現在当ブログで、画像が表示されず白黒の⚠️や⛔️が付いたものが並ぶ記事がある。
長らくやっていると記事作成時の画像の貼り方に変遷があり(何しろもうすぐ開設15年を迎える)、今年4月に入ってから、その変遷の境目の1つより古い記事の画像が全て表示されなくなった。
具体的には、「16.8.20 なつやすみの総武本線」以降の記事は原状を保っており、それより前の記事の画像が消えた。
Googleアルバム上ではデータはありそうだがプレビューができない状態になっていた。
それであれば、改めて貼っていくか、と積極的かつ地道に作業(プレビューできない写真を改めてアルバムにアップして、そのプレビューできないほうは削除していく)を進めていった。
急がば回れ
ところが5月4日に、見えなくなっていた画像の表示が復活していることに気づいた。
実は「いつかしれっと復活するんちゃうん?」と思いながら日々作業前にチェックしていたのだが、ほんとにしれっと戻りやがった。
ということで、いま表示されてない写真は「アルバム上の画像データを更新しちゃったが、まだ記事へ貼り直す作業が済んでない写真」である。
アルバム上でプレビューができないまま未更新だった分が「しれっとプレビューが戻った」のだ。
『急がば回れ』を地でいってるな。
なお当記事アップの時点で、記事への画像貼り直しは2009年7月(開設時)〜2010年12月分と、2015年1月〜2016年7月分までが済んでいる。
あと4年分か…。
余計な手出し
画像を貼り直していると、「これ、色を直したいな」ってものがあって、ついでにレタッチして貼り直しているものがある。
そもそも前から黄色くて気になっていたのが2013年8月の近鉄名古屋駅※や鶴舞線の写真。「しれっと復活」の分だが、今回思い出して直してある。撮影時のカメラの設定がおかしくなっていたのだ。
※近鉄名古屋については、それでも黄色っぽいものがあるが…。これ以上いじるのが難しい。
他にも、これを直したら、次あれも気になるなぁ…とズルズル。やってるとキリがないのでいい加減で止めておいた。
なつかし写真(当ブログでは私が10代の頃フィルムカメラで撮った分)では原画が悪くてどうにもならないものもあったりしたが、別の発見もあった。
色を直したけど、そもそも載せた記事がない分が見つかったのだ。
…それが今回の「貨物列車」。
機関車単体の写真を集めた記事はある。
特定路線の記事に含めてアップ済の貨物列車の写真もあったが、そこからあぶれて寝かせたままだった写真たちが、今回のもの。
彼らにも日を当てましょう。
昭和感の2枚窓
ほとんどがEF65の牽引列車で、貨車も途中で切れてたり、ほぼ写ってないものもある。
EF65 28+貨車(五反田・1989)
EF65 0番台牽引のコンテナ列車。
0番台はEF65の中では「一般型」と呼ばれるが、これは500番台(高速旅客用P型と高速貨物用F型)、1000番台(高速貨客両用PF型)があるためだ。
前面窓回りにクリームが回っていない、他の直流電機と同じ塗色。
EF65 6+貨車(代々木・1990.10.29)
中央快速線を東へ進むワム列車(1枚目の単機は再掲)。
EF65 6は1988(昭和63)年に国鉄清算事業団から購入されてJR貨物で車籍復帰した車両。
当時は飯田橋駅東方のカーブ上から分岐した貨物の飯田町駅(歴史を辿ると中央線の前身・甲武鉄道のターミナル駅)があり、紙を輸送していた。
飯田町駅は5階建ての紙流通センターの2階に線路が2本、建物の両端へ分かれるように入る形であった。建物への線路は非電化で、DE10が引き継いだ。
飯田町駅跡は商業・オフィス複合施設『アイガーデンエア』となっている。
EF65 522+貨車(南浦和・1988)
まぁ何とザックリと撮ったお写真でしょう。
昭和63年・中2の私に貨物のダイヤなんぞ知る由もなく、突然現れた貨物列車にカメラを向けただけ、という感じ。
EF65 522は前面窓上にツララ切りが付いていて、その眉毛みたいな雰囲気から私はこのタイプを「両さん」と呼んでいた。
EF65 518+貨車(大宮・1988)
夜の大宮駅での1枚。中線の10番線に佇むEF65 518牽引の列車。
518号機については、ネット上ではツララ切り付グループに含めているサイトを複数見つけたのだが、ご覧の通り付いていない。
これは前述のアップ済分の西船橋で撮った写真でも同様。付いていたのを取ったのかもしれないし、詳細はわからない。
EF65 536+EF65 5??+貨車(品川・1989)
前のEF65 536は当初0番台の78号機として製造されたが、当時の寝台特急増発対応のためほどなく500番台P型化改造された。77〜84号機が535〜542号機に変身したそうだ。高速貨物でなければP型でもOKという例かな?
