2009/09/13

09.9.13 大森台とみどり台

海神からうすい行普通で津田沼へ出ると、ちはら台行赤電は5番線に入って待っていた。
4番線から撮りたかったが、いま乗ってきた列車が停まっているうえ、赤電と同時刻発車ではムリだ。


3300形赤電(京成津田沼)

本当は千葉線内で迎え撃ちたかった赤電に乗ることにした。
車内には広告スペースに京成の歴史をたくさん掲示している。途中駅で乗ってくる客の顔を何となく観察していたら、年配の女性2人が懐かしい色を見て喜びながら入ってきた。「走っていることは知ってたけど、初めて遭遇した」という会話をしていた。
沿線では、世間の何もかもにキバをむきそうなツラをした若者が列車を二度見してたのが面白かった。


3300形赤電(千葉中央)

千葉中央で降りると、上り線にいたのが新京成N800形だった。たしかN800形は1編成しかいないはず。
私は赤電の最後尾に乗っていたのだが、千葉中央ではちはら台寄りの停止位置が4・6両とも共通。赤電はすぐに発車してしまい、N800形と顔を並べる姿は撮れなかった。ちはら台寄りでは3名ほど並びを収めている人がいた。
京成3000形をベースにしているN800形だが、黒フレームの大窓を含めたカラーリングのせいか一段高級な感じがする。


高級派の新京成N800形(千葉中央)


庶民派の3000形(千葉中央)


阪急派の新京成8800形(千葉中央)

新京成8800形は京成に乗り入れる車両たちの中でも群を抜いて独特。
扉間3枚の一段窓は阪急か神戸市営か北神か、もしくは阪神8000系?という雰囲気で、関東にはありそうでない窓配置の車両なのだ。
8800形は京成直通に際し8連3本を6連4本に組み替え、6連口の帯はN800形スタイルのストライプになり、車号も1編成で8801-1〜8801-6というハイフン式に変更、編成の呼び方も8801F〜8804Fとなった。なお、元々の8801〜8804号はこの6連化の種車になったので、番号の混同は起きない。


3500形更新車・新京成8800形(千葉中央)

4連だから当たり前だけど、私には3500形の更新車が千葉線を走る印象はなく、なんだかヘンな感じだった。
この3500更新車で大森台へ移動。学園前で交換してやってくる赤電を迎える。


大森台駅

コンクリートジャングル・大森台駅。交換可能な2面2線の半地下駅は大きな柱が並び、柱の線路側に立つとベンチに座って待っている客の姿はまったく見えずとにかく殺風景。単純に利用者が少ないせいもある。このまま博物館動物園駅になっちゃわないようにしないと。


博物館動物園駅(1990)

全線複線規格で造られている旧・千葉急行線である千原線だが、未だ複線化されることなく推移。千葉急行という会社がなくなってしまうくらいだから、そこは仕方ないところか。千葉線内に速達列車があれば多少は千原線利用者が増えやしないかとも思うが、現状が堅実なんだろう。


3300形赤電(大森台)

大森台駅前後もコンクリート壁の掘り割りになっている。赤電のリアルタイムの頃にはこういう風景を走ることはなかったので、この組み合わせは新鮮だ。
線路も駅を出て少々は複線のままで、京急の12連同士でも余裕ですれちがえるような長さがある。


ここから折り返す。大森台は改札内コンコースもホーム同様殺風景。ツバメの巣があったり、階段の上方の壁にコンセントプラグがあったりと不思議な空間だ。

上りホームから下り列車を狙う。未更新の3500形が来た。


3500形(大森台)

課題の連写モードで挑戦。きちんとブレずに撮れた一枚は列車が思いっきり右端に寄ってしまった。写真は左を大胆にトリミングしていて、右側はノーカットだ。相変わらず連写を使いこなせないでいる。


3500形(大森台)

往路で乗った3500形更新車に再びお世話になり、みどり台へ移動。もっさいい天気だ。

赤電が1本あとの下り列車でやってくるので、まずは先の列車で練習。
今度は高速連写1モードで試してみたが…


新京成8000形(みどり台)

このモードでは日野でニューなのはなを撮って以来だが、やっぱり画質が粗いなぁ…。これは列車撮影で使うのはやめよう。
踏切の障害物検知装置?も邪魔だぁ。


新京成8000形(みどり台)

ふふふ… やっぱり単写モードだとまろやかに撮れるな。
しかし、上り下りどっちも顔が影とはね。お日様が真横から当たっているということか?

さて、そろそろ赤電が…と思ったら、上り列車が来てしまった。


新京成8800形(みどり台)

京成直通用に8連3本→6連4本に組み替えた際の、余り中間車3ユニットを集めて運転台をつけたのがこの8804F。シングルアームパンタが特徴だ …っていうかコラ、阪急風め、早く出なさい!
しかし、見事に赤電の進入と被ってしまった。迂闊だった。どこかで「みどり台はよく被る」って話を読んだ記憶も湧き上がってきた。


3300形赤電(みどり台)

停車中の写真は撮れた。顔に完全に日が当たらないのは変わらないが、おかげで3300形の折妻がはっきりわかる写真になった。

このあと京成津田沼へ移動。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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