだ。


キハ40系(新潟)

キハ47 1519の14Aに着席。新津へ向かう。


SではなくD

新幹線で来たので、これが新潟の在来線初乗車。キハ40系に乗ったのは12年前の山口線以来2度目だ。
14Aは進行方向左側。3つ前の写真の通り窓下の足元はステンレスのカバーが付いた出っ張りがレール方向に続いており、おのずと左膝が上がる。キハ40系を知っている方にしてみれば当たり前なのだろうか?
山口線で乗ったときはロングシートに座ったのであった。

上沼垂(かみぬったり)信号場から新潟車両センターが始まる。
座った側はちょうどセンターを眺められる側だった。E129系をはじめ、E653系や新津で造られた山手線用E235系の姿も見えた。
「いなほ」用のE653系についてはハマナス色のU107編成が居た。「スターライト舞浜号」に就いたときに6月に地元で撮った編成だが、なんとこの16日もその「スターライト舞浜号」の運用で新潟に帰ってきた日だったようだ。
もう1本の塗色変更編成・瑠璃色のU106の姿はなかった。

新津までの区間は進行方向左側に住宅地が続き、右側は住宅地のところと、新潟らしい広大な田園地帯のところと姿が変わる感じであった。


キハ40系(新津)

新津に到着。列車は思いの外短い停車時間で磐越西線に入っていった。


E129系(新潟)

青の表示は羽越線の列車。B19編成。
信越線と羽越線のラインカラーは同じスカイブルーだが、E129系のフルカラーLEDは羽越線は濃い青になっている。
新津は羽越本線の起点で、終点は秋田。当駅を出て北東へ進むと新発田で白新線と合流する。
新発田と北を結ぶ列車は、白新線と一体化している運行が多く、新津—新発田間は1日十数往復の普通列車があるのみだ。
自然に出会ったこの列車だが、全線電化の羽越線でも、新津—新発田間の電車列車はわずか2往復しかない中の1つだった。
羽越線は交直デッドセクションの村上をまたぐ普通列車も気動車ばかりで、交直両用車がある特急と貨物列車が全線電化を活用している。
そもそも普通列車用の交直両用車が新潟地区には用意されていない。



キハ40系(新津)

4番線にキハ40系3両編成が現れた。「旧新潟色の顔を撮る」が早速実現した。奥の1両は赤の新潟色。


キハ40系(新津)

「新津⇔新発田⇔鼠ヶ関」のサボ。
画像では小さくて判らないが「鼠ヶ関」の下に「133D」と書かれたステッカーが貼ってある。
鼠ヶ関(ねずがせき)は羽越線を北に進んで村上から交流電化区間に入り、さらに山形県に入った最初の駅だ。
133Dは新津18:54→新発田19:28という列車で、鼠ヶ関は絡んでいない。以前の133Dがその運行だったのかもしれない。


キハ40系(新津)

南側へ回送で引き上げていった。新津駅はほぼ南北を結ぶ方向でレールが敷かれている。


キハ40系(新津)

橋上駅舎に上がる。新津に来たのは快速「DLばんえつ物語」の到着を撮るため。
「SLばんえつ物語」のC57 180が故障者リスト入りしているためDE10が代役を担っている。
(「故障者リスト」とは野球のメジャーリーグでの表現だが、以前は略して『DL』と呼んだ。SLがDL入りしたためにDLが代役に出たのだ。とっても不思議)
ばん物は昨年度までは新潟駅発着だったが、高架化の影響で今年度から新津発着に変更となった。
これを撮りに来ると、近い時間帯に新潟駅に来る快速「きらきらうえつ」が撮れなくなるのだが、あす17日に撮ればよい。
ばん物は17日(祝)の運転はないのだ。敬老の日なので年老いたDE10を休ませるという意図だろうか。
SLでないことは残念だが、DE10の旅客列車だってそう簡単には出会えない。
なお今年度中のC57 180の復帰はないそうだ。

一旦改札を出てから再入場。
ばん物記録後疲れていれば新潟駅へ帰るし、まだ動けるのであれば115系が動いている弥彦線を目指し信越線で東三条へ出るつもりだ。


E129系(新潟)

信越線の快速長岡行B14編成。
新潟口で一般車両の快速は新潟駅で撮った115系の列車とこの列車の2本のみ。



(新津)

駅のあちこちにばん物の運行に付随したギミックが見える。



(新津)

ばん物のキャラクター・オコジョのオコジロウとオコミ。…怒ってはいない。
記念撮影用のこのベンチの場所だけ照明が明るめになっている。


(新津)

信越線、羽越線、磐越西線が集まる新津駅。
まったく知らなかったが、信越線の直江津方の隣駅は冗談のような古津(ふるつ)駅だ。


E129系(新津)

駅員さんにばん物がどこに入線するのか訊いて、3番線とのことであったので、この4番線で待つ。
ただ、私はリアルタイムではばん物が京ヶ瀬方からやって来るものだとすっかり勘違いをしていたため、停車中の新潟行のテールを眺めるような場所に立っていたのだ。こちら側2両はA9編成。

ばん物接近のアナウンスが流れたが列車がかなり低速のため、早足で新潟寄りに移る。


DE10 1680+12系快速「ばんえつ物語」(新津)

結局、他の撮影者をかわすために尻切れ。



DE10 1680+12系快速「ばんえつ物語」(新津)

停止後ソッコーでライト滅。早いなぁ。逆に連結側にライトが切り替わっている。



DE10 1680+12系快速「ばんえつ物語」(新津)

牽引は長岡車両センターのDE10 1680。当初旭川に配置された、旋回窓のA寒地仕様。





DE10 1680+12系快速「ばんえつ物語」(新津)

新津方の展望グリーン車はスロフ12 102。背面が木製の座席が1+2列で並んでいる。
当初はスハフ12であったが、2013(平成25)年に車体を新製して載せ替えて現在の形になったそうだ。


DE10 1680+12系快速「ばんえつ物語」(新津)

こちらも車体新製して造ったオハ12 1701。2008(平成20)年から編成に加わっている。


DE10 1680+12系快速「ばんえつ物語」(新津)

会津若松方の展望車はスハフ12 101。ご覧のように種車の車掌室をそのまま残し逆向きに使うジョイトレ伝統スタイル。
もともとは通常通り車掌室が顔を出す形だったが、展望室新設で向きが変わった。
「オコジョルーム」という子ども向けプレイスペースも設けられている。

ばん物客車については東日本大震災直前の2月に千葉県へやって来た姿を捕らえている。
当時は2代目塗色である紺+窓回りクリームのスカ色的スタイルであったが、その後現在の姿に変貌している。




キハ40系(新津)

先ほどの3両編成が南側から再び4番線に入ってきてばん物と並んだ。
旧新潟色のヘッドライト姿も記録できた。


キハ40系(新津)

新潟色の車両はキハ47 521。サボの「新津」の下に「133D」のステッカーがある。
なお編成中間の旧新潟色の車両はキハ47 1518で、すべてキハ47で統一された編成だ。



キハ40系(新津)

サボの列番どおり133Dに就いたが、前述の通り列車は新発田行で鼠ヶ関には行かない。
あのサボは案内上適切ではない。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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