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2011/10/11

11.9.23 113系ファイナル・2

車で東関道をひた走り、佐倉ICで下りる。向かった先は総武本線のカーブ。


築堤カーブ

国道51号から線路レベルのエリアに出ると、佐倉駅先の総武本線と成田線の三線区間の線路際にはちらほらと撮影者が待機している。ちなみに三線の2本は成田線の複線で、本線である総武線は支線のように単線で東へ分かれていく。
東へ分かれた総武本線はその先南東へとさらに向きを変えるが、この向きを変えるカーブが築堤で絵になるポイント。私は最近知ったので行ったこともなく、適当に進んでたどり着いた。

車を降りて近づいてみると、イン・アウト合わせて50人は軽く超える数の撮影者が待機していた。すでに通過まで30分を切っている。アウトから撮ろうと思っていたが、高い脚立でも使わないと到底ムリ。

ならば人がいないところに行ってみようと、カーブの先にある踏切から続く、線路に沿った坂道を歩いて上ってみる。線路より少し高いところまで来たが、線路との間は緑が繁っていて撮影は厳しそう。
すると、すでに見えないところになった踏切が鳴いた。列車はどっちから来るかわからない。…上り方向からの走行音で下り列車と判った。


209系(佐倉—南酒々井)

209系の列車。これはこれで面白いが、ラストの113系を撮るにはもったいないな。

坂道を下りて踏切に戻る。アウトカーブの撮影者が入るのをあきらめてこの踏切から撮ろうかとあちこちに立って考えていると、今来たらしき撮影者が声をかけてきた。
「インカーブってどうやって行くんですかね?」
インカーブの撮影位置までは行ってないのでわからないが、踏切の道を進んだ先を右に入るのは先ほど通りがかりに見たので、そう教えてあげた。

それがきっかけで、自分もイン側を覗いてみることにした。築堤の斜面に撮影者が並ぶが、私1人が入る余地はあったのでそこに立った。私に訊いてきた撮影者は遠慮して手前の平地にセッティングしていたが。私は三脚なんぞ使うカメラではないので。
線路際には機器の台座があり、まさにお立ち台状態。そこに並ぶ数人は相当早く来たんじゃないだろうか?



E257系500番台特急「しおさい」(佐倉—南酒々井)

「しおさい」がやって来た。時刻的に、この特急が前座ということになりそうだ。せっかくの築堤なので、線路レベルのお立ち台で撮るよりこういうアングルのほうがいいと思うのだが。

そして113系登場。



113系(佐倉—南酒々井)

ケツを入れて撮ることはできなかった。8連スッポリとすると車両が小さくなってしまうのがイヤだったのだ。特急の5連がちょうどいい長さだったな。まぁ、これはこれでいいや。

このあと、さらに長時間停車のある旭だったり銚子のほうに行こうかと国道296号を進んだが、ひたすら続く一般道の低速走行に耐えきれず。この道をまた帰ることも考えたら、一気に眠気と疲れが出てきた。
「成田空港」の文字が見えたので国道からエスケープ。芝山千代田駅を初めてナマの目で見たりしながら成田ICから東関道に入って帰宅した。


リベンジ

銚子まで行った113系の団臨は夕方再び両国へ帰ってくる。朝被られたこともあり、この戻りを狙って再度船橋カーブに赴いた。



E259系特急「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)

113系に新たなHMがないことを知ったので、後追いは考えずこの位置で先頭をしっかり迎えることに決めた。



E217系(西船橋—船橋)

快速もこのシルバーウィークは随分撮ったな。



E257系500番台特急「しおさい」(西船橋—船橋)

この列車の編成はたぶん、南酒々井のカーブで撮ったやつの戻りだと思う。


E259系特急「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)

雲が切れたところで西日がガツンと当たった。



E217系(西船橋—船橋)

…と思ったらまた日が隠れて。


E257系500番台特急「しおさい」(西船橋—船橋)

「しおさい」が行くと「しおさい」が来る…二俣新町的なタイミング。そういえば、最近全然京葉線に撮りに行ってないな。


E259系特急「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)

正面のグレーの部分に西の空が映り込む。こうして表情が出るのがいい。




E217系(西船橋—船橋)

再びゴッツリと日が当たり始めた。このE217系更新車の帯は日が当たるといい色が出るようだ。


E259系特急「成田エクスプレス」(西船橋—船橋)

このまま日当たりをキープして欲しい。そろそろ113系の通過時刻だが…




113系(西船橋—船橋)

当たりすぎなほどバッチリ日が当たった。被られることもなく、思った形で撮れたのでよかった。

こうしてこの日の撮影を終えた。
翌日は内房・外房4連ずつの運行。朝またこのカーブに来ることもできたが、10時過ぎから出かける用事のため自粛。しかし、この日と違い、内房行に「青い海」、外房行に「白い砂」の白地六角形HMが取り付けられての走行となった。特に「青い海」の白地HMは撮ったことがないものなので、何とも言い難い気分だった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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