2017/09/18

17.9.18 緑の東武と新しい日比谷線

総武線で亀戸に降り立ち、千葉方端っこのマイナー改札口から外に出る。
8日前に訪れた東武亀戸線の再訪問。同線を走る8000系の中で唯一撮っていないグリーンの編成がお目当てだ。


コンプリート

商店街を抜けて総武線の盛り土をくぐると、東武亀戸線の踏切に出る。前回最初に訪れた踏切だ。
踏切から東武のホームを覗くと、2番線に標準色の編成が停まっている。正午過ぎに回送で出てくる編成だ。
1番線に車両はなく、この時間に営業運転に就いている2編成が何なのか、楽しみである。

2つ先・カーブ上の、前回通らなかった踏切で列車を待つ。




8000系(亀戸—亀戸粋人)

オレンジの8577Fだった。前回は2番線発の回送列車として、1つ先の踏切でインカーブで迎えた。
その1つ先の踏切に移り、次の列車まで10分待つ。






8000系(亀戸—亀戸水神)

見事、グリーン編成8568Fが来てくれた。よかったよかった。後追いはN'EXと競演。
このカラーリングは7860系に施された試験塗装を復刻したもので、白帯は現在の8000系標準色のベースであるジャスミンホワイトが流用されている。

ここから早歩きで亀戸水神駅を通り過ぎ、北十間川までやって来た。
川の曳舟方に回るつもりだったが、亀戸方に到達した時点で早くも踏切が鳴いた。


8000系(亀戸水神—東あずま)

スカイツリーとからめた。無理矢理。
この編成の記録で、現在亀戸線・大師線を走る8000系ワンマン対応2R車5編成は記録コンプリートとなった。


(小原橋の仮橋)

前回と同じく、新小原橋の真下にある人道橋・小原橋の仮橋を渡り対岸へ。
また踏切が鳴き始めたので、この仮橋のトラスのすき間から列車を狙ってみる。


8000系(亀戸水神—東あずま)

手前のゴチャゴチャは小原橋の架け替え工事のもの。
列車が来てから気づいたが、縦アングルにすれば水鏡も入れられた。水面はご覧のように風で揺れてしまっているが。



8000系(亀戸水神—東あずま)

前回の経験を活かし、小原橋からは丸八通りを進んでこれまた前回訪れた踏切へ。
グリーンを再び迎える。晴天でもこの発色。かなり濃い緑だ。




8000系(亀戸水神—東あずま)

東あずま駅に入り、回送列車を捕らえる。8570Fは昨年初訪問した際にもこの回送列車で撮っている。
3編成が動く朝方はわからないが、それ以降の時間帯は当駅付近で上下列車がすれ違うため、開放している構内踏切上から列車を撮れるのはこの回送列車ぐらいではないか?


(東あずま)

亀戸水神駅とともに駅本屋は上り線(亀戸行)側にあり、構内踏切で上下ホームを結んでいる。
小村井駅は駅本屋が下り線(曳舟行)側にあり、地下通路接続となっている。


8000系(東あずま)

逆光のグリーン。真っ暗。


8000系(東あずま)

なんだか8000系が地方私鉄に移ったような光景。編成ごとに色がちがうのであればまさに流鉄的。


8000系(東あずま)

オレンジに乗って移動。


8000系(東あずま—小村井)

今回は上下列車が駅で並ばず、前回同様車内から対向列車を撮影。グリーン編成は1回前も当駅で並ばず後れて入ってきた。
これで、私の中での課題は東上線のベージュ+オレンジ4R車のみとなった。遠いんだよな、あっちまで行くの。

曳舟で急行にのりかえ。
待っている間に前回に引き続いて100系サニーコーラルオレンジと遭遇。その背後に北総9200形が地下から現れるという、オンリーワン編成の競演が見られたが、私はホーム端にもおらずまったく撮る準備をしていなかった。


モノトーン

メトロ8000系の急行で北千住に出て、日比谷線ホームに上がる。


03系(北千住)

当駅始発の5ドア編成に乗る。次の南千住でカーブ写真を撮る目論見。
列車予告表示は2本後が7両となっていて、メトロ13000系か東武70000系が来ることがわかっている。

南千住で降りると、一見誰もいないように見えたが先客がいた。
声をかけるといそいそと狭い柵に張り付き、あんまり互譲の意思はないようだ。ホーム端は狭く、キャパ1名と言ってよい。
先に来ている方が偉いのは当たり前。彼の背後から撮るようなことは避け、反対ホームから撮ることにした。
03系・20000系列はそこそこ撮ったし、新車は今後いくらでも見られるのでね。



03系(南千住)

次の列車はノーマル03系。通勤でも4駅間だけ乗っている日比谷線、まだまだこいつが幅を利かせている。


東武70000系(南千住)

70000系が先にこちら側に現れた。ご覧のように、当駅のホームはギリギリな感じ。
18m車でもかなり減速して曲がるカーブが多い日比谷線に20m車が入るかもという噂が出ていたときは、「まさかそんなことはしないだろう」と思っていたが。
iPhoneで撮影済みだった70000系だが、デジカメではこのカットが初撮影となった。


東武70000系(南千住)

スカートもピカピカで風景が写っている。



東武70000系(南千住)

こちらが当初狙っていた中目黒行。また70000系。
南千住駅は高架駅で、両端は大屋根が複線を覆っている。


東武20000系(南千住)

18m車8連は単純に計算すれば編成長144m。新型の20m車7連より4m長く、最後尾もこのホームでは縦アンで顔を撮れる程度。先ほどの70000系とは違うのが一目瞭然。



東武20000系(南千住)

70000系がそれぞれに来たあと、20000系がまたそれぞれに現れた。



東武70000系(南千住)

で、次は…また70000系。



東武20000系(南千住)

ホームを移った。また20000系。



03系(南千住)

ひさびさにメトロ車登場。北千住行は7両表示が出ているので、それだけ撮ったら帰ろう。





13000系(南千住)

7両表示はこんどこそ13000系だった。
グレーの構造物が集まる中をやってきたシルバーの車両。モノトーンの世界。



13000系(南千住)

正面窓のフチが強調されると、一気にダサく見える。ストロング・マシンのような顔だ。
これにて撮影終了。茅場町経由で帰った。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

1 件のコメント:

風旅記 さんのコメント...

こんばんは。
今日も楽しく拝見させて頂きました。
日比谷線に20m車が入るとは、以前には夢にも思いませんでした。
ここまで大きく地下鉄の光景が変わることは、珍しいのではないかと思います。
そして、それにしても最近の東武の車両はスタイリッシュですね。これもまた、今までのイメージを覆す程の大きな変化に感じます。
亀戸線ののんびりした雰囲気、今の日比谷線の変化と対照的に感じられます。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

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