2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2020/07/25

20.7.25 さぬき鉄2020・4/丸亀・しおかぜ

引き続き、予讃線を7200系で上る。


都会的な高架駅

列車は高架線に上がり、丸亀駅に到着。


7200系快速「サンポート南風リレー」(丸亀)

乗ってきた列車は快速だが、上りでいえば当駅を跨いで坂出までは各駅停車だ。


7200系(丸亀)

下り列車。
丸亀駅は隣の宇多津駅とともに1987(昭和62)年10月に高架化されている。
瀬戸大橋線を分ける宇多津駅は2面4線だが、当駅は対向式2面2線。
7200系の京葉線と同じ赤14号の帯も相まって、同じ時期に建設が進んだわが地元の京葉線の駅に居るような感覚だ。


(丸亀)

改札口へ下りると、ここが香川であることを感じる。
自動改札機はなく、簡易IC改札機が駅員ブースの前後に立っている。


(丸亀)

駅舎とロータリー。改札口以外はやっぱり京葉線っぽい。

タクシーとバスを活用しつつ旅の用事を済ませ、猛暑の中駅へ戻った。


(丸亀)

ここからは岡山まで特急で出て、新幹線で帰京する。
活動時間に余裕を持たせるため、特急は「南風16号」より30分弱後の「しおかぜ20号」の指定席を取ってある。
結局は大雨の影響で「南風16号」が着く前にすでに駅に戻れていた。


(丸亀)

当駅名の表示は丸ゴシック体の漢字に明朝体のふりがなという、2月に訪れた宇多津駅、おととし訪れた善通寺駅と同じ独特な構成。



2700系特急「南風」(丸亀)

遅れていた「南風16号」がやってきた。
2700系の3両編成。これが私の2700系営業運転初撮影だ。
昨年の旅では2700系はまだ営業運転開始前で、高徳線での試運転に遭遇した。

この一週間前の7月18日より「南風」「しまんと」「あしずり」「うずしお」で2000系・N2000系の運用の一部が2700系に置き換えられた。
「南風」に関しては28本中6本だった2700系便が3倍増の18本となり、2000系・N2000系と逆転し2700系がメインの仕様車両となった。
また「うずしお」に関しては2600系と合わせて1往復を除いたすべてをカバーし、N2000系は撤退した。残った1往復は高松で見送ったキハ185系便。つまりキハ185系より2000系・N2000系が先に去ってしまったわけだ。


7200系・2700系特急「南風」(丸亀)

色調は違えど「赤と黄緑」の帯を巻いた両車。系列の数字も似ている。
2700系の黄緑が香川のオリーブと岡山のマスカットのイメージであるのに対し、7200系の黄緑は121系からのリニューアルに関わった川崎重工…というより『Kawasaki』のバイクのあのライムグリーンだ。ブンブン。




2700系特急「南風」(丸亀)

JR四国では2000系に代わる特急気動車として空気バネ式車体傾斜装置を用いた2600系を登場させたが、土讃線のカーブでは能力を発揮しきれないことがわかり開発が中止された。
2600系は先行車としての2連2本のみの製造で終わり、土讃線より線路条件がよい高徳線の「うずしお」を中心に運用されている。
2600系をベースに土讃線に適応する方式にした2700系は2000系と同じ制御付き自然振子装置が用いられた。それを含めた車両の完成度が評価され、2700系はローレル賞を受賞している。2600系なくして受賞はなかっただろう。





7200系+7000系快速「サンポート」(丸亀)

7000系に律儀にHMを付けた3両編成の快速「サンポート」が到着。
7200系側にHMがないのは、おでこの表示器に列車名も表示されているから。
走行時はまず写ってくれないのだが、2月の夜の宇多津での写真がわかりやすい。



7200系(丸亀)

快速からほどなくして各駅停車がやってきた。まるで都会の運転間隔。
定時だと7分後であるが、「南風」の遅れで、名前の役目の快速「サンポート南風リレー」も遅れたため、実際にはすぐにこの列車が来た感じだった。





8000系特急「しおかぜ・いしづち」(丸亀)

下り特急接近のアナウンスがあったため、高松方に寄って迎えにいく。
高架の電化複線でも、バックに山が入ると都会っぽさは消えちゃうな。
高松駅では見られない、前後とも流線型先頭車の7両編成は立派でいいね。



7200系(丸亀)

観音寺行普通列車。
データイムはこの列車のように高松から各駅停車で多度津や観音寺まで行く便、同・多度津から土讃線琴平まで行く便、快速サンポートで坂出まで来てその先各駅停車で多度津以遠に行く便の3本の普通列車が現れるのが基本になっている。
高松—坂出間は途中無停車の瀬戸大橋線快速「マリンライナー」も加わり、普通列車はそこそこ充実した本数が走っている。
瀬戸大橋線から宇多津側に直通する普通列車は昨年3月のダイヤ改正で廃止され、JR西の黄色い電車は見られなくなった。私は四国での姿を記録できていないので残念である。


(丸亀)

私の乗る列車もずいぶん遅れている。
そういえばこの表示器もひと昔前の京葉線っぽいや。



8000系特急「しおかぜ・いしづち」(丸亀)

ようやく「いしづち・しおかぜ20号」が到着。
私が乗る車両は後ろの「しおかぜ」なので、写真の先頭車を含むほう(「いしづち」)ではない。


8000系特急「しおかぜ」車内

空いている指定席車内。
便数が充実しているので、コロナ云々でなくてもなかなか満席にはならないだろう。
座席は難燃性木材を用いた『S-Seat』というもので、グリーン車も含めリニューアル時に新造時のものから交換された。自由席車はそのままになっているそうで、指定席車と差がつけられたわけだ。




(児島—宇多津の車内より)

瀬戸大橋を渡るのはこれが4度目となるが、今回が初めての進行方向右側。
下り線を介した先に景色を眺める。まぁ、反対側でもトラス越しになるのは変わらない。


(児島—宇多津の車内より)

連写をした中、トラスが被らずに撮れた1枚。
キスチョコのような島は無人島の大槌島。


8000系特急「しおかぜ」車内

岡山駅に到着。
全員下りたところで改めて車内を記録…のはずが、清掃員さんが颯爽と入ってきて座席を転換。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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