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2022/08/22

22.8.22 さぬき鉄2022・4/瓦町・今橋・衣掛池

引き続き「築港線」でのことでん撮影。


ラッシュも編成も落ち着き



琴平線1200形+1080形(片原町—瓦町)

正面はヒマワリが印象的な「ユニバーサルホーム」のラッピング編成は、少しずつ柄を変えながら長らく走っている。
後ろには1080形。ことでんにいる元・京急初代1000形のうち古い世代の車両がこの形式になっている。
種車が2両ユニットを背中合わせにした4連を組成していたので、中間車を抜いただけの2連は組めなかった。1080形の奇数車は種車4連の浦賀方先頭車の運転台を品川方中間車に移植し、種車4連のうち品川方の2両を活かす形をとっており、先頭車をそのまま使った1300形より手間のかかる改造が行われている。

分散型冷房と白地黒文字の方向幕が1300形とのわかりやすい違い。
ただし1080形は琴平線、1300形は長尾線のみにそれぞれ所属しているので、全面ラッピング車以外は路線カラーで一目瞭然。
本日初めて見たこの4両編成は私が志度線に行っている間に高松築港に行ったようだ。



長尾線1300形(片原町—瓦町)

こちらも長く続いている長尾線の「こくみん共済」ラッピング。


長尾線1200形(片原町—瓦町)

現在の長尾線の1200形はすべてこの標準色で、ラッピング編成なし。
1200形は元・京急700形で、先に登場している初代1000形より各窓が小さく、何より3ドアから4ドアに変わったのが大きな違い。


琴平線1100形(片原町—瓦町)

琴平線上り列車にも2連が現れた。8:45過ぎ。ラッシュが落ち着いてくる頃か。
前面下部の標識灯が点灯しているな。



琴平線1200形+1070形(片原町—瓦町)

1070形を含む4両編成が高松築港から戻ってきた。
2ドア・3ドア・4ドアと統一感はない。鉄道好きにはバラエティに富んでただただ楽しいが。


琴平線1200形(片原町—瓦町)

これまた2連の上り列車。





琴平線1100形・長尾線1200形(片原町—瓦町)

高松築港からさっきの1103Fが戻ってきた。
長尾線はひねもす2連のため、ラッシュが落ち着くとここを走る列車はすべて2連となる。


長尾線1300形(片原町—瓦町)

戻ってきたこくみん共済編成を撮って、宿に戻りチェックアウトした。


4つの顔

宿からレンタカーで出て旅のメインの用事をこなす中、志度線今橋駅に近づいた。


700形(今橋)(i)

駅に隣接する今橋工場の建屋の中には700形723号。元・名古屋市営地下鉄東山線300形で、こちらもこの編成のみが持つ唯一の顔。
いつぞやは本日撮った721号が居たっけ。
700形は名古屋市で運転台付で新製された車両に割り振った形式。
600形は名古屋市時代に中間車を先頭車改造をした元・東山線250形と、琴電移籍時に元・東山線&名城線中間車を先頭車改造した車両たちだ。


700形(今橋)

ローマ字入りの幕が入っている。この小さい方向幕は京王3000系の側面で使用されていたものを流用している。
東山線時代は貫通扉にサボを挿していた。


(今橋)

どの部分のパーツだかわからないが、棚に積まれた機器類。




600形(今橋)

4両ある600形800番台は増結用片運転台Tcで、長尾線にいたMc-Mc2連2組をバラして改造した。
この4両は名古屋市営地下鉄東山線の中間車700形を琴電移籍時に先頭車改造したグループ。
自転車持ち込み可能な「サイクルトレイン」運用時は持ち込み指定車両となっていた。
2016年1月より、休日ダイヤの朝〜夕方の2本に1本を3両編成として運行していたサイクルトレインは、今年3月を以て終了した。
「コロナ影響もあり平均0.4台の利用にとどまっていた」そうで、本来朝ラッシュ時以外は供給過多な3両編成運行は経費のムダと判断された。


600形(今橋)

左側手前から2両目は804。800形が2両続いている。
804は前記事では回送列車で撮った車両で、その奥に続くのは721Fと思われる。
その回送列車のように800形をつなぐとツーマン運転が必要となるのも、サイクルトレイン廃止のきっかけだろう。




600形(今橋)

本線の列車が到着。今橋駅は交換可能駅で、右側通行となっている。
志度線は長尾線とともに全線単線。



600形(今橋)

反対側に回ると、それぞれ違う顔をした車両たちが並ぶ姿。
建屋の下にはさきほどの723がさらにもう一つの顔として寝ている。


山と池があって線路が通っています

時間も場所も変わり、13時前の高松市鬼無町鬼無。
レンタカーでの移動の最中、衣掛池(こかけいけ)と袋山の間を予讃線が通る、素敵なロケーションに出くわした。




5000系+223系快速「マリンライナー」(鬼無—端岡)

踏切が鳴いたのが聞こえ撮影に挑んだが、ブログのとおり私は車両主体で撮ってばかりなので、こういうロケーションで咄嗟に撮るととても下手クソだ。
ネットで探すと、池で手前が空いているのを活かし、望遠で流し撮りをしている写真を見つけた。さすがっ!

ということで、非鉄の旅の合間の撮影というのがよくわかる唐突な場面転換を以て、今回の旅ついでの撮影記事も唐突に終了。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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