2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2016/03/27

16.3.20 京阪神滋奈・10/和田岬線

関西遠征2日目。

前夜、メモリーカードの整理は必須だった。
19日より前の撮影分の静止画は家のHDにコピー済なので全削除。19日分に関してはムダなカットも少々削ったが、睡魔には勝てなかった。

寝坊しないよう5時台にアラームをかけ、しっかり起きられたのはよかった。


和田岬線ふたたび

ゆっくり準備しながらホテルをチェックアウトしたのが7時。
兵庫駅の改札前をスルーして、一旦駅の海側から和田岬線ホームを覗いてみる。


103系(兵庫)

ホームの脇は屋根付きの駐輪場で、すぐ近くから見上げるアングルは無理だった。
どんどん後ずさりしていって、結局建物を背中にした位置から望遠で撮ったのがこのカット。
夜のホームで眺めた近アカR1編成を明るい状態で初めて眺める。
旧客時代の写真を見ると、和田岬線は地平にあったようだ。


(兵庫)

前日京都駅で買った本日分の1デイパスで入場。和田岬線のりば入口の自動改札機はまだ閉じていた。
鉄ではなく本来の利用者が2人ほど待っていて、まるで競馬のスタート直前で馬がゲートが開くのを待っているような状態に。

ほどなくゲートがしれーっと開いて入場…というか出場状態となる。
前夜の記事の通り、本線側から和田岬線のりばの改札機を通過した時点で和田岬駅まで行ったのと同じ状態になったのだ。



103系(兵庫)

運行番号表示・方向幕とも前夜と何も変わっていない。



103系(兵庫)

方向幕のアップも改めて撮影。


103系(兵庫)

モハ103-397。


103系(兵庫)

モハ102-553。



103系(兵庫)

両先頭車とも、正面の3分割の窓にすべてワイパーが付いている。
先頭には運転士に加え乗務員がもう一人添乗しており、助士側も視界確保が必要なんだろう。

7:18に出発(翌週のダイヤ改正後は7:20発に変更)。日曜はこの列車と17時台の2本だけの運行だが、乗客はまばら。
最後尾には女性の車掌が乗務、車内検札・改札も必要ないガラガラの6両編成が一駅間を往復するために3人体制…というのは効率が悪いが、第三の乗務員は運転士の予備ということなんだろうか?

列車は兵庫駅を出ると左にグンとカーブ。阪神高速をくぐると右手に川崎重工兵庫工場があり、和田岬線からの引き込み線が工場へ延びている。
あとはひたすら直線。道路が並行しているところも多いが、下りてから沿線撮り…というのは難しそう。
何しろ、折返し時間が短いのだ。そして、兵庫駅に列車が戻ると17時台まで出てこない。



103系(兵庫)

1面1線の和田岬駅に到着。
線路に対してホームがあるのは兵庫駅と同じ側で、キハ35系専用車の時代はホームがない側のドアは真ん中を残して潰した改造車が用いられていた。



103系(兵庫)

すぐ近くに神戸市営地下鉄海岸線の和田岬駅がある。当駅だけを目指す和田岬線と違って路線の途中駅なので、終日列車が通っている。
この駅は近くの三菱重工・三菱電機の工場の勤務者がメインの利用者とのこと。


103系(兵庫)

簡単な上屋がホーム入り口にあるのみ。
2009(平成21)年までは駅舎があったが解体され、その位置には現在ファミマが建っている。
兵庫駅で早々待っていた通勤客の一人がこの駅で列車を降りて最初に向かったのは、そのファミマの外の喫煙スペースだった。
1本しかない電車を降りたあと、時間調整をするのがルーチンなんだろうな。

この路線は山陽線の前身・山陽鉄道が兵庫—姫路間の路線建設にあたり、輸入資材を港から送り込むために敷設された。その後貨物線に転用され、和田岬駅からさらに三菱重工の造船所まで線路が続いていたそうだ。
1980(昭和55)年に貨物輸送が廃止されてからは、特殊な通勤路線と川重からの出荷経路という2つの目的で生き残っている。
2001(平成13年)の地下鉄開業後は乗客が減ったが、それでも地下鉄利用は予想を大きく下回っているようだ。

和田岬駅ではやはりゆっくりできず、折返し列車に乗車。


(兵庫—和田岬の車内より)

途中で渡る兵庫運河。和田岬線の橋梁は「和田旋回橋」。現在は旋回機能は外されて固定されている。
近年はウォーターフロントの観光開発観点で「固定されてしまった旋回橋が船の航行をできなくしている」との意見があり、和田岬線を廃止するべきとの声が上がったこともあった。
しかしJR西日本にとってみれば和田岬線は黒字営業で、廃止にするメリットはあまりない様子。



川崎重工兵庫工場(兵庫—和田岬の車内より)

川重には東京メトロ千代田線用16000系の姿が見えた。

兵庫駅手前からはモハのコンプレッサーの近くで動画撮影した。いつものごとく動画はブログには載せない。
そして列車到着後ダラダラと和田岬線ホームにいるのは迷惑なので、さらっと自動改札から「入場」した。
今回は日程の都合から日曜朝のチョイスとなったが、やはり一定の本数がある平日か土曜の朝に来てじっくり走行風景も撮りたいもんだ。


またしても!

JR神戸線ホームへ移る。
朝は貨物列車がよく走っているようだが、西行が多い。ちょうど和田岬線で動画を撮りながら兵庫駅に到着したら貨物列車が現れて、それも動画に一緒に収めた。


207系(兵庫)

大阪へ出るため、上りホームに立つ。207系のリニューアル車はまだ撮れていないなぁ。


321系(兵庫)

私が乗る列車は321系だった。尼崎からJR東西線・学研都市線と進む松井山手行。

この列車に乗ってちょっと駅から出たところで、何とEF66 27牽引の貨物列車とすれ違った。ニーナですよ、ニーナ!
調べてもいなかったが、知っていれば…という後悔は、京都駅でのDD51ロンチキ、新開地駅での山陽3000Fに続く三度目のショックだった。

まだ7時台ということで、一旦気分転換。
元町駅で下りて、神戸ポートタワー・メリケンパークまで散歩してきた。
(ちょっとでも載せるとブログ趣旨からどんどん外れちゃうので写真掲載なし)
帰りは路線バスで三ノ宮駅まで出て、コーヒーショップで朝食を摂ってからJR神戸線ホームへ上がった。



HOT7000系特急「スーパーはくと」(三ノ宮)

京都でも2本出会ったこの列車にまた遭遇。ご縁があるようですな。


阪急1000系(三ノ宮)

並行する阪急神戸線。たまたま通った列車は「さくら」HM付1000系だった。
この後新快速で大阪駅まで移動した。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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