2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2019/04/30

19.4.30 平成最後のフツーの記録・1

本日は2019(平成31)年4月30日火曜日。
平成最後の日である。

後年見たときに思い出すように書いてみれば、きょうは火曜日であるがカレンダー上は休日である。
今年は5月1日が「天皇即位の日」という祝日となった。祝日法では「祝日に挟まれた1日は祝日になる」というアタック25もしくはオセロ的ルールになっており、4月30日(火)と5月2日(木)も国民の休日となった。
土日祝日に仕事が休みになる人にとっては4月27日(土)〜5月6日(月。こどもの日の振替休日)まで10連休となったのだ。
ゴールデンウィークがパワーアップしたから「プラチナウィーク」なんて言葉が流行るかと思ったが、単純に「10連休」って言葉が多く使われている感じだ。

私も10連休であるが、遠出や人の集まるイベントへ行く予定は入れていない。
大連休初日・27日の東京ディズニーリゾートはガラガラだったそうだ。「大連休にディズニーに行ったって混んでてしょうがないだろう」と行くのを敬遠した人が多かった「お見合い現象」が理由のようだ。
『タワー・オブ・テラー』が、待ち時間10分という表示だったとか。


新顔確認

小雨が降るこの日の朝、妙典の03系の新顔を確認しに車で出向いた。
妙典橋から05系ワイドドア車が2番線に入っているのが見えたので、西側の金網の隙間から覗く。


03系(深川検車区行徳分室)

2本の03系の顔が見える。



03系(深川検車区行徳分室)

3番線は03829。これが私は撮れていなかった新顔。…古顔のほうが正しいのか?
30番台の編成の先頭車が4組居たところ、初めて20番台の車両が来た。

日比谷線用03系は最初の2本が1次車で1988(昭和63)年製。
その年の7月から営業運転を開始している。同年10月に丸ノ内線02系、11月に東西線05系が営業運転を開始した。
その後03系は2次車以降平成かつ20世紀中に増備が進み、8連42編成の陣容となった。
なお02系も20世紀中の増備完了であったが、05系に関しては31F(10次車)以降が21世紀の製造年度となっている。

行徳分室で寝ている03系はすべて6次車で、平成の中で地下鉄人生を全うした。
6次車は28〜35Fの8本だが、筆頭の28Fが5ドア車組込編成の最終ロットで、29Fからオール3ドア編成に戻っている。
その区切りの29F以降が集められているわけだ。

現在も日比谷線の03系は活躍中で、令和に入ってもしばらくは姿があるようだ。
現時点でいうと5ドア車・チョッパ車は消滅。35Fが4月26日に北館林送りとなっており、残り10編成となった。
東武の5ドア車・20050系は一部がまだ走っている。私は日比谷線も東西線と共に通勤で使っているので、20050系が来ると「まだおったんかい!」と心の中でツッコみながら乗っている。




05系ワイドドア車・03系・15000系・05系(深川検車区行徳分室)

鮮やかな青系統の帯を巻いた東西線車両の中に、魂が抜けたようなグレーの日比谷線車両が寝ている光景。
05系ペコちゃん35Fが入れ替えで西側の線路へ向けて横切った。

02系・03系・05系のデザインが同時に発表された際、アルミ車体に敢えてのグレー帯と3000系譲りのパノラミックウィンドウの03系がなんとカッコよく見えたことか。
それに対しての05系はパノラミックウィンドウの採用はなくなんだか中途半端な顔をしているなぁと感じた。国鉄風土がまだまだ残るJRに乗り入れるから抑えめのデザインにせざるを得なかったんだろうか?


05系ワイドドア車(深川検車区行徳分室)

05系ワイドドア車は05系登場時の顔を受け継いでいる(正確には05系01〜03Fはオデコが少し広かった)が、B修時の帯のデザイン変更で濃い青が太く入り、ビシっと引き締まった感じになった。


定点

再び車で妙典橋を渡って地元に戻り、原木中山駅前のコインパーキングに駐車して駅に入る。
前回記事では天気が良すぎてズームアングルではユラユラがひどかったのだが、この日は小雨もパラつく曇天。ズーム日和である。
予定も特にないので、いつも乗って・観ている東西線をどんどん撮っていくのだ。私の真骨頂である。
平成最後の「フツーの車両記録」だ。


05系25F(原木中山)

2番線中野方に立つ。最初に現れたのは中野行25F。
前回も撮った、正面の車号移設が行われているがLED表示器は3色表示のままの車両だ。
これからたくさんの写真が続くので、キャプションに編成番号を入れよう。



JR E231系800番台ミツK3(原木中山)

25F出発後すぐに本線に現れたのはJR車。土休日恒例の行徳分室昼寝運用。
A線列車で到着した西船橋で営業運転を終え、妙典まで回送される。




15000系58F(原木中山)

本日のメインアングルはこっち。
一応のお目当ては、未撮影の07系B修車だ。




東葉2000系2003F(原木中山)

このアングルでのフルカラー+白色LED表示の2000系は初撮影。


東葉2000系2002F(原木中山)

2000系快速が往けば、2000系快速が来る。
実は前記事の同様のシーンとまったく同じ組合せ・方向の2編成。


05系ワイドドア車17F(原木中山)

表示器、車号位置、帯色、スカートと、顔だけ見ても原型からあちこち変わったB修車。
05系ワイドドア車は5編成すべてB修済。




07系71F(原木中山)

07系が来たが、未更新車71F。前回唯一遭遇した07系がこの編成だったな。




JR E231系800番台ミツK1(原木中山)

トップナンバー編成。




東葉2000系2005F(原木中山)

2000系も一時期カラー帯のカスレが目立っていたが、貼り替えられて鮮やかさが戻っているようだ。


東葉2000系2006F(原木中山)

東葉車快速離合ふたたび。


07系71F(原木中山)

パノラミックウィンドウと、くの字顔の屈折部がアルミ地肌なのが当路線内での07系の個性。
有楽町線出身という外様感がにじみ出ている。
屈折部がアルミ地肌…というのは南北線用9000系が最初だが、続いたのは千代田線用06系・有楽町線用07系だけ。
1本だけ製造された06系はすでに廃車、07系は6本すべてが東西線に移籍となっている。



JR E231系800番台ミツK6(原木中山)

2本の日中稼働K運用のもう1本。


JR E231系800番台ミツK1(原木中山)

先の1本が折り返してきた。


(原木中山)

ムクドリ。集まるとうるさい。この位置はいつもハトがいるのだが。




05系26F(原木中山)

8次車26Fもミリ波送受信機取付により正面車号が水色帯の位置に下ろされたが、3色表示LEDのまま。



15000系57F(原木中山)

15000系の編成番号は車号下2ケタ+50となっている。


東葉2000系2001F(原木中山)

11編成ある2000系のトップナンバー。早くもこの駅で5編成撮った。


(原木中山)

ヌシが帰ってきた。フンを落とすのはやめてください。


JR E231系800番台ミツK6(原木中山)

津田沼直通列車は平日朝夕のみであり、土休日のJR車はすべて西船橋ですぐ折り返してくる。


(原木中山)

ホーム先端の柱にもこの駅名標が付いているが、正直我々撮影者ぐらいしか目にしない位置だ。



05系41F(原木中山)

05系最終の13次車。



05系26F(原木中山)

側面車号と同様、帯上に新たに付いた車号も立体の切り抜き文字が貼られている。



東葉2000系2011F(原木中山)

3色表示LEDと彩度の落ちたカラー帯の2011F。各停運用。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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