2026/03/30

26.3.30 おかわり芝山・下

芝山鉄道3540Fに乗って、所属の芝山鉄道線を目指す。


いざ芝山へ

京成成田駅を出ると、眺めのよい高架線で右カーブ。


(京成成田—駒井野信号場。車内より)

最後尾からの過ぎゆく風景。
高架線から丘の中に入り、掘割やトンネルで成田空港エリアへ進む。
この区間はモーター音を響かせて爆走し、なかなか楽しい。


(駒井野信号場。車内より)

駒井野信号場で複線からの複線分岐。写真右は現・成田空港駅へ向かう現・本線。
こちらは旧・成田空港駅であった現・東成田駅へ向かう線路で、旧・本線…現東成田線である。


芝山3500形3540車内(駒井野信号場—東成田)

駒井野信号場からすぐトンネル。東成田駅で小学生であろう子どもを連れた家族が乗ってきた。鉄道興味のようだ。
東成田駅は現在はLCC用の成田空港第3ターミナルや空港関係者の最寄り口として機能している。

私は10年前に実際に第3ターミナルへ出るため利用した。
空港第2ビル駅とは距離500mの地下通路でつながっているが、移動するなら地上の無料循環バスを使うほうが楽だ。親子はどこから来たのだろう?
東成田から奥が芝山鉄道線となる。


(東成田—芝山千代田)

トンネルから出ると、まだまだ空港が広がっている風景。
奥の背の高い方の管制塔の右下辺りに東成田駅がある。


(東成田—芝山千代田)

見たことがない柄の小さめの航空機たちを車窓右に眺めながら、芝山千代田駅に着く。
芝山とは山武(さんぶ)郡芝山町のことで、ここは成田市ではない。
ちなみに近隣の山武市は同じ「山武」でも“さんむ”と読むのがややこしい。


(芝山千代田)

航空機が離陸。電車と絡めたかったが、航空機が遠すぎた。

あ、幕回し…。






芝山3500形(芝山千代田)

連写でキレイな位置に収まったコマたちを。
芝山車としては「成田空港」は使うことがありそうで、なかったな。


芝山3500形(芝山千代田)

こちらが正味の行先。
LED表示の車両はプログラム書き替えで駅名の「京成」の省略が廃止されたが、幕車は交換が面倒だからだろう、そのまんまだ。
シャトル運用のあいだは京成成田駅と当駅で頻繁にこの幕回しをしているわけだ。



芝山3500形(芝山千代田)

東成田駅も空港アクセス駅だから、成田空港駅へ行かなくともこの広告は意味をなす。


芝山3500形(芝山千代田)

京成のワンマン運転は2022(令和4)年11月26日のダイヤ改正から。
この東成田線〜芝山鉄道線、金町線、ちはら線でワンマン対応の4連(3500形・3600形の一部)を用いた列車のみで実施されている。
なお芝山鉄道線内は、京成の乗務員が引き続き常務する形が取られている。つまり、芝山鉄道に乗務員はいないのだ。




芝山3500形(芝山千代田)

沿線のサクラと絡める。
ソメイヨシノ、昔はもっとピンクだったような気がするなぁ。



(芝山千代田)

ホームからちょっとだけ進んだところで軌道は途切れている。
太平洋側九十九里浜方面への延伸構想はあるものの、費用対効果がよくないのは明らか。
空港と太平洋側の連絡はバスが担っている。


(芝山千代田)

サクラだけを切り取ってみましょう。
実際に切っちゃいかんですよ。最近そんなインバウンドも多いらしいね。


(芝山千代田)

Wikiによれば、芝山鉄道は成田空港設置によって地域の東西が分断されることの見返りとして、国が設置を認めた路線とある。
芝山千代田駅の仮称は整備場前駅で、まさに駅前が航空機の整備場である。
その700m先に仮称千代田駅の設置の構想もあったが、現駅名のとおり、まとめられてしまったようだ。



芝山3500形(芝山千代田)

3540号のHMステッカーのアップを撮るため再びこちら側に。
なんでさっき撮らなかったかというと、到着直後は撮影者の競合があるので、車体に近づけないのだ。こうしてちょっと待てば無人になる。
前記事の京成成田駅で3537号のもののアップを撮ったが、こちらのイラストも「3540」と実車の番号になっている。


(芝山千代田)

駐機と絡ませたくても、やっぱり遠い。

折り返しのため出場しようとしたが…無知であった。東中山でフツーにICで入ってきたが、芝山鉄道はICカードが使えないんだって。
自動改札機脇の窓口で、優しい駅員さんが説明のうえ当駅下車の証明書を出してくださった。
心中は「はいはい、オマエもか」なんだろうけど。



(芝山千代田)

