保土ヶ谷から横浜を経て東神奈川へ。なかなか近づくことのない横浜線に乗ってみる。最近では草野球をしに中山へ出るのに何度か乗った程度。
205系が活躍しているが、こないだ行ってきた埼京線同様E233系への置き換え計画が発表された。
緑の路線
橋本行各駅停車の先頭に乗る。東神奈川駅近くの電留線に205系が並ぶ姿が見える。その奥には京急の車庫も並んでいる。こうして他社の車庫が並ぶ風景はちょくちょく見られる。
横浜線の新性能化は旧型国電からウグイスの103系への置き換えで行われた。その103系の活躍は意外と短い間で、205系の大量投入であっさりと姿を消した。
103系は私が列車の写真を撮り始めたころは現役で、東海道線の車窓からこの東神奈川の車庫で休む編成を見た記憶が鮮明に残っている。7連の真ん中のサハだけ非冷房車というヘンな編成があったからだ。
転属がらみでスカイブルーの車両が多く走ったこともあり、片乗り入れ先の京浜東北線内での区別のために「横浜線」と大書きされた中央線の特快風HMをつけていたのも印象的。そんな姿を眺めていながら撮っていなかったのは勿体なかった。
そんなことを思いながら、ひとつ目の大口で降りる。
205系(大口)
恒例の「乗ってきた列車」の後追い。ご覧のように線路敷は野趣あふれる状態になっている。線路をまたぐ高架は高速道路ではなく、鶴見から分かれてきた横浜羽沢への東海道貨物線。鶴見から羽沢まではほとんどトンネルだが、この辺りだけ高架になっている。防音壁というより、天井もあるシェルターで覆われている。札幌の市営地下鉄の高架区間のようなものだ。
駅長(大口)
上り列車接近の放送が流れるが、大口を開けパンらしきものをくわえた駅長はじっとレールの上に立つ。
205系(大口)
カラスは逃げ、東神奈川行が到着。「横浜線」といえど、正式区間には横浜駅は含まれていない。
205系(大口)
次の列車で移動することに。やって来たのは京浜東北線から転入したクラH26編成。
先頭かぶりつきでどんどん進む。線路敷は常に緑豊か。ラインカラーそのままだ。思いの外のどかな風景が続く中、町田に到着。
快速に接続するというのでのりかえ、相模線車両に会える橋本で降りた。
205系(橋本)
乗ってきた快速。根岸線桜木町始発で、根岸線・京浜東北線を1駅間ずつ進んで横浜線に入る。車内は混んでいたが、乗務員室も運転士以外に3人の社員が乗って暑苦しそうだった。
205系500番台(橋本)
デジカメでは初撮影の205系500番台。光線条件が悪い。
思えば、新製時に品川で4+4の8連での試運転に遭遇したのが最初だったが、以降大回り旅を敢行したときに1度乗っただけ。ナマで姿を見たのも数度しかないと思う。
205系(橋本)
相模線運用に特化した500番台。まるで私鉄っぽい(例えば東武20000系)顔を最初に見たときは驚かされた。新製時からのスカートやJRロゴが東日本カラーなのも特徴。置き換えの具体的な発表はなく、しばらくは安泰か?
橋本から再びクラH26の八王子行のお世話になり、終点・八王子のひとつ手前・高架駅の片倉で降りる。これまで走ってきた横浜線とはちがい、武蔵野線っぽい風景の駅。
205系(片倉)
町田―橋本間で快速として乗ったクラH8。2両目が6ドア車・サハ204で、205系が一旦製造終了となった後に横浜線8連化用に造られた100番台。ドア窓はガラスまわりがくぼんだ209系タイプが用いられている。横浜線用205系28本のうち、クラH1~H26編成までが100番台、H27編成は山手線から転用の0番台が入り、H28編成は2009(平成21)年の武蔵野線からの転属編成であり唯一6ドア車非連結。
205系(片倉)
横浜線205系は正面サインがLED化されているのに対し、側面は方向幕のままになっているのが特徴。この横浜線205系の方向幕は根岸線内での誤乗防止対策から試行錯誤が繰り返され、現在はこんな形での表示になっている。
205系(片倉)
「4」の停止目標は相模線の八王子直通運用対策。ここでの相模線205系も撮りたいところだが、19時台までないので諦める。
205系(片倉)
八王子に「ホリデー快速河口湖2号」が17:35着とのことなので、それに間に合うようにこの列車に乗った。ハマ線はまた改めて撮りに来るかな。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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