2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2014/03/15

14.3.14 さよなら東快

JRの春のダイヤ改正では、寝台特急「あけぼの」がついに廃止となり、季節運転の臨時列車に降格となった。
テレビで観たが、上野駅の最後の出発では例のごとくいろんな人が集まっていたようだ。

そんな3月14日。私はやたらと仕事がキツい週だったが、最終のこの金曜は久々に定時上がり。
疲れたので寄り道もせず帰宅するのだが、茅場町駅でメトロ日比谷線から東西線にのりかえる際にふと貼り紙が目に入った。翌日15日からの新時刻表だった。
JRと相互乗り入れをしている東西線も同じタイミングでのダイヤ改正。この改正では「東葉快速」廃止というトピックがあるのだ。

このところバタバタしていてダイヤ改正が何日なんてのも把握していなかったが、この東葉快速廃止はネットで事前に目にしており、同僚にも伝えていた。
いまの職場は全国から転勤者が来ており、昨年までは勤務地が大手町だったこともあって、新興住宅地の妙典や八千代緑が丘のマンションに落ち着いた社員が結構多い。
「街はいいが、いざ通勤してみるとその遠さと通勤ラッシュに面食らった。妙典にすればよかった」とよく話している八千代緑が丘住まいの社員たちはその速達性から東葉快速を重宝していたので、廃止を伝えると一様にビックリしていた。


♪さよならと〜かい

茅場町で各駅停車を待っていると「妙典で東葉快速に抜かれます」との放送。
ならば、浦安で降りて最終日の東葉快速を撮るか、という考えになった。



(浦安)(sp)

浦安で降りる。快速から各駅停車にのりかえることはあるが、今回は快速を待つために降りるという変なパターン。

そのまま1番線西船橋方先頭へ行くと、両ホームに先客。
私はスマホ(sp)しかなく、そもそも停まっていないとマトモには撮れないのだが、反対側ホーム2番線からでは停車中は先頭の表示器があんまり見えないんじゃないか? 入ってくるところを狙っているんだろうか?


15000系(浦安)(sp)

やって来たのは15000系。フルカラーLEDではオレンジの種別表示だが…スマホではこの程度しか再現されない。


東葉2000系(浦安)(sp)

次の列車も東葉勝田台行。
かつては朝のB線にもあった東葉快速、いまは夕方〜夜という時間帯のA線4本しかない。先ほどの15000系は2本目の列車で、あと2本あるわけだ。このまま浦安で待つか迷ったが、スマホで済ますことがもったいないと考えた。
4本目までは1時間あるので、次に来た各駅停車で原木中山へ出て一旦帰宅し、カメラを持って改めて出撃することにした。


♪た〜てがみ〜

車で原木中山駅へ戻り、コインパーキングに駐車。ほどなく来た列車で西船橋へ出た。
勝手知ったるこの駅で撮ろう。



05系(西船橋)

乗ってきたのは27F。36Fは7番線の当駅始発列車。工事絡みなのか、黄色いケーブルが目立つ。
この中野方は明るく安定して撮れるし、カーブで表情が出る。どうせ勝田台方は先客がいるだろうから、東葉快速もこの位置で撮る。27Fと同じ5番線到着だ。


E231系(西船橋)

5番線側にいれば総武緩行上りも撮れる。まぁ、このブログではよく出てくる写真だ。


15000系(西船橋)

東陽町行の15000系。そういえば、デジカメでは東陽町行は撮った記憶がないような…。妙典行も営業線上では未撮影だったり。通勤で毎朝ナマで見ているんだが。




209系500番台・07系(西船橋)

07系登場。東西線内はノーマル快速として来て、東葉の乗務員に交代したところで表示が切り替わり、「快速」ではなくなった。


209系500番台(西船橋)

未だ中央・総武緩行でE231系との共存が続く209系500番台。


05系アルミリサイクルカー(西船橋)

こんどはレア編成、05系アルミリサイクルカー・24Fが登場。総武線も2系列が並んだ。
総武線は2面3線、東西線は2面4線。朝ラッシュ時はともに始発列車があるため、7本の線路すべてに10両編成の列車が入るシーンもあるだろう。

私の後数人同業が現れて、ラスト・トウカイが到着。フルカラー表示の15000系や14Fであってほしかったが…



05系(西船橋)

05系でした。何事もなかったかのように列車は出て行った。
そもそも東西線だけの利用者はこの東葉快速の存在すら知らない人のほうが多かっただろうな。


(西船橋)

この日までの西船橋駅時刻表。1954発が先ほどの05系の東葉快速。15日からは青字の列車が黒字に変わるのだ。
東快通過駅ではその通過のぶんで10分の間(ま)ができてしまい、後続の列車の乗車率が高くなってしまうダイヤ構成だった。
今回の廃止判断は先に廃止された朝のB線とまったく同じ理由で、乗車率の平準化が目的。

むしろ東西線同様に緩急接続を考えたダイヤにして終日速達列車があればいいのに、とも思うのだが、12〜14時台が15分ヘッドで事足りている現状を見れば、わざわざ速達列車を立てるのはムダ遣いということになる。

地下鉄なのに「快速」「通勤快速」「東葉快速」と3種の快速が定期運行されていた東西線だが、その珍しさも弱まるわけか。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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