相変わらず記事立ては実際の日よりずっと後でして…。
今回は2月21日のものを4月2日深夜にまとめてたり。
恒例! 河津桜
春の早い時期、メトロ東西線の江戸川第二橋りょう付近の河津桜が花を開く。
2011年から今年まで、2012年を除いて、両の多少はあるが毎年記録している。
過去の記事:11.2.25、13.3.16、14.3.8、15.2.28、16.2.28、17.2.25、18.3.3、19.2.24
毎年、平日朝の通勤の車窓から「うわっ、開花してる。早く撮りに行かなきゃ…」と焦りながら週末を迎えるルーチンだ。最近の言い方だとルーティーンか?
(妙典—原木中山)
用事で東銀座と人形町へ行ってきた帰り、地元駅のひとつ手前の妙典駅で下りて桜のもとへ。
まずは深川検車区行徳分室への引込線を越える跨線橋から俯瞰。
妙典駅が開業する前の区画整理に合わせて植樹された桜にはそれぞれスポンサーが付いていて、その標が根元に立っている。
しかし桜は病気などだろうか、少しずつ減っている。桜が切られても標だけ残っていたりして、まるで墓標である。
15000系(妙典—原木中山)
地下鉄車両が自社の沿線で桜に絡むという、露天区間が多い東西線ならではの風景が撮れるが、今年は橋りょうの塗装工事が始まっており、トラスに足場が絡んでしまっている。
東葉2000系(妙典—原木中山)
東葉の沿線でも桜を絡められるところはありそうだな。
JR E231系800番台(妙典—原木中山)
地べたに下りる。列車が来るまで粘っていても、寸前に人が現れて入ってしまう。
まぁ自分も桜の前にずっと立っているのでお互い様だ。
15000系(妙典—原木中山)
こちかららは奥の線路となるA線(中野→西船橋)を走る15000系。塀が高く、車体は上半分しか見えない。
東葉2000系(妙典—原木中山)
毎年桜との絡め方は迷う。
05系(妙典—原木中山)
この05系は東葉2000系と共通設計の05系最終ロットと思われる。いわゆる張上げ屋根になっているのだ。
15000系(妙典—原木中山)
新型コロナの影響なのか、当日の強風の影響なのか、晴天の土曜の開花中なのに人出はまばらだ。
記事作成時点の4月第1週から比べれば、まだこの頃は後者の理由が強かったと思う。
15000系(妙典—原木中山)
行徳分室方面へ歩いていった先からのズーム。まさに桜に絡むメトロ。
行徳分室の脇は堤防の増築工事中。
歩道が工事で狭まった見返りのように、休憩所が設けられている。
休憩所に掲示されている工事の説明イラスト。
妙典橋と車庫がきちんと描かれているが、ほかの描写はきちんとしているのに…電車がっ。
西武401系のクモハを片開きにした車両ばかり並んでいる。水色と黄緑の編成があり、401系が流鉄に行ったような感じもする。流鉄にしては長編成すぎるか。
ま、こういうのを見つけると楽しいね。
工事現場内にはチーバくん大繁殖中。
大奥
妙典橋をくぐった先、大奥に行ってみる。昨年5月以来、ひさびさだ。
03系(深川検車区行徳分室)
更新されて覗きづらくなったフェンスの向こうには、03806ほか3両が。
写真の向きで言うと、03106-03706-03806の3両編成になっている。
昨年5月以来観察に来ていなかったので、こんな初期車かつ3両で来ている編成があるのは知らなかった。
これまでここで見た編成は29Fのほかはすべて30番台だった。
03系(深川検車区行徳分室)
03833と03106がつながっている。フェンスの網目を活用して線対称に調整して撮った。
両編成ではドア窓の各Rの大きさが違うのがわかる。これは東西線05系でも同じ流れで、初期車のほうが角張っているのだ。
03系(深川検車区行徳分室)
こちらは03834と03133。
34Fと33Fは昨年5月から位置が変わっていない。ともに先頭車のみの2両編成で置かれている。
03系(深川検車区行徳分室)
フェンスが歯がゆい。
03系(深川検車区行徳分室)
工事区間の境目の堤防上から。この境目部分にも休憩所がある。
先頭車6両・中間車1両の7両編成。まるで気動車路線の朝の列車のようだ。
03系(深川検車区行徳分室)
妙典橋へ上がるためのルートを進む。とにかく遠回り。
03134の顔がマンガ看板の上に見えている。
03系ほか(深川検車区行徳分室)
妙典橋から。大奥より本線側にもまだまだ03系が溜まっている。
車庫上は目の細かいフェンスや目隠しフェンスでこれまた歯がゆい。
03系(深川検車区行徳分室)
最も妙典橋に近い位置にいるのは30F先頭車2両。その先本線へ向かって32F先頭車2両、35F先頭車2両+パンタ付電動車2両の4連。昨年5月から変わったのは、29F先頭車2両がいなくなった点だ。
同じく大奥の昨年5月からの変化はいちばん本線側にいた39F先頭車2両が消え、代わりに06F先頭車2両+パンタ付電動車1両の3連が入った点。
29Fと39Fは7月に越谷貨物ターミナルまで陸送されたのち、JRの甲種輸送で松任工場へ移った。
そこで改造を受けた39Fは方向幕がフルカラーLED化・スノープロウ取付・03139はパンタが載った状態に変身し、今年1月に北鉄浅野川線へ搬入されたそうだ。29Fも続くのだろう。
またこの行徳分室には来なかった組では04Fと08Fの各3連(それぞれ中間車は7号車)は長野電鉄に譲渡。
実際にこの記事をまとめた4月初頭時点の情報では、元04Fが3月から本線試運転を開始し、途中から正面の銀帯のみ赤帯に変わり、編成番号M1が掲示された。上下のこげ茶細帯は維持しており、まるで丸ノ内線02系80番台のような雰囲気だ。
系列は3000系とされ、そもそもの日比谷線の先輩・3000系である3500系を置き換える。
03系(深川検車区行徳分室)
30Fがデコを光らせる。
15000系ほか(深川検車区行徳分室)
堤防工事は堤防のほぼ全幅を塞いで行われていて、妙典橋側と河津桜側を結ぶ通路はオレンジの柵と車庫の間の細い幅のみとなっている。
橋をそのまま渡り、自宅まで延々歩いて帰宅した。橋の上はこの日の強風が怖かったな。
あ、タイトルは「メリーさんのひつじ」っぽくメロディをあてて読んでくださいな。
河津桜記事はほとんど「チェリー」という言葉をタイトルに入れているのでね。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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