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2009/08/03

09.7.25/31/8.3 京葉線 夜の臨時列車

我が家の近所を走る京葉線は東京ディズニーリゾートを舞浜駅前に控え、団臨が多く運転される路線だ。
最近三度ほど、地の利を活かして近所の駅に出向き、夜遅めの臨時列車を撮ってきた。


7月25日

早朝から撮影に出かけたこの日、夜にもう一度出かけて市川塩浜駅へ赴いた。

団臨ではないが、夏季の救済臨として夜間に東京—西船橋間の快速が設定されている。
この土曜日は2本の設定があり、遅い方の市川塩浜23時33分発の列車を撮った。


京葉線205系臨電/武蔵野線用車両(市川塩浜・2009.7.25)

三脚使用でスローで撮影。方向幕は辛うじて読める程度だな…。
車両は武蔵野線用205系8両編成で、駅のLED案内表示は「武蔵野快速 西船橋」となっていたが、幕は当然「武蔵野線内各駅停車」の文字が省略されたタイプ。
武蔵野線デザインの幕なので、ただの「快速」マークだけだと違和感がある。

武蔵野線自体は府中本町・東所沢・南船橋発の西船橋行が定期で存在するが、いずれも快速マークはつかない。
「快速 西船橋」の表示はこの東京からの臨時列車でのみ使われるレア幕だ。


7月31日

この日は583系の団臨が走る。
夜早めに動けるようになったので、西船橋で20時台(回送)と21時台(営業)に二度通る583を狙う。
18日に撮りに行ったのにスカされたので多少心配したが、今回は裏切らず来てくれた。






583系(西船橋・2009.7.31)

朝方京都からやって来て、舞浜→東京→西船橋→東大宮と回送、夜に東大宮から西船橋に回送でやってきたのがこの写真。
新習志野に置いておけばいいんじゃないかと思うが、車内清掃要員とかの都合なのかな?
夜行なので車内はベッド状態なのかと思ったら、座席がセットされていた。

舞浜への出発を見送ってから1時間ほど待つ。
夜間は貨物列車や機関車の単機回送が頻繁にやって来る。
機関車はEF65 1000、EF210、EH200など多彩で、ずっと武蔵野ホームにいたわけではないが、この待つ間にすべて目にした。
583は予定通り舞浜で客を取り込み、また西船橋に帰ってきた。


583系(西船橋・2009.7.31)

先ほど「回送」だった表示は「臨時」に変わっている。

この車両は正面の貫通扉が閉塞化されている。使用する機会がないのと、すきま風対策がその理由。形は損なわれていないが、中央のスリットのみ埋められて消えてしまっている。
情報によるとこの列車は「天理臨」と呼ばれる列車で、東北から天理の祭事へ行った帰りにディズニーへ寄る行程だったようだ。
いつもの東北と舞浜を結ぶディズニー臨だと専用のヘッドマークが表示されるはずで、ちょっと残念だった。
20年前のヘッドマーク表示列車の写真を紹介しよう。



583系「わくわくディズニーランド号」(市川大野・1989)

9両編成でやってきた583系団臨。東北から夜行でやってくるパターンが始まったころで、これが最初の列車だったかも。時刻表に載らない列車だからか、堂々と「ディズニーランド」というワードが入っている。


8月3日

25日に日野で撮った485系「NO.DO.KA」の団臨が京葉線にやってくる。
この3・5・7日と1日おき発で新発田—舞浜間の日帰り運行があり、上の583系の列車同様舞浜着後は東大宮で待機。
営業に入って幕が変わるわけではないので、この列車は東大宮から来た夜の回送のみ狙うことにした。




485系「NO.DO.KA」(西船橋・2009.8.3)

意外にもほかの撮影者は見かけなかった。583のときはいたんだけど。
この西船橋には22時6分—12分とたっぷり停まったので、こうして2つのホームを移動して撮ることができた。

現在カーペットカーの「NO.DO.KA」は、もともとは「シルフィード」という欧風列車。
応接セットのように向きが変えられるリクライニングシートやソファーが並ぶ車両だった。
シルフィード時代はあんまり上京する機会がなかった記憶。
手元にはそんな数少ない機会を逃さず撮りに行った写真があった。



485系「シルフィード」(東京・1993.12.25)

舞浜で団体客を拾う前に回送で東京駅京葉ホームにやってきた様子。
マークが白く飛んでるのが残念だが(いや、このページのほとんどそうだ)、貴重なシーンだった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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