2011/12/05

11.11.26 西武散歩・2

練馬から6000系各停の最後尾に乗って移動。
私は池袋線の複々線区間を2・3度しか通ったことがないのだが、そのどれも撮影ではなく本来の移動手段としての利用だった。

池袋で緑のNRAに遇い、山手線を跨いだところで3000系999とすれ違い、さらにその後101系+301系の10連ともすれ違った。これらをどこで迎えようか…


カーブとストレート

練馬の次の中村橋の池袋方は沿線の建物が高く、列車の顔が暗くなりそうな感じ。次の富士見台との間はわりとスッキリしていたので、富士見台で降りてみた。


6000系(富士見台)

乗ってきた各停清瀬行はメトロ有楽町線新木場からの列車。



新2000系(富士見台)

飯能方はカーブ。列車の接近は警報音と黄色の回転灯で判断できる。反対の端から望遠で構えていると、新2000系のリニューアル車が現れた。
西武で初めて戸袋窓を廃した2000系に対し新2000系は戸袋窓を復活させたが、リニューアル車はこの窓が塞がれて側面はシンプルな印象になっている。また9000系同様の正面車号表記が加わった。



メトロ7000系(富士見台)

メトロ7000系が快速で現れた。しかし、顔が真っ白に写ってしまっている。ここで、池袋駅の留置線の新2000系を撮ったときにSモード(シャッター速度優先)に変えて以後そのままになっていることに気づいた。
7000系はトップナンバー。丸ノ内線02系、西武9000系に続いてのトップナンバー編成遭遇。先週の京成・千代田線に続き、トップナンバー遭遇多発となった。


3000系(富士見台)

すぐ近くに見える中村橋駅でメトロ7000系に追い抜かれた列車がこの999だった。そうか…8連しかない3000系だからこの各停用の線路を来るわけか。
飯能方は『銀河鉄道999』の車掌さんの顔が描かれている。その目の描写でヘッドライトが4灯に見える。アニメでは車掌さんの目は黄色だったんだが…。ちなみに、車掌さんは透明人間で、服を脱ぐと目の光も消えてしまう。



3000系(富士見台)

池袋方はメーテルの顔。衣装の色から黒ベース。にぎやかな側面ももうちょっと見えるように撮りたかったが、各停では仕方ない。


30000系(富士見台)

形式が1ケタ増えて30000系が2+8の10両編成で登場。タマゴをイメージしたという正面デザインだが、ライトが目玉とまゆ毛、連結器周りの開口部が口に見える。…ウーパールーパー的な感じ? でも前パンの感じからオバQっぽくも見えたり。
その愛らしさから「キッズデザイン賞」なるものを鉄道車両では初めて受賞しているそうだ。


6050系(富士見台)

有楽町線乗り入れ用として登場した西武初のステンレスカー・6000系のアルミ車体版は6050台。その8編成のうちこの6156Fからのラスト3本は戸袋窓なしで新製されている。




メトロ7000系(富士見台)

メトロ7000系は現在は8連主体。編成丸ごと廃車になったものも多く、千代田線6000系よりも引退が早く進んでいる。8連化は東急東横線乗り入れに備えたものだが、東横線は優等列車の10連化が決まっており、メトロ7000系が東横線に入る場合は各停となるわけだ。副都心線・東横線直結は来年度の予定。




新2000系(富士見台)

池袋方はLED表示の8連、飯能方は方向幕の2連という急行。西武の通勤形車両は正面に車号がないことが一つの特徴だったが、101系が続々淘汰され、2000系列が最後の砦という感じ。撮る側にとっては番号があるほうが区別が付きやすいのでありがたい。


6000系(富士見台)

6000系と9000系は10連のみの系列。



20000系(富士見台)

20000系は10連と8連があるが、池袋線の10連はこの20105Fと20106Fの2本のみ。この顔は日差しに左右されるな…。




20000系(富士見台)

こちらは8連口。20000系は日立製作所のA-trainであるため、側面は私の見慣れたメトロ05系40台・東葉2000系の色違いという感じ。20000系でいえば、東武50000系列が顔も似た兄弟。


10000系特急「ちちぶ」(富士見台)

上り新2000系各停に気を取られているうち、背後から迫っていた緑のNRA。気づいたときには遅く、後追いだけという失敗。…ただ先頭を捕らえたとしても日当たり的に緑帯はわかんなかったかな。


新2000系(富士見台)

この列車のせいだ。車号が入ったリニューアル編成。




メトロ10000系(富士見台)

シャレオツなメトロ10000系。ライトケースは丸ノ内線旧形車のものをイメージしてデザインされているが、なぜこの車両にそのチョイスだったのかは不明。
副都心線と有楽町線の共用車両だが、7000系も含め、副都心線のブラウンがメインで有楽町線のゴールドは申し訳程度の太さで悲しい。特に正面に関しては、有楽町線のゴールドが入るのは1次車の5本だけ。




新101系+301系(富士見台)

2連の新101系と、新101系の8連口である301系が組んだ10連。青緑の準急幕をアクセントに、黄色い湘南ブラックフェイスが疾走。20m3ドア・ロングシートで、とことん西武らしい車両。新101系もかなり少なくなったが、301系は池袋線・新宿線に2本ずつと風前の灯。
101+301を撮ったところで、所沢まで動くことにした。


メトロ7000系(富士見台)

7000系7028Fはドアが大形窓に交換されている。


9000系(富士見台)

大きな手すりの影も表情の一つ。


6000系(富士見台)

私の乗る列車は再び6000系。


6000系(東久留米)

「清瀬では上りホームに着くので、先に行くにはここでのりかえて」という旨の放送に従い、東久留米で降りる。後続のメトロ10000系はひばりヶ丘あたりからうしろに見えていた。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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