後ろのカマは番号がわからないが、前面の銀帯が見えるのでPFではなく500番台であることは確定。手前のパンタが下りている。
EF65 5??+貨車(市ヶ谷・1989)
飯田町貨物。若い人はここを貨物列車が走っている風景はヘンな感じだろうな。
未だ活躍中のPFに見慣れていると、この前面2枚窓は昭和感が溢れるな。まぁPFもゴリゴリ昭和だけども。カマの番号は不鮮明で不明。
EF65 534+貨車(三郷・1990)
三郷の西船橋方面ホームで遭遇した短いタンカー。
この時代、武蔵野線から京葉線へ抜ける貨物列車はなく、南流山から常磐線へ流れるものと思われる。
EF65 526+貨車(大宮・1990)
両さん526号牽引のタンカー。
500番台ツララ切り付のラストナンバーがこの車両、というのはあちこち見てきたページで共通していた情報。
EF65 536+貨車(大宮・1991)
再登場の536号機。コンテナに雪が載っている。
やっぱりコンテナは黄緑が国鉄っぽくて好きだ。
EF65 1???+貨車(東十条・1989)
EF65 1000番台はPF型。車番はこれまた不鮮明で特定できず。
1056号以降はパンタグラフが下枠交差型で新製されているが、一部それ以前のカマも下枠交差型に交換された例もあるようだ。
EF65 1059+EF65 ??+貨車(品川・1989)
これまた品川での写真。2両目は0番台で手前のパンタが下りている同様のパターンだ。
EF65 1059は1987(昭和62)年にまとったこの試験塗装を変更することなく、2009(平成21)年の廃車まで維持し続けたそうだ。
最近大宮で復刻機(EF65 2060をナンバーも含め改装)がメイキングされてイベントにちょこちょこ登場している。
その相方としてEF65 1065も試験塗装に復刻されている。
EF65 1???+貨車(五反田・1989)
当記事1枚目と同じ、五反田のカーブを行く。こちらはワムが連なる。
背後には東急池上線の7200系が高架ホームに停まっている。
EF65 1062+貨車(大宮・1990)
またまた大宮10番線。
ナンバープレートの色が変わったEF65 1062は、Wikiによれば写真の年に前面と側面の色がてれこにされた。
これは常用減圧促進改造非施工車を示すものだそうだ。
EF81 15+貨車(新松戸・1988.12.4)(d)
さいごの1枚だけEF81。短いが、黄色や銀のものも含めた派手なタンカー編成。
…銀? 聴いたことのあるフレーズ「銀タキ」で調べたら、1987(昭和62)年製造のタキ143645しかない的なことが書いてあるぞ。
そんな貴重な写真だったのか? …は、このカットしかなく確認のしようがないが、私有貨車(この辺もよく理解してない)も含めて銀はこれしかないのなら、間違いないだろう。
武蔵野線へ流れる連絡線は過ぎた位置だが、どこへ向かったんだろうか?
EF81の前面2枚窓はEF65の0・500番台よりも間が離れている。これは前任のEF80に対しても同じ感じで、目つきのどギツさが緩和された感じだ。
EF80については私が撮影を始めたころは既に消えていた。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントは管理人が通知メールを確認後掲載可否の判断をします。
表示まで日数がかかったり、非掲載となる場合があります。
管理人はコメントへの返信必須のスタンスではありませんが、掲載した場合は「コメントありがとうございます」の意味がこもっていますので、予めご了承下さい。