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2015/02/23

機関車 なつかし写真

客車のあとは、その客車や貨車を引っ張る機関車単体の写真も出そう。


EF58

EF58は湘南マスクの車体が特徴的な機関車。私が写真を撮り始めた頃は、すでに動態保存的に数機が残るのみとなっていた。
JR東日本に61・89、東海に122・157、西日本に150号機という陣容だったと思う。



EF58 61(品川・1988)(d)

ブルトレが佇む品川に現れた61号機。同時期の写真はすでにアップ済みなので、特に掲載していなかった上の2枚を公開。
キャプションに(d)の表記がある通りカメラ屋にフィルムスキャンを頼んだものだが、黄色い汚れはさすがに取れなかったようだ。
アップ済みの過去記事はこちら(EF55 1、EF64 1001含む)。



EF58 89(田端運転所・1988)

89号機は青+前面クリーム警戒色から晩年はぶどう色に戻された。私はこの色の時代しかナマで見ていない。


EF58 89(田端運転所・1989)

こちらは先ほどとは別の日のもの。逆光でぶどう色の車両を撮れば、そりゃこんな結果になりますな。


EF62

EF62は横軽対応の機関車。台車は3軸の重厚なスタイルだ。


EF62 ??(南浦和・1988.12.23)

単機で大宮方面へ向かうEF62。ご覧の通り車号は判別できない。


EF62 ??・EF81 86(田端運転所・1989)

81と並んだEF62。こちらもテカりで車号がわからないのが残念。
EF62は何号機だか忘れたが、部品取りになった廃車が尾久の線路群の上野寄りに置かれていたっけ。


EF64

EF64は0番台と1000番台でまるで別の機関車のようだ。0番台に関しては都内で遭遇する機会は少ない。



EF64 19+EF64 18(塩尻・1989.9.16)(再掲)

数少ない0番台の写真なので、これは再掲。重連単機は珍しくないかもしれないが、連番なのが面白い。


EF64 39(原宿・1989)

都内で遭遇した0番台。


EF64 1000番台・EF65 500番台・EF65 1019(田端運転所・1989)

雪をまとったEF64 1000番台が複数並ぶ。レインボー色は初代の1019号機。


EF81 117・EF64 1002・EF65 505(田端運転所・1989)

正面2枚窓の機関車に挟まれる。この年でナンバープレートが青になっているのは早いほうか?


EF65

EF65は0番台・500番台・1000番台とバリエーション豊か。


EF65 46(船橋・1989)(再掲)

東武野田線を横目に単機で船橋を通過する0番台。


EF65 6(代々木・1990.10.29)

中央快速線を東京方面から転線し新宿駅に入る。飯田町貨物駅からの回送か?



宇都宮・高崎線211系・EF65 2(大宮・1994.10.9)

中電快速と並んだ2号機。そしてまたも東武野田線とコラボ。


EF65 525(田端運転所・1989.8.7)

高速列車用500番台はEF60 500番台同様の前面窓まで回り込んだクリーム塗装が特徴。
基本のP型(旅客用)と貨物用に装備を追加したF型があったが、525はF型だったようだ。


EF65 535(品川・1989)

のちに501号機以外の生き残りとして注目されることとなる535号機。こちらはEF65 0番台として竣工後ほどなくP型へ改造編入された経歴があるそうだ。


EF65 1029(浦和—北浦和・1988.12.25)(d)

汎用バージョンとして整備されたのが1000番台。貫通扉が付いてイメージが変わった。
オリエント急行を撮りに来たこの日、もうちょっと早くシャッターが切れてれば顔も明るかったのだが。フィルムカメラなのでコマ数を消費できなかった。


EF65 1099(1989)

おそらく田端運転所で撮ったのではないかと思うが、紙焼きのスキャンであり、ネガで前後のコマを見ていないので不明。(探せばわかるかもしれないが)。


EF65 1134(東京・1989)

ブルトレ牽引機が引き上げるところだろう。神田方には何かしらのHMが付いているんだろうな。


EF65 1101(大宮・1990)

大宮の中線に佇む1101号機。1069号機以降が下枠交差形パンタ・車号がプレート式のスタイル。


EF65 1076(代々木・1990.10.29)

ふたたび代々木で転線していくEF65の図。6号機と同じ日の撮影。
赤プレートは自動空気ブレーキの常用減圧促進改造車を意味する。…そうだ。(詳しくない)


EF81

EF81は交直両用のパワフルな機関車。私が写真を取り始めたころはEF80を目にすることはできず、交直両用機関車といえばコイツだった。


EF81 79(田端運転所・1989)

登場時の塗色・ローズピンク(赤13号)のEF81。直流機が青、交流機が赤なのに、その間の交直機がうすピンクというのは解せなかった。
友人と行動を共にしていたこの日、その友人が「(運転所内で)写真を撮らせてください」と頼みに行こうと言い出し、詰所へ向かう途中で失敬した1枚だ。
趣味誌にもよく写真が出るように、国鉄時代はひと言断れば現場内で撮らせてくれるというおおらかな対応が行われていたそうだが、JR化から1年が過ぎているこのときは断られた。
今考えれば危険をはらむため断られて当然なのだが、このときは噂で「車両にいたずらしたり部品盗難をした奴が出たのが断るようになった原因だ」とも言われていた。


DE11 1046・EF81 78(田端運転所・1989)

北斗星牽引機として「星ガマ」化された78号機。交流機関車と同じ赤2号ベースとなり、流れ星のマークが入った。星ガマは寝台特急牽引のために改修工事を行った車両なんだそうだ。
その後JR東日本のEF81は特別塗色車以外はすべてローピンから赤2号に変わった。



EF65 1019+EF81 93(田端運転所・1989)

レインボー機とくっついている93号機。レインボー機はEF65が写真の1019号機から1118号機へバトンタッチしたが、EF81 95は今も現役である。ジョイトレそのものはとっくに引退しているが、カマが2機も専用塗色を維持しているのが面白い。


EF81 134(大宮・1991.6.6)

ローピンと緑のガイシの対比が美しい134号機。


EF500

EF500は1990(平成2)年に直流用EF200とともに試作機901号が登場した。
形式の数字が新たに3ケタになっている点でも表現されているが、VVVFインバータ制御の次世代機としての登場だった。



EF65 1046+EF500-901(大宮・1991.6.6)(再掲)

登場時に新鶴見機関区の公開イベントで接したEF500だが、各種試験の結果量産は見送られ、幻の機関車となった。
この写真は前のEF81 134と同日の撮影。リンク先の記事にも載せたが、流れで再掲。


DE10

DE10はDD13に代わる入換用機関車。


DE10 1556(品川・1989)

DD13がセンターキャブだったのに対し、DE10はセミセンターキャブ。
運転台は枕木方向を向いており、運転士は腰やら首やらを横に向けて操作することになる。本来の入れ換えならまだしも、本線運用のときなんかは大変だ。私はこのカマを見るたびそれを想像し、体がムズ痒くなってくる。


DE10 1554(八王子・1991)

品川のものとは2番違いの1554号機。当ブログ付属アルバムで確認すると、1553を田端、1555を八王子で撮っており(ともに2012(平成24)年のゴールデンウィーク)、4番連続で記録していることになる。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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