2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2011/12/01

11.11.26 サインカーブ

撮影はいつも無計画で気の向くままに動いているが、気づくと地元の京葉地区中心になっている。
山手線の西側にはあまり出かけておらず、JRでも私鉄でも、どの路線も撮りに行きたい。

カメラも更新してお出かけ欲も増進してきたとき、西武10000系「NRA」がクリーム一色で出場した姿を情報サイトで目にした。
ということでこの日は西武を目指し、最終的には多摩湖線の白い新101系を記録することを目標に出かけた。


後楽園

マイラインのメトロ東西線から西武へ出るには、高田馬場のりかえ新宿線、飯田橋のりかえ有楽町線経由池袋線、そして中野なり三鷹なりで中央線にのりかえて国分寺や武蔵境に出る行き方がある。武蔵境は孤立路線の多摩川線にしか出られないが。
で、選んだのは「大手町のりかえ丸ノ内線経由池袋線」。立派な地平ターミナル・池袋駅からスタートするのだ。


02系(大手町)

地下鉄のみ5路線が集まる大手町駅。最初に通った丸ノ内線のみ相対式ホームで、他はみな島式ホームになっている。
B線に現れたのはサインカーブ入りの02系更新車05F。これを撮りたいのもあっての丸ノ内線経由選択で、いきなり出くわした。製造から20年を経過した車両は「B修」という大規模改修工事を受けるとのこと。その施行車がサインカーブに改められている。


02系(後楽園)

起伏の多い本郷地区では、丸ノ内線の明かり区間が2カ所ある。後楽園駅は両方向とも、銀座線の渋谷同様丘の斜面から顔を出しそのまま高架となって駅に入る流れだ。
この駅でサインカーブ編成を撮るべくしばし道草。33Fは大手町から乗ってきた列車。



02系(後楽園)

池袋方は東京ドーム側に2本の引き上げ線があり、それが途切れた先で本線は右カーブでトンネルに入る。この時間帯、引き上げ線に車両はいなかった。


02系(後楽園)

カーブが逆向きだとよかったんだが。



02系(後楽園)

「方向幕」なのは初期の12本のみ。ただし更新でサインカーブ姿になった編成はLED化されている。現時点では19Fまでのチョッパ制御車がB修の対象ということで、幕車は徐々に減り、過去帳入りも近いのかもしれない。



02系(後楽園)

なんとまた幕車。トップナンバーがやって来た。ちなみに本線用6連は53本もある。



02系(後楽園)

ううむ。こっち側に来てしまったか。でも後追いカーブはいい感じ。




02系(後楽園)

52F、33Fと登場。ここまで乗ってきた33Fがもう戻ってきたわけだ。すると、さっきの10Fの戻りを待つしかないわけか。
絵変わりしないので次の列車でとなりの茗荷谷へ一歩進むことにした。


茗荷谷

後楽園駅を出てカーブの先で入ったトンネルは少し進むとまた途切れて外に出る。掘り割りを進み、左に小石川車両基地を見ると茗荷谷駅。小石川検車区はその名の通り谷の地形を活かした立体構造になっている。
この1駅間で2本の列車とすれ違い、ホームに降りて最初に来た対向列車がサインカーブの10Fだった。



02系(後楽園)

300〜900形のサインカーブを再現した帯。ただし、かつての車両が赤い車体の白帯上にステンレスのサインカーブを配したのに対し、赤帯の上に白サインカーブという違う味のものになっている。
大手町・後楽園・茗荷谷各駅のものも含めたなつかし写真はこちらの記事で。



02系(後楽園)

屋根の影と不思議なコラボをみせて去っていった。…いいかげん池袋に行こう。


02系(後楽園)

池袋に出る列車もサインカーブでした。と。
車内は先代を意識したライトピンクのデコラと模様入りの緑の床でなんともいえない雰囲気を醸し出していた。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントは管理人が通知メールを確認後掲載可否の判断をします。
表示まで日数がかかったり、非掲載となる場合があります。
管理人はコメントへの返信必須のスタンスではありませんが、掲載した場合は「コメントありがとうございます」の意味がこもっていますので、予めご了承下さい。