この日も家から散歩。
ノープランで歩いたこないだと違い、今回はメトロ東西線の深川検車区行徳分室を目指した。
お迎え待ち
京葉線も近い国道357号(湾岸道路)で江戸川放水路を渡り、立派な土手を歩いて行徳分室に到着。
過去の記事にもあるとおり、この車庫の奥の部分は解体も行われる墓場的な場所で、最近1本の05系が留置されている。昨年10月は09Fが同じ所にいたが、その後川崎へ陸送されたあと船でインドネシアへ旅立った。
05系(深川検車区行徳分室)
土手の高い位置から留置編成を見下ろす。10月の記事のときの写真構成は憶えていなかったが、そこは同じ人間、同じような撮り方をしている。でも10月とは土手の芝の色がまったくちがう。
05系(深川検車区行徳分室)
編成は05Fだった。私は05系の離脱済編成の番号をはっきり把握していなかったが、調べてみたら、02・07・08・09・10・11Fの6本が昨年末までに除籍されていて、07・08・09・10Fがインドネシアへ渡っているようだ。
05系(深川検車区行徳分室)
足回りをチェックする車両系の職員。横を通るときに会話に聞き耳を立てたら、「放射能が…」と、世間話だった。
05系(深川検車区行徳分室)
方向幕は「回送」。紺地に赤文字で消灯していると読みづらいコマだ。この位置にいるとなると、また深夜にひっそりと搬出されていくのだろうか? はたまた解体? どちらにせよ、廃車フラグが立っていることは間違いない。
振り返ってみたら、3月23日に震災後の減便で発生した九段下行の列車として撮ったのはこの05Fだった。
JR E231系800番台・05系アルミリサイクルカー・東葉2000系・15000系(深川検車区行徳分室)
検車区に沿って歩くと、西側の留置線には3社の車両が並んでいた。E231系ミツK2、05系24F(アルミリサイクルカー)、東葉2000系(編成確認できず)、15000系56F。
05系・15000系(深川検車区行徳分室)
05系のさまざまなタイプが並ぶ。なんだかみんなクーラーキセの形が違うようだ。
減便による変化
検車区から離れ、サティ…じゃなくて、今年改称されたイオンに寄ってから妙典駅に入場。しばしこの駅で列車を撮ることにした。
節電ダイヤは九段下行きがたまに走るスタイルから日中の快速取りやめという形に移行。並行路線の都営新宿線も同様に日中の急行がなくなったようだ。
05系ワイドドア車(妙典)
これまで妙典では日中の各駅停車は中側の2・3番線発着、快速は各停追い抜きの有無にかかわらず外側1・4番線通過だった。しかし、今度の節電ダイヤでは、快速がない時間帯の各駅停車は1・4番線発着となった。
05系ワイドドア車(妙典)
4番線から発車したワイドドア車。日中の各停1・4番線発着は事故・故障発生での直通・快速が中止の際に見られた。現在の節電も同じく非常事態だ。
JR E231系800番台(妙典)
西船橋から来たJR車の回送が3番線に入線。折り返して2番線に転線し行徳分室へ入庫した。
東葉2000系(妙典)
快速しか撮れなかったこのアングル、現状7〜8分間隔でここに列車が現れるので、列車を撮れる機会は増えた。
この列車が到着したホームを眺めていたら、3番線側に若い母親と小さい娘の親子が突っ立っていた。母親は4番線に背を向けてケイタイをいじっているようだが、背後に列車が来てもまったく振り返らず。列車が発車し降車客が階段に向かう足音でようやく気づいた様子で、LEDの次列車予告を見て4番線側に移動した。
もちろん、震災前までは3番線に各停が来ていたからそこに立っていたんだろうが…。放送もしてるのに。予告も出してるのに。
05系(妙典)
母子はこの列車に乗り込んで行った。
時刻は16時すぎ。大宮行「しもうさ号」が西船橋に来る時間帯であることを思い出し、ケイタイで時刻を確認。もうすぐ来る西船橋行に乗ればしもうさ到着前に西船橋の武蔵野線ホームにたどり着けそうだ。
1番線に移動して、05系06Fの列車に乗り込んで西船橋に移動した。…写真撮らなかったな。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントは管理人が通知メールを確認後掲載可否の判断をします。
表示まで日数がかかったり、非掲載となる場合があります。
管理人はコメントへの返信必須のスタンスではありませんが、掲載した場合は「コメントありがとうございます」の意味がこもっていますので、予めご了承下さい。