2018/09/29

18.9.18 信越“&”ルート・08/新潟駅・しらゆき

新潟3日目。
2泊した宿をチェックアウトし、荷物は前々日のチェックイン前の重さに戻った。




さらば新潟

9時前に新潟駅へ向かう。この日は連休明けの平日。通勤客の姿が多い。


(新潟)

いかにも地方の中心都市の駅の雰囲気。
みどりの窓口に行き、長野駅までのきっぷを購入する。待ち人数が多いが、時間に余裕をもっているので気にしないで済んだ。

まずは高架ホームへ。残念ながら11時前まで115系は新潟駅には一切顔を出さない。
お目当ては気動車列車。




キハ110系(新潟)

磐越西線五泉からの新潟行2229D。うーむ、またキハ110系か。
新津で信越線に入ってからは快速となり、途中亀田だけに停まる。


E129系(新潟)

B22編成の白新線豊栄行が出発。


E129系(新潟)

B12編成は白新線新発田発越後線吉田行の直通列車で登場。



キハ110系(新潟)

先ほどの編成の折返しは磐越西線会津若松行。終点まで2時間35分の旅である。
喜多方—会津若松間は塩川にのみ停まり、他4駅は通過。この4駅は「普通列車もほとんど通過」という寂しい駅たちで、この列車も快速は名乗らない。


E129系(新潟)

左・5番線はB3編成の回送列車。
4番線は先ほどの白新線から越後線にスルーのB12編成。




E129系(新潟)

3番線の越後線から到着した6両編成の列車は、吉田寄りB1編成4連と新潟寄りA11編成2連が切り離された。



E129系(新潟)

今やJRの地方都市の普通列車もフルカラーLEDが当たり前のように使われるようになった。



E129系(新潟)

B1編成はトップナンバーだ。



E129系(新潟)

吉田方からB21編成の回送列車が入線。越後線に沿って電留線が設けられている。
そういえば、こっちのアングルに全然立たなかったな。


(新潟)

少し時間が空くので、高架ホームエリアのコンコースの待合室へ。
『越乃Shu*Kura』の顔出しボードがあった。
私が新潟市に来た日・祝の前2日は上越妙高—越後湯沢間の運用に就いていて、この車両を撮ることはできなかった。


(新潟)

売店で買ったおにぎりを頬張りながら待合室内のディスプレイを眺める。
鮮やかな色分けで路線を区別している。信越線と羽越線は本来の指定通り同じ色で表示。
ちなみに私が乗り込むのは赤い表示の列車。
なお、高架ホームエリアのラチ内コンコースに飲食店はない。ガラス張りのスタバが新幹線のりかえ口で在来線側に張り出しているものの、入口は新幹線ラチ内にしかないという寸止め状態だ。


E129系(新潟)

食事も済ませ、取りのこされた地平ホームへ。B25編成。





E653系特急「しらゆき」(新潟)

前日と同じような写真を撮っているが、これぞ私の乗る列車、特急「しらゆき4号」。
4本あるE653系1100番台の末っ子・H204編成。




E653系特急「しらゆき」(新潟)

新潟口の信越線を完走し、直江津からはえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインへ乗り入れる。
2号車に乗車。記念に車番も撮っておく。




E653系特急「しらゆき」(新潟)

平日の10時台の列車。発車15分前とはいえ、空いている。
日本海を眺められるD席を指定した。新潟駅時点では日本海は反対側である。



E653系特急「しらゆき」(新潟)

長野までのルートはチケットの通り。上越妙高から北陸新幹線で2駅だけワープするのだ。



E653系特急「しらゆき」(新潟)

常磐線時代から長く使われている証拠はこういうところに「味わい」として現れている。
リクライニングは背ずりと座面が別々のボタン操作となっている。


日本海ビュー

首都圏で聴ける馴染みのある…ここでは逆に違和感のある発車メロディが鳴って、新潟駅に別れを告げる。
新津までは前々日にキハ47で乗ったが、反対側の窓である。


(新津)

新津に到着。転車台はSL運転には欠かせない設備。



12系「ばんえつ物語」客車(新津)

ばん物客車にも再会。


キハ40系・キハ110系・キハE120(新津)

あ、首都圏色のキハ47だ。
端っこにひょっこりはんしているキハE120の営業列車にも会えなかったなぁ。


キハ110系(新津)

羽越線の新発田行はキハ110の単行。

新津を出ると、門を経て総合車両製作所へ続くレールが見える。
E235系の登場時の写真で見かけた、線路上の「黄色いとんがりフレーム」も見えた。何なのかよくわからんが。

この先東三条までは同じく前々日にE129系で夜に走った区間。こんな風景だったのか、という感じで車窓を眺める。
加茂駅の手前では信越線を跨ぐ蒲原鉄道の廃線跡の橋台が見えた。


特急「しらゆき」の車窓より(加茂—新津間のどこか)

新潟らしい田園風景。トラクターがある風景を待ってシャッターを切った一枚。

長岡では本物の『越乃Shu*Kura』が入れ換えで自走している姿を見た。見えたのは反対側の窓なので撮ってはいない。
ほか「死神」と呼ばれるEF64 1031と1032も見えた。この2機は前々日の新幹線からも見えた。

越後線と再合流する柏崎を出ると、お楽しみの日本海ビュー区間。





特急「しらゆき」の車窓より(青海川—鯨波)

有名撮影地である青海川(おうみがわ)駅と鯨波(くじらなみ)駅の間は線路脇まで海が迫る。


特急「しらゆき」の車窓より(米山)

線路が並ぶ米山駅。


特急「しらゆき」の車窓より(柿崎—米山)

海が迫るのは特急停車駅では柏崎→柿崎の1駅間のみだ。

犀潟(さいがた)では同駅が路線上の終点である北越急行ほくほく線が合流。
ちょうど単行の電車がホームに停まっていた。ほくほく線の列車は基本的に同駅から直江津まで直通運転している。


EF510-504(黒井)

犀潟と直江津に挟まれた黒井駅は貨物扱いがあり、元ブルトレ牽引機のEF510-504が停まっていた。
ほくほく線の列車は上下数本のみ黒井にも停車する。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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