前記事の最後の通り、新鎌ヶ谷で入りたかった店での昼メシを逃し、ならばあっちの店に行くか…が船橋駅前にあるのだ。
最近鎌ヶ谷のラーメン屋が行きつけになり、車でアパ線の姿を見る機会が増えた。
ある日は馬込沢駅の踏切で通過待ちになった際、LED表示器が3色表示からフルカラーに交換された60000系が通過した。
新製時点でフルカラーで出てもおかしくない時代だったが、その後アパ線に急行、追って区間急行が設定され、フルカラーの有用性も上がった。
ただフルカラーになった編成があるのは知らず、夜に2トレなんかで「本日フルカラー編成登場」なんて記事が上がってたら面白いなと思ったら、本当にそうなったのはビックリした。
今月は新船橋駅近くでツートンカラーの8111Fに遭遇。おととし11月からアパ線で通常運用に就いているので、それも撮らないと…とは思っていた。
1両減ります
2時間勝負だった元山での撮影を経て、新鎌ヶ谷で11651Fの空いた車内にどっかり腰を下ろすと睡魔が…。
でもすれ違う編成は見ておかないと…と、すれ違い音のときだけ目を空けるが、そう簡単に8111Fは現れはしなかった。
乗った11651Fを撮ることもなく、船橋で改札を出た。
店で提供を待つあいだに運用報告サイトを探したらあっさり見つけ、8111Fはこの日は大宮口の運用に就いていた。
アパ線で少し撮りつつ新鎌ヶ谷へ戻ることにした。わが車は元山駅前で待っているのでね。
8111Fは次の機会にしよう。

10030系(船橋)
東武初のホームドア設置駅はこの船橋だ。
10030系(10000系10030型)の11633F。
車齢が古い10030系がリニューアルを受け、比較して車齢が浅い10050系(10000系10030型50番台)はまだなので、車内外の垢抜け感は10030系に分がある。

10030系(鎌ヶ谷)
鎌ヶ谷に降り立つ。アパ線の前回撮影は3年前だが、その3年前もここで撮った。ただその翌年にホーム柵が設置されたのは知らなかった。
アパ線は1両減車の5両編成化を控えており、その後でもよかったのではと思うが。
単純な減車だとサービス低下なので、ラッシュ時を中心に列車回数は増やすということだろう。

60000系(鎌ヶ谷)
60000系最終編成の61618F。フルカラーLED化されている。
調べると、フルカラー化済はこの編成と61601F・61611Fの3本だけのようだ。うち61601Fに関しては徳庵の近畿車輛へ疎開中。
近畿車輛ではアパ線用新系列の80000系の製造をしており、すでに3編成が南栗橋に到着している。
80000系は25編成の計画(現用の8000系16本、10030系5本、10050系4本の合計と同数)。
60000系はサハを抜き5連化、抜いたサハは80000系編成に仕様を合わせて挿入される。
60000系は18本なので、80000系は7本が5両フル新製(到着済3本はすべてこれ)、18本が4両新製+60000系サハ編入の編成となる。
近車にはサハだけ持って行けばいいようにも思えるが、5連化のための整備も必要ということなんだろう。
東武博物館所有の原型顔・ツートンカラーの8111Fは、この編成整備に備えた助っ人で「現役復帰」しているのだ。
なお60000系は全編成日立での新製であり、近車は里帰りではない。

8000系(鎌ヶ谷)
8000系の普通列車。3色表示LEDはこの光線では写らないな。
81110F。まるで80000系みたいな番号だが、下2ケタが99に達した次は100にするというケタ数を無視した付番。それほどたくさん造られたのが「私鉄の103系」東武8000系である。
なお80000系は60000系と同じ法則の付番方式。第1編成ならば81501-82501-83501-84501-85501という形(万:系列、千:号車、百:固定編成両数、下2ケタ:編成番号)になり、百位が5の車両がない5ケタ8000系との番号重複はない。


8000系(鎌ヶ谷)
乗務員室扉にホームドア対応の赤テープが見える。
野田線で天下を獲っていた8000系。100030・100050系、60000系が加わっても置き替えられるに至らなかったが、80000系がついに引導を渡すことになる。


8000系(鎌ヶ谷)
強引なアングルでも、撮れるうちは撮っておきましょう。
5ケタ番号編成は「スーパー8000系」とも呼ばれ、車内ドア上にLED案内表示器、ドアチャイム、自動放送装置、車外スピーカーなどが更新によって設置されている。

8000系(鎌ヶ谷)
上下線ともに急行が通過する。まずは上り大宮行。LED切れ切れですけれども。
現在データイムの急行は柏で分けずに全線通しが基本になっているようだ。




8000系(鎌ヶ谷)
下りはくっきりハッキリ幕車の8163Fで来てくれた。
アパ線の幕車急行は初記録。これは嬉しかった。懐かしさが沸いた。

8000系(和光市・1993.3.7)(再掲)
なつかし写真の8000系急行は東上線のものしかない。当時の東武線では急行は「りょうもう」などの有料列車だったのでね。
長距離を走る本線の列車で方向幕が区間表示なのは当時の現場の事情に因るが、カスタマーファーストとは何ぞ?という時代だ。

10050系(鎌ヶ谷)
幕車急行で満足し、移動することに。11652Fの先頭に乗る。

10050系(新鎌ヶ谷—鎌ヶ谷の車内より)
助士側窓越しにぼんやり撮れたものを強引にレタッチ。船橋へ出るとき乗った11651F。
リニューアルされていないため、車内は8000系とさほど変わらず。こもった声の車掌の生アナウンスだった。

10050系(新鎌ヶ谷)
新鎌ヶ谷で下りる。光線条件が悪く、下り列車を迎えることなく改札を出た。
アパ線は5両編成化後の混み具合がどうなるか気になるところ。
80000系のデビューも楽しみであるが、系列は60050系とかでもよかったのにと思う。
そのうち100000系(じゅうまんけい)なんかが出てきちゃうぞ。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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