相も変わらず、iPhone撮影。
今回は京成や湘南新宿ラインの回とは違い、本当の出かけついでの量。
先週は西武本店に用があり訪れた池袋に、今週も向かう。
今回こそいつもの朝イチの咳クリニックでの経過観察日。同じくいつもの東西線の土休日1本だけの妙典始発で大手町へ出て、のりかえた丸ノ内線は02系が来た。
カウントダウン02
以前は丸ノ内線に乗ると2000系が来ないかと楽しみにして02系が来る、というのが多かった。
2000系は増備が続いており、だんだん2000系に当たる確率が上がってきた。
池袋で降りたあと、数が確実に減っている02系を記録。
02系(池袋)(i)
折り返しは中野富士見町行の列車となっていた。
第3編成だが、正面窓助士側下に「63」の赤いステッカーが付いている。
02系の顔を最後に撮ったのは…2014年か。…そんな前だったか。当時の写真では編成番号は見られない。
以降幾度となく乗っているが、この編成番号のステッカーは初めて気づいた。正直よく見ていなかったわけだが、2000系登場後の割り振りであろう。
現在の丸ノ内線の在籍情報を調べてみると、2000系は33本出てきており、編成番号も第1編成を01Fとして順番に振られている。
02系6連口はチョッパで新製→B修でVVVFに更新された第1〜19編成が健在で61F〜79Fとされている。
そしてVVVFで新製の第50編成が50F、第53編成が53F、方南町支線用3連口は車号そのまま81F、84〜86Fとなっている。
2000系の投入は、2023年度より導入予定のCBTC(無線式列車制御システム)の対応のためでもある。02系は対応ができないため、経年24年を目安に施されるB修はCBTC導入決定を踏まえてチョッパ車のみで打ち切られた。
VVVFで新製された第20〜53編成はB修は受けず、2000系と入れ替わってすでに32本が引退しており、上記の50Fと53Fしか残っていない。
2000系は52本が新製予定(当初02系6連口と同数の53本とされたが、のちに1本減らされた)であり、編成番号の振り方からも50Fと53Fが一番引退が近いのは明らかだ。
02系3連口は3両限定だった方南町駅の6両対応化により支線も全線6連運行が可能となり、アイデンティティを失いかけている。
6本のうちすでに第82・83編成の2本が消えているが、2000系全52本で方南町支線も含めまかなえるという算段なのだろうか?
川越特急
通院を済ませ、東武の池袋駅へ入った。
表現がおかしいが、今回は池袋へ来たついでで越生線を目指す。10:00発の川越特急に間に合いそうだ。
10分前に1番線へ上がれた、各ドア位置に待っている人が少しずついる。
先頭車まで行ってみた。親子連れがいる一番前はやめて、誰もいない2番目のドア位置に並ぶ。
(池袋)(i)
3年前のダイヤ改正で登場した川越特急は、土休日は下り2本・上り4本、平日は下り2本・上り3本の設定。ステッカーのとおり、下り2本は全日同時刻。
名前のとおり川越への観光客をターゲットにしている。
50090系(池袋)(i)
やって来たのはラッピング車両の51092F。1番線はマトモに撮るのが難しい。1枚目は長めのズームなので画質粗し。
勝手に川越特急のラッピングだと思っていたが、これは「池袋・川越アートトレイン」なんだそうで、この1編成のみ。運が良かったようだ。
過去に同じく通院後に柏へ移動した際にも、山手線車内からこの編成を見た。
それこそ山手線の外周り外側ホームからはキレイに撮れるだろう。
50090系(池袋)(i)
手書き書体の種別表示は、阪急や神鉄の新しい車両の映像装置レベルの表示器ならもっとキレイに表示できるなぁ。
下りは小川町行で運行。上りは森林公園発となる。
川越特急と言うものの、川越市より先の駅への速達列車でもある。
50090系(池袋)(i)
50090系の真骨頂・クロスシート。
TJライナーでは有料だが、川越特急や、夕方のTJライナーの送り込みを兼ねた上り快速急行はクロスシート運行ながら料金不要だ。
ちなみに、上記の送り込み以外の快速急行に就いた場合はロングシート状態で走るそうだ。
(朝霞—朝霞台の車内より)(i)
沿線はあちこちにサクラが見える。いい時期に乗ったな。
朝霞と朝霞台のあいだの黒目川には並木がある。
東上線の直通先である中目黒駅の下を流れる目黒川のサクラが東京では知られているが、埼玉には黒目川ありだ。
下り線脇には街路から東上線の築堤の高さにに上がってきた形のコンクリート舗装通路がある。
まるで黒目川を橋で渡りたいかのような感じだが、川の前で途切れている。街路側には門扉が付いていて、ナゾの構造物である。
