2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2011/05/28

11.5.26-27 房総ふたたび・2

日は変わって5月27日。午前中に再び見舞いをしてから帰る。
なお、今回も家から車でこの地に来ている。


うれしい誤算

10時前に宿をチェックアウト。病院は歩いて行けるところなので、車はそのまま宿において歩いて病院へ向かう。
宿の前の国道128号を直進するのが病院への最短ルートだが、外房線に絡みながら遠回りで進んだ。

まず宿から一番近い西新田踏切へ出たのは一緒だが、きのうと逆の千葉方へ延びる道を歩く。
道は線路沿いではなく、すぐ突き当たり。左に曲がるとカーブの坂道で、台地から田園地帯におりた。交差する未舗装の砂利道の先には踏切が見えたので、ひたすら歩いてたどり着いた。


第一新田踏切(安房天津—安房鴨川)

砂利道はずっと乗用車が余裕で通れる幅で続いていたが、踏切に至るとガードレールで「弁」が造られていて、写真のような看板が立っている。ちなみに背後の高層の建物は看板の左が病院の建物群、右がマンション。



第一新田踏切(安房天津—安房鴨川)

海側から眺める。道は作為的にZ型に曲がって線路を越えている。前後の未舗装の砂利道と踏切部分とではベクトルが異なっている。見通しもいいので第四種でも平気な感じだ。

ここは田んぼの中にある築堤区間。ケイタイの『駅すぱあと』で調べた安房天津10:13発の安房鴨川行の列車はここで撮ることにした。どうせ209系だろうが、この風景との組み合わせも面白かろうと。


第一新田踏切にいたチョウ(安房天津—安房鴨川)

こんなのが地面に佇んでいた。カメラを近づけても飛んでいかなかったが、羽が浮いてるし、死んではいないようだ。
ネットで「チョウ 図鑑」で画像検索したら、そっくりなのを発見。「ベニシジミ」というポピュラーなチョウだった。

千葉方の隣の踏切が鳴き始め、列車がやって来た…あら?




113系(安房天津—安房鴨川)

これは嬉しい誤算。113系の登場だった。マリ106+217の8連。
実はきのう26日にはマリ115が単独で長野へ回送されたばかり。この末端区間で激減中の113系に遭遇する確率は低いだろうと思っていた。

マリ115は湘南色10連を追っかけた5月3日に撮った。その日マリ115が8連を組んでいた相方がマリ118。マリ118は湘南色マリS62と組んで今月10日…その撮影から1週間後に長野へ行った。こんどはマリ115。
3週間前に撮った編成が3本も長野へ送られたというのはショッキングだ。


助かった誤算

113系遭遇後に病院へ向かい、見舞いを済ませる。術後の体調もいいようで、安心して病院を後にした。
帰るには宿へ車を取りに戻るわけだが、やっぱり足は国道ではなく外房線へ向かい、また遠回りウォーキングを選択。次の上り列車が11時ごろ近くを通る。113系が戻ってくるだろうと、新たな場所を探す。

外房線に近づいていくと、踏切が鳴いた。たどり着く前に下りの特急「わかしお」が10連で駆け抜けて行った。その第二浦之脇踏切を渡ると、千葉方へゆるいカーブに沿ってまた未舗装の道があった。
長く続くゆるいカーブと、線路脇の雑草、道と線路との高さの関係が難しい…脚立があるとスッキリするのだが。そんなこんなを考えてどんどん進むうちに、さっきの踏切の鳴く音がかすかに聞こえてきた。
踏切寄りに戻ったほうが撮りやすかったが、間に合わない…。と思っていたら、来たのは209系。結局非常にビミョーな位置で足をとめてビミョーに1枚だけ撮った。


209系(安房天津—安房鴨川)

マリC436の4連。先月行川アイランド駅で撮ったのと同じ列車だ。もちろん現地ではそんなことには全く気づいていなかったので113系8連がすぐ戻ってくると思ってたのだ。

この場所にとどまり、次の安房天津11:13発の下りを狙う。



209系(安房天津—安房鴨川)

マリC419の4連。これも行川アイランドで撮ったのと同じ列車。後追いはご覧の通り草が入ってしまうが、写真奥の踏切に近い方なら線路が低くなるので草もクリアできる。

次は上り特急。近くのの舗装道路へ上がり、来た道とは別ルートで再び第一新田踏切を目指す。軽トラが飛び込んでいった住宅の間の路地に何かを感じて入ったら、カンが当たった。第一新田踏切へ出られる農道だった。


E257系500番台特急「わかしお」(安房天津—安房鴨川)

天気が悪いのが残念だが、晴天だとこっち向きは逆光か…。さっき浦之脇踏切で見た下りは10連だったが、違う編成かな?

海側の農道を通って台地に上がり、これも来た道とは別ルートで西新田踏切に戻った。次の上りはまだ余裕があるので、そのまま進んで第一広場踏切手前のシームレス地帯で足を止めた。きのうは下りを撮っただけなので、上りをここで撮りたかったのだ。

安房鴨川方を向いてじっと待っていると、背後から踏切の音が…下りが先に来るのか? 何が来るかわかってないのだが、今いる場所では線路際に木立があって迎えるアングルは無理。


E257系500番台特急「わかしお」(安房天津—安房鴨川)

特急のままで勝浦を超えてくる「わかしお」は安房天津に停まらない。『駅すぱあと』の時刻表で安房天津駅を見ても、この列車は載っているわけがないのだ。


209系(安房天津—安房鴨川)

これまた113系ではなく、さっきのマリC419の折り返しだった。
113系は安房鴨川駅で待っているようだ。これを以て宿へ戻って車に乗り、安房鴨川駅へ出た。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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