2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2009/12/20

09.12.18 お座敷東金号

JR東日本の来年3月のダイヤ改正についてプレスリリースがあった。

横須賀線(品鶴貨物線)に武蔵小杉駅が新設され、大船・横浜発着の「N'EX」がすべて停車するそうだ。ただ線路を曲げるわけにはいかず、駅は既存の南武線・東急とは離れている。2011年に正規の通路が整備されるまでは狭めの仮設通路での連絡となるため、30分以内の改札外連絡も認めるそうだ。

我が地元の京葉線では新たな動き。データイムに西船橋〜南船橋方面の列車を1時間あたり1本新設。これまで武蔵野線〜南船橋が3本・武蔵野線〜東京が2本から両方向3本ずつに増便となる。武蔵野線の5本/h…12分ヘッドは変わらない。
その12本ヘッドベースのためか、両方向の列車が交互になっていないのが難点。西船橋11台を例に挙げると…
01東・13東・16南(新設・始発)・25南・40東・49南
…ということになるそうだ。12・13・14時台もほぼ同じ。東京行の間隔が12分・27分・21分、南船橋行の間隔が9分・24分・27分。現時点でもそうだが、南船橋へ出るのに次の南船橋行を待ったほうがいいのか、先の東京行に乗った方がいいのか、そういう案内を西船橋・市川塩浜・南船橋駅と列車内で徹底してほしい。

いっぽうで寂しい話。上野—金沢間の姉妹列車・夜行特急「北陸」と夜行急行「能登」が定期運転を終了し、週末や多客期を基本とした臨時列車に格下げとなる。また内房特急「さざなみ」も減便や区間縮小が実施される。
ともに「ご利用の減少により」という理由。北陸や能登はビジネス利用にも有効な列車だったが、平日をカットするということはやはり不振に陥っていたようだ。さざなみは現在も昼間の列車が毎日運転ではなくなっていて、また「わかしお」と差がつくことになる。


そんなこの日、「お座敷東金号」を撮りに行ってきた。「ニューなのはな」を使用するこの列車は両国駅列車ホームに18時11分に入線。19時半に出発し、錦糸町、千葉、蘇我と停まり、大網経由成東まで各駅停車で進む。全車指定席だ。
運行は忘年会シーズンの12月4・11・18の各金曜と祝日前の22日火曜のみで、仕事帰りの客にターゲットを絞っている。
ボックスシート/お座敷の切り替えができるニューなのはなはお座敷状態にセットされ、入線からすぐ中に入って宴席に入ることができる。早い人は発車前に出来上がっちゃってたりするだろう。
そんな「飲み会をしながら地元へ帰れる」のがこの列車の魅力だが、我々物好きにとっては両国の列車ホームに姿を現すことが一番だ。


485系ニューなのはな 快速「お座敷東金号」(両国)

電車ホームからは御茶ノ水方からしか顔を撮れない。手持ちで撮ったが、まぁブレますわな。
見下ろされる位置の宴席は覗かれる格好になるが、当人たちは意識しないと電車ホームの客は視界に入らない。物珍しさにケイタイで撮影する一般客が多く見受けられた。
ここで撮っていてもつまらない。列車ホームの階段を上がったところには駅員が門番のように立っていて、どうも指定券のチェックを行っているようだ。入れないかな…?



列車ホーム入口(両国)

私は列車ホームへ入るのは初めて。入口の位置も知らなかった。入口は西口の改札から階段・エスカレーターを挟んだ正面に位ある。「イルミネーションを…」の看板とは裏腹に、レッドカーペットが敷かれた通路は家庭用クラスのクリスマスツリーが並ぶ程度で、看板をつけないほうがよかったように思える。もっと暗くすると違うかも知れないのだが…。
さて、階段を上がって駅員に「写真を撮りたいのですが」と話しかけると、温かく入れていただけた。


485系ニューなのはな 快速「お座敷東金号」(両国)

電車ホームかと列車ホームの上屋に囲まれ、なんだかいい雰囲気だ。上屋の意匠は電車ホームのほうが味がある。


485系ニューなのはな 快速「お座敷東金号」(両国)

今回はミニ三脚を持参。電車ホームでは邪魔になるので使用は遠慮したのでああなったわけだ。緩行線の車内からも興味津々の視線がそそがれる。



列車ホーム駅名標(両国)

駅名標はこんなことになっていた。昨年11月末に改修されたとのことで、それからだと思われる。奥の柱のホーロー駅名標は旧来のもの。153系の急行列車を意識したと思われるオレンジの囲み。アップで撮ればよかったな。






485系ニューなのはな 快速「お座敷東金号」(両国)

千葉方は上屋が途切れていて、6連の先頭車だけが屋根なし部分にかかっている。ノンフラッシュだと三脚必須だ。もっと撮影者がいるかと思ったが、ほかに1人いただけで撮りたい放題だった。


旧5番ホーム(両国)

こちらはさらに隣にある旧5番ホーム。保線基地になっているようだ。薄暗いが、背後に両国国技館がでーんと写っている。




列車ホーム風景(両国)

線路側の柱の駅名標は新しいもので、書体が違うしリコーの広告もないので雰囲気に欠ける。階段の前には列車に合わせて出されているおでん屋台。車内販売はないとのことで、飲食物はここで買うか各自持参しているようだ。





485系ニューなのはな 快速「お座敷東金号」(両国)

最後にもう一度御茶ノ水方を撮り、発車を見送って終了。発車後ホームに残った駅員・関係者以外の人間は私だけだった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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