多摩湖線ワンマン車最後尾に乗って移動。
1面1線の青梅街道駅を過ぎ、次の一橋学園駅で降りる。1面2線の交換駅で、国分寺—萩山の4駅をピストン運行する2本の列車が入れ替わる。京成金町線の柴又駅と同じ位置づけだ。
東の金町・西の多摩湖
一橋学園駅は賑やかな雰囲気の街中にある。まぁ、駅があるから賑やかになっているわけだが。
この「一橋学園」という駅名、シンプルに近隣の一橋大学小平校舎を指しているわけではない。一橋大学駅と小平学園駅が隣り合って存在したものを統合して生まれた駅名で、さらには「小平学園」という学校も存在せず、大泉学園と同様の学園都市としての名にすぎない。つまりは、「一橋学園」という学校の呼び名もないわけだ。
周囲は地域名としての一橋学園が定着しており、塾や予備校などが「一橋学園校」を名乗っているのは面白い。
新101系(一橋学園)
この駅は駅の両端に構内踏切があり、駅舎と接続している。南口は踏切にアーチの屋根がかかっていて印象的。
新101系(一橋学園)
北口のホーム端・踏切のため線路レベルに降りた位置で撮ったもの。ダイナミック。萩山で長居しすぎたので日が暮れかけている。
写真の263Fに乗って隣の国分寺へ移動。途中本町(ほんちょう)信号場を通過する。国分寺—萩山間の交換設備は本町信号場と一橋学園駅となるが、この信号場は一橋学園駅登場と同時に設置されたもの。日中ダイヤでは本町信号場での列車交換は現在はない模様。過去記事に載せた本町信号場の写真は701系国分寺行との交換のため新101系萩山行が停車している。
新101系(国分寺)
国分寺駅多摩湖線ホームは7番線。ホームは島式の構造だが、「6番線」は西武バスのテリトリーとなっており、そこから発着するバス専用道が線路沿いに続いている。
1990(平成2)年まではこの多摩湖線ホームが60mしかなく、他線からは撤退していたつりかけ駆動の赤電17m車3連で運行せざるを得なかったが、ホームの延伸により解消された。
新101系(国分寺)
線路の車止めの裏の物置の脇から列車を狙ってみた。暗い1枚目は右にバス専用道を進むバスの背中が見える。専用道は行き違いはできない狭いものだ。左も市道があり、両脇に道路があるのも京成金町線の柴又—京成金町間を思い出させる。
新101系(国分寺)
たくさんののりかえ客を掃きだし、飲み込み、ドクロはまた萩山へ向かって出て行った。
JR改札内に移動。中央線上りホームからは5番線の国分寺線の車両を見ることができる。
2000系(国分寺)
国分寺線2000系。グロベンやユニット式ではない側窓など、古くささを感じさせる。
3000系(国分寺)
こちらは3000系。6連化で廃車も出たが、新101・301系と違って全廃計画はまだなく、独特な20m3ドア・ロングシートの最後の系列として今後注目が高まるだろう。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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