今回は、鶴見線と南武線を訪れることにした。
ともに東京近郊では遅くまでブドウ色の旧形国電が走っていた路線で、その後も黄色い101・103系や、中間車→先頭車へ改造の205系など使用車両の共通点が多い。
過去の記事にあるように、鶴見線や南武線は10代の頃にフィルムカメラで撮影したことはあるが、デジカメでは未撮影なのだ。南武線の209系をケイタイで撮ったのが唯一のデジタル画像か?
都会の三複線
とりあえず京浜東北線で鶴見まで出て鶴見線→南武線の順で回ることにした。
地元・原木中山駅からメトロ東西線で茅場町へ出て、日比谷線にのりかえて銀座へ出る。いまの通勤定期が日比谷線経由の銀座までなのだ。銀座駅の数寄屋橋交差点改札から出てJR有楽町駅に移動。
京浜東北線は快速運転中で有楽町は通過。山手線外回りに田町まで乗る。本来快速停車の必要はなさそうな田町は同一ホームのりかえの便宜を図って快速が停まるようになっている。隣の品川は京浜東北線と山手線が別のホームになっているためだ。
のりかえついでにホーム端に立って少し列車を撮る。
E217系(田町)
東海道線のE217系が現れた。なかなか出会えないと考えていたが、調べてみたら、運用が固定されてるのか。
E231系500番台(田町)
線路とホーム位置の関係で山手線は正面アングルになる。
E233系(田町)
快速区間は隣の浜松町で終了。種別表示は「各駅停車」に変わっている。
浜松町は快速は通過だったが、接続する東京モノレールがJR東日本傘下になってから停車するようになった。
E231系500番台(田町)
浜松町方にはシーサスクロッシングがあり、画面左奥で片渡りながら上下線もつながっている。
E231系(田町)
前から4・5両目に二階建てグリーン車が入るアンバランスな15連が東海道線のスタンダード。
E231系500番台・E233系(田町)
デッドヒートをしながらやってくるウグイスとスカイブルー。
E231系500番台(田町)
「まってくれよ〜」…1両多い分ハンデがある山手線であった(ウソ)。
クラシカル
田町での写真の1123A列車に乗って鶴見へ。途中、川崎で発車したところで、南武線ホームに209系0番台の姿を見かけた。209系0番台は現在その1編成しか残っていないのだ。0番台が走ってるとなると、あとで訪れるつもりの南武線が楽しみになった。
鶴見で降り、橋上通路から鶴見線ホームへ入る。鶴見線はすべて無人駅のため、起点の鶴見駅ホームは京浜東北線側と改札機で仕切られている。
鶴見線の頭端式ホームは鶴見臨港鉄道時代の1934(昭和9)年に設けられたもの。 その昭和の最終期に訪れたときと、何にも変わっていないような感じだ。
クラシックな雰囲気が残るホームに205系3連の浜川崎行が停まっていた。
205系(鶴見)
鶴見線は現在すべて205系3連での運転。国鉄時代から変わらず、当線のために車両が新製されることはなく、常に格上路線のお下がりの車両が用いられている。
ドア窓天地寸法が小さいのは山手線にいた車両の証である。
205系(鶴見)
鶴見線の先頭車はすべてこの顔。中間車からの改造で、205系とは思えない顔だ。南武線・南武支線・八高線・仙石線でもこの顔を見ることができる。
行先表示が完全なセンターに来ていないのは、柱がある関係だろう。いつ見ても気持ちの悪い中途半端なズレ方。
205系(鶴見)
上屋は洒落た意匠の外壁へと続く。やっぱりクモハ12が似合うなぁ…。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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