前記事から時間が経った午後、仏生山駅に赴いた。
レンタカー旅のため車はコインパーキングへ停めた。駅周辺のコインパーキング台数は高松市立みんなの病院のものを中心に充実している。
有人駅であるがゲートはなく、無人駅同様ICカードの簡易改札機があるのみ。自由にホームに入ることができる(言い方あってるか?)。
準急
工場や留置線のある当駅は、ことでんの車両拠点である。
1200形・1080形(仏生山)
東側の留置線には直近に「ことでん電車まつり」のHMが付けられた1091Fがいた。イベントは11月3日。
まさに本日が鉄道の日であるが、それにちなんだ鉄道各社のイベントで11月開催のものが多いのは不思議だ。
10月はいわゆる年度の下期のアタマというのも関係あるのかな?
1200形・1080形(仏生山)
奥から、1202(京急705)、1092(京急1044)、1210(京急737)。
京急時代、705・737は浦賀方先頭車。1044は品川方先頭車だったので、ことでん1200形と1080形同士は京急時代とは違う向きの並びとなる。
同じ旧京急700形でも、1202と1210は側窓の隅が角形・丸形と異なっている。
窓が角張っているのは700形の初期のロットで、高運転台で新製されたグループ。のちに711以降のスタイルの低運転台に改造された。
結果として、写真の1202と1210は顔は同じだが側窓が異なる。
1080形(仏生山)
1070形が居る印象があるこちらの線には1085F。
1080形は京急初代1000形Bグループ4連の品川方2両ユニットが種車。
1080形奇数車は京急では中間車だった車両で、同じ4連の浦賀方先頭車の顔を移植している。1085は京急1023に同1021の顔を付けたもの、相方の1086は品川方先頭車の同1024が種車だ。
1100形(仏生山)
緑色の広告ラッピング編成は京王初代5000系改造の1100形1107F。
ことでん唯一のLED行先表示器を備えた編成で、このラッピングになってからは初撮影(標準色時代はこちら)。「滝宮」を表示している。架線柱がジャマだな。
1100形のうち1105Fと1107Fは京王時代クハだった車両で、他の車両から機器を移して電動車化している。京王は軌間1372mmなので、台車はことでんと同じ1435mmの京急のものが回されている。
1107のベースは京王クハ5771、1108は同5721だ。
1107Fは2015年に行先表示LED化、2018年に前面下部左右にあった標識灯が撤去されたが、1100形の他編成にはどちらも普及していない。
1080形(仏生山)
1080形トップナンバー編成・1081Fの高松築港行営業列車。
1081は京急中間車1011、1082は京急先頭車1012からの改造。種車の京急初代1000形Bグループは新製時は正面2枚窓だったので、運転台付でことでん入りした1082の顔も実は新製時と全く違っている。
1080形・デカ1(仏生山)
相方と離れて1両になっているのは1083。
かつて設定があった準急の表示を出しているが、現在ことでんには優等列車自体設定がない。5年前に一宮で1200形の赤地の準急幕も撮ったな。
1083は京急1019からの改造。相方は背後の建屋内に見えている。
1080形(仏生山)
西側の留置線を撮るため、1番のりば(高松築港行ホーム)に移動した。1083を真横から。
1080形(仏生山)
1085Fも離れた位置から。東側は京急車ばかりだ。
あれ? レア?
対して、本線を挟んだ西側の留置線は華やか。
600形・1100形・1200形(仏生山)
なんと、2本しかない長尾線600形が2本とも来ているではないか!
昨年は613Fの白昼運用に出くわしたが、今年は2本が1枚に収まるアングルで撮れた。
1200形(仏生山)
文字通り脇役に追いやられた1200形たち。
1215は三木町のHMが付いている。
600形・1100形(仏生山)
元名古屋市営地下鉄の600形は15m級両開きドア車で、他のことでん現役車両とはタイプが異なる。
600形・1100形(仏生山)
1103Fは京王では中間電動車だった2両に運転台を取り付けたタイプ。
1200形(仏生山)
1213Fは琴平線名物のひまわりラッピング(ユニバーサルホーム広告車)。
昨年と姿は変わっていない模様。
1080形・1200形(仏生山)
1091Fが本線方へ引き上げたので再び東側へ。
たった線路2本分の横移動ための入れ換えだった。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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