2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2016/09/30

16.9.20 阪奈神フォロー旅・06/今宮駅・JR神戸線

阪和線普通列車で天王寺に到着。
途中複数渡った河川はすべて茶色く濁っていて、いかにも台風の日の光景であった。


今宮カーブ

津久野駅で2時間弱立って(経って)いたのでかなり疲れてきた。
本日の宿は新長田駅前のホテルなので大阪駅へ出ようと大阪環状線内回りに向かおうとしたが、今宮駅の大和路線のカーブが気になり寄っていくことに。


201系(天王寺)

大和路線ホームに下りると、ウグイス103系に遭遇。きょうは効率よく会うな。
この時点では201系の列車に乗るためのんびりせずにいたが、後でよく見たら快速じゃないか。
窓に車号があるクハ103-212はNS406編成で4連口。そうすると、この列車はこの日の大阪環状線直通運用に充当された8両編成ということだ。
この編成は朝区間快速で大阪環状線にやってきて京橋で昼寝していたものがこの列車のために出てきたもので、このあと奈良まで行って大阪環状線直通の快速でまた戻ってきて、区間快速で奈良に帰って入庫となる。
※この平日のみにあった環状線直通運用(41A+51A)は、10月2日に控えたダイヤ改正に伴って廃止。事実上の最終運用は9月30日(金) だったそうです。これも貴重な記録になりました。私はダイヤ改正が近いことすら知りませんでしたが。

201系の普通列車で隣の今宮駅へ。
今宮駅は明治時代に設けられた。その後1928(昭和3)年に当駅から大阪港駅までの貨物線が開業、1961(昭和36)年に大阪環状線が開業し、貨物線の一部が環状線に活用された。
大阪環状線には今宮駅は設置されず、1996(平成8)年3月に高架化されるまで今宮駅は地平の対向式ホームの駅であった。
それから1年後れて大阪環状線にも今宮駅が設置された。



201系(今宮)

列車を降りてお見送り。緑があふれる中、ウグイス色の列車は高架から地下のJR難波駅へカーブを描いて潜っていく。
大和路線ホームは地平時代と同じく対向式だが、下り2番のりばは大阪環状線外回りの3番のりばと島式ホームを形成している。



201系(今宮)

これが撮りたかったアングル。ゴリゴリのハイビームでこんな結果に。



201系(今宮)

平成の高架駅のため、明治時代に設置された駅の雰囲気は一切ない。

このあと、下り列車(JR難波行)は来ないとのアナウンス。沿線の河川が増水した影響で運転見合わせが発生したとのこと。河内片上前後の大和川のことで間違いないだろう。
難波へは振替輸送実施となった。この日は平日。始発のJR難波からいつも座って帰る通勤客にとっては痛いだろう。

大阪環状線内回りホームへ移る。この内回り線のみほか3経路と違う高さにある。
これは、新今宮・天王寺両駅の配線が大阪環状線が外側・大和路線が内側に入る方向別複々線となっているため。
内回り線は当駅を出ると大和路線の上下線を跨いでいく必要があり、今宮駅の大阪環状線ホーム部分だけ切り取ってみれば完全な重層高架となっている。


大和路線221系(今宮)

ホームへ上がると大和路快速が到着。上り(奈良方面行)はまだ行けるのか。



287系特急「くろしお」(今宮)

内回りホームへ来たのは、こちらもカーブアングルっぽいのを確認したため。
もうちょっと明るいとよかったが、これはこれでカッコいいね。
阪和線内では「くろしお」に会えなかったが、あの時間帯は台風の影響できのくに線が部分的に運転見合わせをしていた。



201系(今宮)

大和路線上り普通列車も現れた。…が、この列車を最後に上り線も止まってしまった。




201系(今宮)

この旅初撮影の大阪環状線ノーマル列車。
大和路線ホームにいたとき、この内回り線に『真田丸』ラッピング編成が現れたのはタイミングが悪かったな。


阪和線223系(今宮)

高架線に似合う、メタリック塗装。



201系(今宮)

うーむ。日が暮れてきてハイビームの影響も大きくなったな。
雨もまた降り始めたので、この列車を以て当駅を離れることにした。

下の階の外回り線に移り、大阪まで移動。
前述の大阪港へ向かう貨物線は廃線となったが、大正駅先の旧境川信号場から分かれる盛り土区間は草が生い茂った状態で残ってていてはっきりと確認することができた。3月の訪問後に当ブログに記事を書いたときに調べたことを憶えていてよかった。


快速で

大阪駅でJR神戸線へのりかえ。


321系(大阪)

321系と207系の普通列車。
違和感を少々感じたが、種別幕に、この系統では3月には見かけなかった路線記号が入ったのだ。
新長田までこれに乗っていくのは時間が勿体ない。遠征の不慣れと疲れで判断力が鈍っているなか、乗ったのは新快速と同時刻出発の快速列車だった。
新快速は列車線、快速は普通列車と同じ電車線を走るため、別ホームから同時時刻発車ということができる。
帰宅ラッシュの時間帯でクロスシートの車内は混み合う。神戸より先に行くのなら、新快速に乗るべきだったが…。

芦屋駅の手前の地平区間ではナゾの赤信号で数分間停止。私は先頭のドアの位置に立っていたが、目の前には踏切があり、同じくずっと遮断機が下りた状態。海側で待っていた数台の車は少しずつ去って行ったが、阪神間の真っ只中のこの場所、この複々線の踏切を渡るのはどのみち容易でないだろう。


207系(兵庫)

兵庫で降りる。上り線には尼崎からJR東西線〜学研都市線へ進む京田辺行が来ていた。
1997(平成9)年にJR東西線ができてから、京阪神緩行の行先はJR宝塚線も含め多岐に亘っている。
3月は新快速を神戸で降りてこの兵庫へ普通列車で移ったが、今回はここで快速を降り、次の駅の新長田へ普通列車で移る。


207系(新長田)

207系の普通列車にひと駅乗って、19時すぎに対向式ホームの新長田駅に到着。
3月は深夜まで神鉄や山電を撮っていたが、今回は翌朝に備えてこれにて撮影終了。駅前のホテルにチェックインした。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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