2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2012/08/18

12.8.11 二度目の中京・4

ひきつづき近鉄富田での風景。


乙女の見守る駅

「That's近鉄特急」という車両が現れた。






12410系(近鉄富田)

12410系はビスタIII世・30000系と同じ顔。ビスタIII世がビスタEXとなってからはカラーリングや正面表示器が変わったので、こちらがビスタIII世の「昔の顔」をキープしてきた。正面行先表示は白地幕からLED化されて雰囲気が変わった。



2410系(近鉄富田)

古株の2410系は2400系にラインデリアを装備した形で製作されたもの。非冷房で登場のラインデリア車は屋根が低く、冷房改造で搭載したクーラーキセの背が高い。


5800系(近鉄富田)

うしろ4両の5800系は「L/Cカー」。運転台窓の下にささやかなロゴがついている。ロングシートとクロスシートの両方にできるデュアルシートを装備している。量産L/Cカーとしては最初、そしてマルーン塗装でこの顔をもつ「省エネ車」シリーズとしては最後というまさに過渡期の車両。





21000系(近鉄富田)

ふたたび上りのアーバンライナーPlus。この列車は8連での運行。この路線では8連はとても長く見える。


「花と乙女」(近鉄富田)

一旦改札を出て桑名までのきっぷを買い直し、2・3番線ホーム伊勢中川方へ進んでいくとこんなセメント像が。左に見切れている題字の石には「中川爲延作 素材 小野田白色セメント」とある。なんだかよくわからんが、頭上の重い器を支えるためにダルビッシュ有超えの太くて長い首になった、ということなんだろう。


2000系(近鉄富田)

2000系はビスタII世・10100系の主電動機や台車を流用して新造された車両。前記事登場の2107Fとちがい、この2110Fは多数派のワンマン運転対応車。



1810系(近鉄富田)

1800系にラインデリアを搭載した形の1810系。のちに冷房改造を受けた。2410系同様古参組で、廃車が進んだ現在は2連4本のみしか残っていない。



2050系(近鉄富田)

4連で登場した1400系の3連バージョンがこの2050系。同じく2連バージョンが1200系(現1201系)となる。これらの仲間は界磁チョッパ制御の省エネ車として、従来の一般車とは車体デザインを変えて登場した。211系をはじめとする国鉄〜JRの車両や全国各地の軽快気動車等に同様の面構えが見られる。



三岐鉄道801系(近鉄富田)

三岐鉄道の次の列車が到着した。またも801系か。元西武401系の食パン面が見たかったが。




三岐鉄道801系(近鉄富田)

801系のトップナンバー編成。三岐鉄道の現役電車では最古参となる。


21000系(近鉄富田)

やたらとアーバンライナーが来る。


9000系(近鉄富田)

三岐鉄道の2本目を区切りとして、この急行で近鉄富田を後にした。


ふたたび桑名

急行のうしろ4両は転換クロスシートの5211系。やはり空いている。窓際に座って雨が弱まった車窓を眺める。
桑名の手前で三岐鉄道北勢線をくぐる。JR側は単線に古い橋脚が迫り、文字通り複線化の障壁となっているのがわかった。
桑名に到着。仲間との合流はJR長島駅の予定だったが、近鉄長島もほぼ同じ場所にあるとのこと。JR関西線は落雷の影響で近鉄以上の大幅ダイヤ乱れ。次の名古屋線普通列車をこのまま待つことにした。


5211系(桑名)

恒例「乗ってきた車両」。5200系列の三男・5211系はボルスタレス台車採用により形式が分けられたもの。




5211系・22600系(桑名)

急行とすれ違いで登場したのはAce。養老鉄道ホームにいるのは620系のようだ。


三岐鉄道270系・140形・130形(西桑名)

玉子焼のような小型電車が北勢線西桑名駅へ到着。今回は近くで撮る時間がなかった。 これが気になり、Aceの後ろに付いていた旧型特急車を撮れなかった。恐らく12200系。




22600系(桑名)

名古屋線下りは再び特急が登場。


22000系(桑名)

Ace+ACEという編成だった。Aceを見ちゃうと、ACEの顔はオレンジばっかりで面白くないな。



1000系(桑名)

1810系と同じ車体ながら、足回りは旧型車流用のつりかけ駆動車として登場した1000系。のち冷房改造や新性能化が行われている。廃車が進んでいる古い車両だ。
この普通列車で近鉄長島へ移動。下車後自動改札にきっぷを突っ込んだが、やはり桑名までの料金では足りず精算が必要だった。


長島駅

JR長島駅はすぐ北側に見える。これから来る東京組の仲間をこの駅最寄りの三重組の仲間と待つ。


(長島・mb)

無人駅のJR長島は薄暗い線路下の通路から入っていく狭い島式ホーム。ちょうど私が着いたときに桑名へ向かって列車が出て行った。

私より1時間ちょっと後にのぞみで名古屋着予定だった東京組の仲間は、名古屋直前で落雷停電により足止め、さらには関西線でも踏切が閉まらなくなったりして、永和で1時間以上の足止めを食った。けっきょく動き出して弥富へ1駅進んだところで打ち切り・近鉄への振替えとなったそうだ。関西線と近鉄名古屋線は並行しているものの、肝心の永和駅は近鉄から離れた場所にあったのが痛かった。

私たちは永和で停車中のメールを受けて20分ほど駅前の車中で待ったが、「全然動かない」との続報を受け結局先に出ることにした。その間、この長島駅にはまったく列車が来ず、短い上屋の下で同じ顔ぶれの客がずーっと待っていた。運賃は高いが、JRと並行し動いている近鉄に乗るという考えは沸かないのだろうか?
永和で足止めを食った仲間は結局桑名駅から我々の居る飲み屋にタクシーで駆けつけたのだった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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