駅舎を撮る。しっかり芝山鉄道カラー。
駅舎は芝山町、線路は成田市にあり、2枚目写真の左端辺りに市町境が通っているようだ。


(芝山千代田)

券売機で東成田までの220円のきっぷを買う。
どうせ下車駅でICカードの乗降記録処理と精算をするのが決まってるし、このあとの流れで東中山の手前で下りるかもしれないから降車駅未定なので。
ICカードは使えないがタッチパネル式、というのはなんだか不思議な感覚。

きっぷを自動改札機に投入して再入場すると、すぐ右側にガチャが。方向幕ネタのようでぜひ回したかったが、小銭がないっ。
さらに駅員さんが「そろそろ列車が出るので」と窓口業務から離れる旨利用者に伝えている。
次列車まで40分待てないので諦める。当駅には二度と来ることはないかもしれないのにな(極論)。


(芝山千代田)

また最後尾…つまり今度は3537号に乗車。
車内は私以外に乗務員室脇の席に座った鉄1名のみで、そこから離れた位置の窓を開けて航空機を撮ろうとしたが、なんだか障害物が多くてこの1枚程度になっちゃった。

東成田駅ではホームに降りて顔を撮りたかったが、すぐ発車ブザーが鳴った。
次列車まで40分待てないので(何回言うねん)、恐くてすぐ車内に戻る。実際は1枚ぐらい撮れたな。
窓開けヒコーキ狙いも含め、そんな芝山初体験の私の一部始終を「他1名鉄」はきっと見ていたに違いない。


京成成田

京成成田に戻り、再度幕回しを撮る。



芝山3500形(京成成田)

しかし、途中のコマでぴったり撮れたのは印西牧の原のみ。
印旛日本医大、羽田空港、蒲田、八千代台たちは合わなかった。残念。



芝山3500形(京成成田)

これは往路でも撮ったアングル。撮れるものは撮ったし、これでおしまい。


3700形(京成成田)

芝山シャトルに接続の快速は、種別表示器の下がボコっと出っ張った3700形1次車の3718F。これは青帯から下が「アゴを引いた」デザインになっているため。
これは1次車3本のみ(併せて新造の北総7300形全2本も同)で、2次車以降はまさに“不細工”な出っ張りは解消された。


オシャレステーション・東中山

2日前にもいろいろ撮ったので、結局寄り道せず3718Fの快速で東中山まで乗り通した。結構寝たなぁ。



京急1000形(東中山)

次の対向列車くらい撮ろうかと待っていたら、京急登場。
22日に1702F、前日29日に1703Fと、最新ロット・23次車の編成が本線の京成高砂以東に次々初乗り入れをしたばかり。
23次車を期待したが、京成成田で会った編成に続いて従前からいる編成だった。
東方先頭が1104号の1097Fは8次車で2008(平成20)年10月竣工。

この2代目1000形の1次車は2002(平成14)年竣工でアルミ車体の完全塗装車。6次車からはステンレス車体となった。
17次車からステンレス車体ながら完全塗装に変わったが、23次車は再び完全塗装を解いてステンレス地そのままの部分が発生している。
20次車から車号が-(ハイフン)を用いた形に変わり、21次車からは1500番台や1700番台という1500形の領域まで車号が「侵出」したり、変化は続々。
ロング・クロス可変のデュアルシート車もあるし、パッと見以外にも機器の変遷は無数だろう。
当ブログの常套句だが、近鉄だったら何十系列に分けるんだろうか?という状態。

運用が少ない本線京急に会えたので、帰りましょう。



(東中山)

往路で撮っていなかったアングルで駅舎内を撮影。
2面4線の快速停車駅ではあるが、競馬がない日の昼間は閑散としていて見た目と利用者の少なさのギャップがある。人が途切れるのを待つのも簡単だった。


(東中山)

芝山鉄道絡みのICカードの往復精算を済ませ出場。
競走馬の立体アートは…なにが楽しかったんだろうか?(笑)←当ブログでは珍しい漫符
もうちょっと立っているように見えるアングルで撮ってあげればよかったね。


(東中山)

リニューアルは2021(令和3)年3月30日に完了したそうだ。ちょうど5年前じゃないか。
近場にありながら、それほどこの駅で出入りしていなかった。
同年7月には目の前を通っていたが、記事の通り雲に注目していたのでね…。

なおこの日3代目芝山車となるターボ君こと3668Fの新ルックスが確認された。
京成時代の赤帯が緑帯・京成時代の青帯が赤帯となり、初代芝山車である3618Fのときとは赤と緑がてれこになっている。
また側面社名プレートは「芝山鉄道」ではなく「しばてつ」と、耳馴染みのない言葉のひらがな表記に変わっている。

あ、さよならHMステッカーに「芝鉄」って書いてあった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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