9月3・4日、野球観戦のため神戸へ行ってきた。
カメラを持って行ったものの野球仲間の同行者(非鉄)もいるため、鉄道に関してはほぼ「乗り鉄」に徹した。
9日の昼前、仲間ともども朝から草野球の試合に参加し、京急の六郷土手駅から品川駅へ向かう。
六郷土手駅で待っている間に下りのブルスカが通過。
仲間にブルスカが2編成しかなくさらには黄色いのが1本だけある旨を教えると、
「そういえば、朝乗った山手線が荷棚のところもテレビの広告になってる見たことない車両だった」
と言う。
…そう、E235系のことだ。それも1編成しかないことを教えたのは言うまでもない。
やってきた普通列車は800形の品川行。確保してある新幹線の時刻までだいぶ時間があったが、仲間が「蒲田から特急にのりかえよう」というのでそうすることに。
京急蒲田で普通列車から降りて待っていると、なんと羽田空港行で黄色の京急が登場。スマホで撮影。
京急1000形(京急蒲田)(sp)
レアものラッシュ。これは何かいいことがあるかもしれない…とテンションが上がった。
しかし、それ以上のラッキーがあった。新幹線「のぞみ」で新神戸へ向かう途中、静岡駅を通過した直後に黄色い列車に遭遇。何とメトロ銀座線1000系の甲種車両輸送列車を目撃したのだ。
これでドクターイエローに会えればイエロー三役そろい踏みであったが、さすがにそれは叶わなかった。
ローレル・プライズ
新神戸に到着。ほっともっとフィールド神戸へ向かうため神戸市営地下鉄にのりかえ。
この駅は神戸市営地下鉄山手線と北神急行電鉄北神線の境界駅で、2面3線の配線になっている。
先行列車は谷上始発の列車だが、後続の新神戸始発の列車が3番線にすでに停まっていた。
1000形(新神戸)
車両は開業時に用意された1000形…しかもトップナンバーだ。
製造年を確認するため、車内を覗いてみる。
1000形(新神戸)
予期せぬローレル賞プレート! なんだかきょうはすごい。
1000形がローレル賞を受けていたのは知らなかった。…というより、神戸市営地下鉄自体あまり詳しくない。
3月にもここ神戸に来て、山陽3000形トップナンバーに遭遇してローレル賞プレートを撮っている。
1000形(新神戸)
昭和51(1976)年製。地元生まれ。あの和田岬線に接するあそこで作られたのかな?
1000形(新神戸)
車両のあちこちにオリックス・バファローズの要素がちりばめられている。
外側も金属地そのままのフレームの一段下降窓と日よけの鎧戸は阪急譲り。
神鉄、北大阪急行と同様、阪急風の仕様があちこちに見られる。
このあと新長田の鉄人28号が裏に立つホテルにチェックインしてから再び地下鉄で総合運動公園まで移動。
雨が降り続いたものの試合はレアものが大活躍の我々にとってはたまらなく楽しい内容で、まさにハッピートレイン効果であった。(ここの「レアもの」はなかなかいいダジャレであるが、プロ野球がわかる人だけわかればよし)
使徒、襲来
翌4日。
前日の草野球→移動→雨中観戦で疲れがたまっていた我々はダラダラと起き、ダラダラとコメダでブランチを済ませて新神戸駅へ出た。仲間の希望で明るいうちに帰京するのだ。
指定席(グリーン車になってしまった)を確保してホームへ上がる。
下り列車が来るというが、お土産も買って手がふさがっており特に気にかけていなかった。
新神戸駅は駅の両側がすぐトンネルで、どんな列車が来るか遠目に確認はできないのだ。
そして、現れたのはなんとエヴァ!
先頭は撮れず、慌てて自分が居た位置から近い方の顔、最後部へ走った。このときだけは羞恥心はフッ飛んでいた。
500系(新神戸)
勝手なイメージで早朝の便だけで走っているような感じを持っていたが、正午前のこの真っ昼間に現れるとは…。
プラレール新幹線とごっちゃになってたのかな?
何にせよ、東海道新幹線に来なくなって久しい500系に会えたこと自体よかったな。なんと6年半以上ぶりだ。
そんなわけで、狙わずして出会うには確率が低いレアもの車両たちに次々に遭遇したこの道中だった。
…と思いきや、まだ終わらなかった。
品川で新幹線を降りたところで仲間と別れ、自分は横須賀線ホームに立った。
すると、E235系が外回りホームに入っていくではないか。仲間が乗る方向だ。
直後、仲間から「またあの電車が来た!」とLINEが来たのだった。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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