2016/09/30

16.9.20 阪奈神フォロー旅・01/新幹線・御堂筋線

シルバーウィーク中の平日3日は休暇を取り、9連休にした。
その平日のうち20・21日に関西に行ってきた。

関西と言えば、今月3・4日に非鉄の用事で行ってきたばかり。
それより前から休暇は決めていたが、その3日夜に泊まった新長田のホテルを今回も確保した。
JR新長田駅は兵庫駅の西隣りで、平日朝に和田岬線を撮りに行くのにいいだろうと考えたのだ。

今回の目的は、国鉄形通勤車の記録を中心に訪れた3月の関西遠征のフォロー。
撮りたくても会えなかった車両の記録や、行けなかった路線を訪れる。


東京駅

悲しくもこの日の深夜0時すぎに台風16号が九州に上陸。
関東は夜明け前から強い雨が降っていた。手持ちの折畳傘が傷んでいたので前日新品を買っておいた。
幸いにも家から地元駅まで歩くあいだ雨は一時的に弱めになり、なんとか折畳傘で駅までしのぐことができた。
カッパだったりふつうの傘だったりがあるとこの2日間持ち歩かなければならないので、折畳傘で大して濡れることなく行けたのは運が良かった。

東京駅7:10発の「のぞみ9号」へ乗るべく、6時台のメトロ東西線で大手町まで移動。
6時台前半の列車でも平日のためそこそこ混んでいたが、押し合いへし合いにはならないレベルで済んだ。
途中雨が強くなり、この時点では運の良さを感じたのだが…。


N700系・700系(東京)

18番線の「のぞみ7号」N700系と17番線の「こだま633号」700系。
6:50発の「のぞみ7号」が出ると、私の乗る列車が入線してくる。



N700系(東京)

19番線の「のぞみ203号」は7:00発。


N700系(東京)

この編成はどの列車になるのかは調べていない。
ちなみに東京駅手前にスプリンクラーはないし、大きくカントのついたカーブもない。





N700系(東京)

私の乗る「のぞみ9号」はN700→N700A化改造された2000番台車。

車内では基本的に寝ていたが、富士山に近づいたところできちんと目が覚めたのが凄かった。
毎度のごとく富士山側の窓際指定席を確保したが、当然雨の湿気で富士山は「お休み」だった。
進むにつれ雨はどんどん強くなっていく。そりゃそうだ、台風に向かって行ってるんだから。
3月は京都で下りたが、今回は新大阪まで出る。京都の先で桂川を渡る抹茶色の117系を見た。キトに帰るのかな?


新大阪駅

雨中新大阪に到着。
一旦コンコースに下りたが、新大阪なら九州へ行く新幹線も来てるよな…と電光掲示板を見ると「さくら」がもうすぐ出る時刻のようだ。どうやら、下りた線の2本隣にいた様子。


N700系・N700系8000番台(新大阪)

私が乗った列車の後から来た新大阪止まりの列車がなかなか回送されずイライラしていたが、ようやく出て行ったところで「さくら」に充当されるN700系が見えてきた。ベースカラーが青っぽいのがよくわかる。





N700系8000番台(新大阪)

編成は8両と短い。他にもいろいろと白いN700系との違いがあるようだが、指定席車がグリーン車と同じ2&2シートになっている点が接客設備の中では大きな違いだろう。



N700系8000番台(新大阪)

8000番台はR編成でJR九州所属。JR西日本所属はS編成で7000番台。
この九州直通用N700系は3月には撮ってないので、さっそく今回のテーマである「3月撮影のフォロー」が始まった。

なんばに行きたい飲食店があり、10時開店。混む前に行っておきたい。
新幹線指定席と一緒に買ったきっぷは大阪市内ゆきなので便利に使いたいところだが、JR難波駅からは不便。まっすぐ一本道で行けるのは地下鉄御堂筋線だ。

その前に、在来線ホームに特急「こうのとり」が来ているようなので、それだけ撮って行くことにした。
初撮影…フォローのためだ。




289系(新大阪)

福知山線電化時に登場した特急「北近畿」が2011(平成23)年3月のダイヤ改正で列車名を改称したのが「こうのとり」。
同改正で新車287系が投入されたが、「北近畿」時代は485系から交流機器を抜いた改造183系や、381系といった他の特急列車のお古ばかりが用いられていた。




289系(新大阪)

流線型先頭車はパンタが載っているがクロで、電動車ではない。
4両の短編成で、尼崎から福知山線、福知山から山陰線に入って城崎温泉まで走る。
この289系は北陸新幹線開業で余剰となった683系から交流機器を外したもので、「こうのとり」は14往復中12往復がこの289系。車両供給の歴史は繰り返されている。


北極星見参

在来線の改札口から通路へ出ると、御堂筋線の駅は右へ結構歩いた先にあった。
新幹線の直接の改札口は御堂筋線に近い側にもあり、在来線ホームへ寄らなければたくさん歩かなくて済んだようだ。



(新大阪)

御堂筋線ホームの中百舌鳥方先頭へ行くと、新幹線新大阪駅の外観を確認できた。
道路の柵なども含め、昭和後期の意匠が色濃く残る空間だ。




北急8000形(新大阪)

なんと一発目に来たのが3月に会えなかったポールスター・北急8000形。
これは前2つと違い、やっておきたかったフォローだ。
御堂筋線が北進した先の直通相手・北大阪急行の車両。
阪急系の会社のため車体には阪急マルーンが入り、その上に御堂筋線の赤が重ねられている。
恒常的に走る車両としてはステンレスカーの2000形に続く2代目の車両であるが、登場から30周年を迎え、ステッカーが貼られている。


21系(新大阪)

反対側に現れたのは大阪市所属の21系。白い車両は女性専用車。



北急8000形(新大阪)

隣の西中島南方駅は目と鼻の先。地上区間では線路の左右を新御堂筋に挟まれる配置になっている。


21系(新大阪)

ポールスターに続いてやって来たのは当駅始発の天王寺行。都心部のみを走るいわゆる「小運転」列車。
この列車に乗り込む。



10系(新大阪—西中島南方)

先頭に乗った。一旦着席したが、対向列車が見えてきてついつい撮ってしまった。
1並びの編成が現れた。VVVF制御化されていない、ノーマル10系だ。
ちなみに大阪市営地下鉄の外を走る区間での撮影は今回が初めてだった。

そのままなんばまで乗り、目的の店へ向かった。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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