京成関屋を後にし、今度はお花茶屋で降りた。
私は撮るのに降り立ったのは初めて。ここも上野方がゆるいカーブになっているのを見て思わず降りた感じだ。
お花茶屋
堀切菖蒲園に続いて花の絡む駅名の「おはなぢゃや」駅。
「鷹狩りへ向かう徳川吉宗がこの地で腹痛を起こし、地元の茶屋のお花さんに介抱してもらった」というのが地名の由来だそうだ。住居表示としては駅の北側がお花茶屋だが、駅所在地は宝町(ともに葛飾区)。
3700形(お花茶屋)
京成関屋から乗ってきた3838F。非常扉のブラック塗装が剥がれ始めている。
3000形(お花茶屋)
京成上野—青砥間…一部での通称「上野線」の中で、この駅のみが地平にある。斜めの鉄線が並ぶホームの柵は、古き良き京成スタイル。
3050形(お花茶屋)
急行灯を点灯し、本来のアクセス特急で現れた3050形。露出がうまく合わなかった。
3000形(お花茶屋)
日暮里から下り先頭車に乗ってくると、この駅でまとまった降車がある。
現在の快速が登場するまで走っていた本線急行は上野線内を日暮里、町屋、千住大橋、堀切菖蒲園、青砥と停まった。待避設備がある千住大橋はともかく、堀切菖蒲園より需要のある京成関屋やこのお花茶屋は通過していたのが不思議だ。
駅前は充実した商店街になっていて、物価の安さも注目されている。
3500形(お花茶屋)
最短である4連の普通列車が3500形原形車で登場。京成津田沼始発の列車だ。
3600形(お花茶屋)
緑の種別幕がキレイな3600形の快速特急。上野方から2・3両目が車体裾に出っ張りのある東急車輌製で、6→8連化のため他編成をバラして挿入した車両であることがわかる。
3000形(お花茶屋)
夕方は成田・ちはら台への普通列車が増えるが、この列車は芝山鉄道芝山千代田まで行く。休日の京成上野発芝山千代田行普通列車は朝2本とこの夕方1本のみ。知名度を気にかけこんな行先表示がされているが、「千代田」が省略されるという悲しい結果に。これは幕車も同様の書式。
3050形(お花茶屋)
京成関屋で普通列車で上る姿を見た3055F。京成高砂から出庫し普通列車で京成上野へ送り込まれ、折り返しはアクセス特急で快走。
3500形更新車(お花茶屋)
暗くなってきたので切り上げ。この列車で隣の青砥へ移動。
青砥
青砥駅は京成本線と押上線の分岐点で、隣の京成高砂とともに京成内で重要な位置を占める。二重高架の2面4線で成田方に引き上げ線を有する。引き上げ線には押上線からの下り列車のみ入ることができ、出発は押上線・本線ともに進入できる。
なお駅は「青砥」だが、地名は「青戸」と表記する。よくある、駅と地名の文字使いが異なるパターン。
3500形更新車(青砥)
お花茶屋からひと駅だけ乗った列車。客扱いを終えてドアを閉めたところ。
3500形更新車・都営5300形(青砥)
3番線の北総線直通印旛日本医大行と4番線のうすい行が同時発車。1駅間だけの複々線を有効活用している。
3600形(青砥)
この辺り、路線はぐにゃぐにゃとカーブを描いて進む。北と西、南と東それぞれがわかりにくくなる。
ちょうど夕日が沈みかけているこの時間帯、その太陽はホーム停車中の写真右側にあった。
京急600形(青砥)
かつては京急車は青砥返しが多かったが、近年は高砂返しも多くなった。高砂返しの場合は一旦入庫となる。青砥駅が高架化で引き上げ線が使えなくなった際は京成小岩発着の京急車の列車もあった。
3000形(青砥)
色あせた帯と3色LEDで、登場時の姿そのまんまという感じの3020F。
AE形(青砥)
イブニングライナーの1本目が来た。一般車の8連より上野寄りに下がったところに先頭車が停まる。
これは、ライナー券売り場と待合室がホーム上野方の端にあるため。10連対応ホームの余分を活かして設けられている。
京急1000形(青砥)
京急1000形ステンレス車。基本的に本線京成高砂以東には入らないが、たまに代走で入ることも。
AE形(青砥)
「イブニング」と「ライ」は1ドット分右に寄せて良かったと思うな。
3500形更新車・AE形(青砥)
時刻表でパターンを見ると、この列車のタイミングは西馬込始発の快速の順番。西馬込始発は同じだが、なぜか快速特急の設定。先ほどの3638Fの快速特急18A03京成成田行とこの1861K成田空港行は11分続行。
この列車はイブニングライナーと同時発車だったので動画で記録した(アップはしない)。
3400形(青砥)
上の快速特急の8分続行となる18A05成田空港行。
この列車で京成八幡まで出て、青砥を先に出た普通・京成成田行に乗り継ぎ、東中山から帰宅した。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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