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2013/08/24

13.8.18 三たびの中京・6

18日15時すぎ、前日夕方から一緒に過ごした仲間と別れる。
野球用具や泊まりグッズの入ったバッグとバットはゆうパックで家に送るため桑名駅前のローソンで預け、身軽になった。
名古屋20:28分発の「こだま684号」まで、再び撮り鉄をして過ごす。


ヒヨコ電車

眺めたり撮るだけだった三岐鉄道北勢線。せっかくなので乗ってみることに。3つめの蓮花寺駅まで行ける初乗り160円のきっぷを買って自動改札で西桑名駅ホームへ入場。



270系(西桑名)

待っていたのは272先頭の3連。



140形(西桑名)

中間車は扉間に開閉窓5枚の147号。元三重電の付随車。車齢50年ちょいだが、張り上げ屋根の近代的スタイル。


270系(西桑名)

制御車も270系の172号。線対称のキレイな編成だ。
3両とも車内に冷房装置が載っていて車端は狭くなっているが、おかげで快適な室温となっている。冷房車は側面にルーバーがあるのですぐわかる。

中間の147号に座って出発。272のつりかけサウンドが聞こえてくる。
北勢線は各駅、自動改札が備わり近代化されているようだ。





270系+130形+130形(在良)

蓮花寺の次、在良(ありよし)で対向列車と交換。この対向列車は窓がすべて開いている。車体側面にルーバーがないので、全車非冷房のようだ。

この駅で交換があるのであれば沿線で効率的な撮影ができそうな気がして、この在良で下りることにした。きっぷは蓮花寺までなので、自動精算機で精算して自動改札を出場。
在良駅は真上に東名阪自動車道が通る。それを境に桑名方は線路沿いに道路があるが工場が気になる風景で、阿下喜方は線路東側に水田が拡がる。
後者をチョイスし、何にも頼らずテキトーに歩いてみる。

水田と黄色いヒヨコ電車を絡めて撮りたいが、水田が続くのは日が当たらない側。
上り列車の通過時刻が近づき、踏切が鳴き始めた。





270系+140形+130形+140形(在良—星川)

踏切脇の線路西側にちょっとだけ水田があるところがあったので、そこで撮影。
架線柱は単線の両側にあってちょっと邪魔。1枚目はそのスキマから撮ったので縦アングル。

車体は小さいが、架線は並の高さにあるためパンタがとても高く開く。762mmのナローゲージも比較対象がないためか、線路幅の狭さはさほど目立たない。

次の列車まで日陰なしの場所で10数分待ち。ローソンで野球用具をリリースしていなかったらこんな行動はできなかったな。





270系+130形+140形(在良—星川)

この3連は275のみ非冷房で窓が開いている。
三岐鉄道移管後同社の積極的施策により北勢線車両は冷房化が進められた。冷房化された電動車は連結相手の付随車に機器を分散する「高速化工事」に乗じて冷房分の重量増加が可能になったが、この編成では140形に空きスペースが少なく、それが叶わなかったそうだ。





270系+130形+130形(在良—星川)

水田を多めに入れたアングルで待った。在良に着いたときに後追いで撮った編成が戻ってきた。車内は暑いのか? 風で涼しいのか?

そろそろ西桑名へ戻ることに。次の西桑名行は30分後なので、在良駅を通り過ぎ蓮花寺駅まで歩く。



270系+140形+130形+140形(蓮花寺—在良)

線路脇の道路を進んでいたら踏切が鳴り、カーブアングルで捕らえた。


270系+140形+270系(蓮花寺)

蓮花寺駅に到着。駅は新しくキレイなホーム。2008(平成20)年に現在地に移転したのだ。
270系のトップナンバー編成に乗って西桑名へ戻る。


270系(西桑名)

駅で待っていたお客さんは1人のみで、この車両に乗っていった。


140形(西桑名)

無人の146号車内。幅が狭い車体のため、ロングシートの向かい合わせた距離は短い。右奥が冷房装置で、座席をつぶして設置されている。


270系(西桑名)

こちらは271号車内。近鉄の一般形車両と同じタイプの両開きドアを備える。車体幅の都合でさすがに一段下降窓までは再現できなかった。
171号は概ねこの車両と一緒。お客さんも乗ってきたので車内写真は撮らなかった。



270系(西桑名)

最後に271の顔を撮って終了。
このあと桑名駅に入り近鉄名古屋線に乗り込んだ。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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