黒目川を渡った先の朝霞台が最初の停車駅。池袋から14分。
次の停車駅はもう川越。池袋からは26分だ。
わが先頭車には川越でそこそこ乗ってきた。
川越特急なのに、その川越からのほうが乗客が少し増えた感覚だ。
(霞ヶ関—鶴ヶ島の車内より)(i)
川越市にも停車したのち、その先からは進行方向左奥に秩父の山々が見えてくる。クロスシートならではの視界。
ちなみに東上線の霞ヶ関駅は埼玉県、メトロの霞ケ関駅は東京都で、まったく違う土地の駅。両駅間で通うサラリーマンの通勤定期券はよくテレビのロケ取材ネタになる。
上記の通り駅名としては「が」の字の大きさが異なる。東武の表記はホームの駅名標こそ“ヶ”だが、駅舎の入口や公式Webサイトの表記は“ケ”だったりと、曖昧になっている。
この列車の行先である小川町駅も、都営地下鉄の駅と同名同読みである。
次の坂戸には10:37着。のりかえのため降りる。
50090系(坂戸)(i)
…なんだか、坂戸駅舎の塔が、HMの図柄の「時の鐘」に似ていて面白いな。
相変わらず、引いた画だとLEDは切れてしまう。
50090系(坂戸)(i)
この51092Fは以前はフライング東上ラッピングだった編成だそうで、つまりはあの青いのはもう走ってないわけだ。
8000系ワンマン車(坂戸)(i)
越生線にのりかえ。
東上線小川町以北とともに、8000系ワンマン車のみが走る路線。
5年前に来たとき、このアングルで撮ったのは前述の51092Fと連動した青い8198Fだったが、同じく現在はノーマル塗装に戻ったそう。
8000系ワンマン車(坂戸)(i)
運転台背面にはワンマン車の運行区間の詳細な時刻表と、坂戸駅の東上線、越生・小川町・寄居駅の八高線、寄居駅の秩父鉄道の時刻表が掲示されている。
(坂戸—一本松の車内より)(i)
東武の特徴である、単線でも両脚の架線柱が並ぶ。
8000系ワンマン車(一本松での車内より)(i)
※動画からのキャプチャ
1つ目の一本松では8184Fと交換。
動画撮影中だったので、そこから切り取ってこんな画質。
8000系ワンマン車(武州長瀬での車内より)(i)
4つ目の武州長瀬では81109Fとすれ違う。
次の東毛呂まではこのまま複線で続き、越生線内で唯一の複線区間。
8000系ワンマン車(武州長瀬—東毛呂)(i)
田の字の側窓は下段の方が高さがないように見える。
8000系ワンマン車(東毛呂)(i)
東毛呂で私の乗るクハ8497は貸切になったので、車内を記録。
シートは「これぞ8000系!」と尻で感じる独特な柔らかさだ。
8000系ワンマン車(東毛呂)(i)
ドア上の案内表示器は千鳥配置。
優先席は昭和のシルバーシートの色を踏襲している。営団地下鉄もこんな色だった。
8000系ワンマン車(東毛呂—武州唐沢)(i)
連結面側から運転台側を見る。
8000系ワンマン車(武州唐沢)(i)
5年前と同じく、終点・越生の1つ手前の武州唐沢で下りる。1面1線。
(武州唐沢)(i)
前回撮らなかった駅舎。
あの日はとっとと撮影ポイントに向かったうえ、列車を撮りながら越生駅まで歩いたためこの駅舎は眺めていなかった。
その前回訪問時に気になった飲食店があり、今回はそこに来たのだ。
8000系ワンマン車(武州唐沢)(i)
時間がかかった食事を終えて80分後に武州唐沢駅に戻り、現れたのは往路と同じ8197F。
これに乗って再び柔らかシートを堪能。
日中4編成がローテで回る越生線。8197Fの1本前を走る編成は終点の越生に8197Fが着くと入れ替わりで出発するため、越生の手前で下りた私が本日唯一見ていない編成となる。
いま乗ってる列車とはこんどは一本松で交換となる。
5年前に会えなかったツートンの81107Fが現れたらまた時間をかけて撮るつもりだったが、一本松で並んだのはノーマル塗装編成だった(編成未確認)。
坂戸では急行が2分で接続をとるので、のりかえを優先。
無事着席でき、和光市まで寝ながら移動。
和光市でも新木場行が2分接続で待っていたので、これまたそそくさとのりかえ。
飯田橋から東西線に移り、そのまま帰宅。
結局武州唐沢以降何も撮らず、ひたすら移動に徹したのだった。
結構寝たが、ロングシート4本乗り継ぎはさすがに長かったな。
越生線16分、東上線30分、有楽町線30分、東西線35分という乗車時間だった。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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