2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2010/01/10

10.1.9 華なごみ

千葉県内の1月の風物詩といえば「成田臨」。成田山新勝寺への初詣客を運ぶ列車だ。
総武線・常磐〜成田線我孫子支線から成田へ向けてさまざまな列車が顔を出す。現在は国鉄特急形電車か電車ジョイトレに絞られた感があるが、かつては12・14系客車やそれベースのジョイトレ、165・167・169系などの急行形電車も起用されていた。

この9日、TDL臨で583が来るようなので、西船橋か船橋法典あたりで撮ろうかと考えていた。7時すぎに西船橋武蔵野線ホームにやってくるので、5時半にアラームをかけて準備しておいた。西船橋なら家を出て30分もしないうちにホームに降り立つことができるが、「もうちょっと寝たい」分を考慮しての5時半だ。
ところが、アラームで目が覚めたもののお腹が下っている…。異様に寒い…。ということで、583お出迎えは中止。

9時すぎに再び起きると、まだ腹が下っていたがしばらくして落ち着いた。
そこで、583のあとに狙おうと考えていた総武線を通るジョイトレ成田臨を目指して出かけた。やって来るのは「華」と「和(なごみ)」で、1時間ちょっとの時間差で走る。


05系(原木中山)

スタートの原木中山での「ついで撮り」。

西船橋から総武線の御茶ノ水方先頭車に乗る。下総中山と本八幡は日当たりがよく、午前中の下り列車を迎えるにはいい場所。ひとまずこのどちらかで撮ろうかと考える。
下総中山のホーム御茶ノ水方端っこはすでに撮影者で埋まってしまっている。

本八幡へ。ここもホーム端はやはり満員。
緩行線ホームは快速線側もふくらみがあり、端から2〜3両目分あたりの位置からならホーム端の撮影者の群れをカットしつつ編成もキレイに撮れそうだ。


E217系(本八幡)

上りでこう撮れるなら、安心だ。あとは緩行に被られさえしなければ。
上の写真から5分後、下り緩行が入ってきたと思ったら、撮影者の群れが構えてるじゃないか。奥に「華」が見えた。不安が的中してしまったが、ここは機転を利かせる。
緩行が停まりきる前に最後尾ドアのところまで移動し、車内から狙った。



485系「華」(本八幡)

客室と運転台の2枚の窓越しで撮ったもの。103系のころには難しかった芸当だ。窓のせいで色が薄くなったので、補正してある。

撮った頃にはドアが閉まり、そのまんま移動。下総中山で降りて同じようにホーム中盤から狙えないかと見てみたが、こちらははホームがストレートのため難しい。
後の電車で再び進み、地平を走る西船橋—船橋間の車窓を眺めているうち「あそこで狙えるか」と思いつく。一か八かでそこへ向かう。

船橋西武で一旦トイレに入ってから(まだ下ってる…)京成本線の脇を進み、思っていた場所の手前で撮れそうなところを発見。線路端へ着くと同時に183系が下り線を走ってきた!


183・189?系快速「成田山初詣伊東号」・E217系(西船橋—船橋)

ヘッドサインは団体ではなく快速。なんだろう? きょう走る列車ならチェックしてるはずなのに。…調べたら「成田山初詣伊東号」だった。編成札は読み取れないが、連結器カバーがあるので田町の車両かもしれない。ということで、キャプションには「189」も含めた。
この場所はこのアングルでしか撮れず、最初に思った場所にたどり着く。もともと幼少期から知っている場所だが、ここで撮ったことはなかった。


E231系(西船橋—船橋)

西船橋の貨物ホーム跡地(現在は山側線路際に公園が整備されたり寮が建ったりしている)を過ぎると、総武線はグニャグニャと曲がりながら船橋駅に達する。ここはそれを象徴するS字カーブ。ここなら快速線もいい感じで撮れそうだ。
この場所は、線路に面した背の高い金網の外に黄緑に塗られた古レール再利用のガードレールがついている。立っている場所の手前まで車道が線路に並行しているからだ。撮影はそのガードレールの上に乗っかる必要がある。


E259系「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)


209系500番台(西船橋—船橋)

緩行下り、快速上り、緩行上りと、肝心の快速下りがなかなか来てくれなかったが、ようやく下り快速電車登場。


E217系(西船橋—船橋)

あらー、いいじゃないの。こんな所が身近にあったんなら、もっと早く来ればよかった。「華」もここなら独占だったし。あの183系列の快速も、下総中山で降りたりしてなければ撮れたかもな。



E231系(西船橋—船橋)


253系「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)

この場所のメインディッシュである快速下り線は正面気味になるため、フォーカスを合わせるタイミングが難しい。ゆえに、今回の写真はピン甘も多いのだ。



E217系(西船橋—船橋)


EF65 1090+貨車(西船橋—船橋)

赤いプレートのEF65。平面の多いこの車両で見ると、顔にはあんまり日が当たってないんだな…。


E217系(西船橋—船橋)


E231系(西船橋—船橋)


EF65 1092+貨車(西船橋—船橋)

2本目の貨物列車はたった10分の差でやってきた。


E231系・E217系(西船橋—船橋)

いよいよお待ちかね「和」の登場。





E655系「和」(西船橋—船橋)

この車両を近くでマトモに見るのは初めてかもしれない。黒っぽい車両なのでどんな感じになるかと思ったが、この位置のこの時間帯の光線条件はちょうどいい表情を出してくれたんじゃないか?
後追いはこの列車だけ撮ってみた。上を京成本線のガードが通っている。この場所でのN'EXとスカイライナーの出会いなんかはあるんだろうか?

目的の列車は撮れたが、E259系の下りや房総特急も撮りたいのでもう少し粘る。若干頭痛がするのだが…


E217系(西船橋—船橋)

「横須賀線-総武線」の幕が「エアポート成田」になっている。こんな幕があるのは知らなかった。地元のくせに。更新車だけかな?



255系特急「しおさい」(西船橋—船橋)


E231系(西船橋—船橋)



E217系(西船橋—船橋)



E257系特急「しおさい」(西船橋—船橋)

かつては5種の列車が走っていたが、「わかしお」「さざなみ」の京葉線への異動や「すいごう」「あやめ」の減少(すいごうはあやめへ統合され消滅)で現在日中の総武線で見られる房総特急は「しおさい」だけになってしまった。



E259系特急「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)

うーむ、出くわしたのはまたも上り列車。


E217系(西船橋—船橋)


E253系特急「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)

次の下りN'EXは253系だった。
ちなみにどの列車にE259系が入るかはJR東日本のサイトのPDFで公表されている。これを書きつつそのPDFを見てみたら、このポイントで待っていた時間帯は一日1度だけの253系が3本連続するタイミングだった。まぁ、253系もどんどん撮っておいたほうがいいので、これはよしとしよう。

この253系を以てここでの撮影終了。頭痛がひどくなってきた…。せっかくのいい天気だが、これは帰ったほうがよさそうだ。
近くの東葉高速鉄道東海神駅へ移動する。


2000系(東海神)

もう立って待ってるのも辛くなってきた。以前インフルエンザにかかったときはもっと大変だったのでそれとは違う感じだが…。

帰宅後さらに体調が悪化。夜中まで下痢と頭痛と悪寒に悩まされ、唸り続けて苦しんだのであった。
なお、これをまとめている翌10日の夕方は頭痛と下痢が弱く残るだけで、一番辛かった悪寒は夜中にはなくなった。明日は出かけられたら出かけたいが、さて?

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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