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2016/07/31

16.7.24 変わった駅、変わる駅・3

木場から南砂町に移動。
南砂町駅は2面3線化工事が開始されたところであるが、今のところホーム内での劇的な変化は起きてはいない。


地下の快速通過駅

現在は島式1面2線の南砂町駅。
2面3線化の目的は朝ラッシュ時のB線の交互発着。JR東海道線の横浜駅などで行われているスタイルだ。

私も朝のB線通勤でお世話になっているが、朝は列車の渋滞により、荒川を渡ったあと地下へ入る下り坂の途中(西葛西→南砂町間)で停まってしまうことが多い。立ち客は進行方向に体重がかかった状態で停まられると非常に困る。手前の西葛西でたくさんの客が加わり、車内はパンパンになっているのだ。

2面3線化は2本のB線列車が同時に停まることができる。別々だった「坂の途中での待ち時間」と「南砂町駅での乗降時間」を同時消化できるようになる。
当駅は快速列車は通過するが、各駅停車同士の場合は後続列車の乗客が先行列車に飛び移る試みを起こさぬよう、ドア扱いには工夫が必要となる。


05系(南砂町)

木場から乗ってきた列車。34F以降の数本は表示器がフルカラー&白色LEDに順次交換されている。



(南砂町)

駅の中野方はカーブを描いている。
こういう線形の地下駅を3線化するというのもなかなかの試みである。



(南砂町)

開業当初からのタイル壁が残るが、作業員が触れた跡らしきところは白く見え、非常に汚れているのがわかる。
何とも表現しづらいグレーの構造物があちこちに設けられているが、これは2面3線化工事に関するものかどうかは私はわからない。他の駅でも過去に見た記憶があるな。



(南砂町)

メトロの駅はベンチの差し替えが進んでいる。
当駅のものは座面が浅いように思えて座ってみたら、ホントに浅かった。よく見ると、その理由が書かれていた。
「ひといきベンチ」。座面を浅くすることにより脚の投げ出しを減らす→ベンチ前を通る客が線路側に避けるのを減らす…という効果が期待されているんだと思う。
ただ、酔客が浅めの座面でうたた寝でもしようもんなら、つんのめって線路へまっしぐら…というのも考えられる。
JR西日本の駅で見てきた「クロスシート」のベンチが理想である。
他に座ってる人がいたので、全体像は撮らず。


(南砂町)

A線中野方端っこから西船橋方を見る。ホームの柱は太い1本がホーム幅中央にずらり並ぶのみで、途中で2列になったりはしない。たしかにホーム幅は広くはない。


07系(南砂町)

東西線の快速通過駅では唯一の地下駅。ホーム幅が狭いうえカーブも描いているので、通過速度は遅めだ。



15000系(南砂町)

B線はアウトカーブ。一般の通過利用者はこの駅がここまでカーブしていることはあまり知らないだろうな。


05系(南砂町)

19F以降の05系はすべてVVVFインバータ制御だ。それまでの車両は14Fが試験的にVVVFで登場したのを除き、すべてチョッパ制御で登場した。



07系(南砂町)

07系74F。


05系(南砂町)

木場駅で会った3本の05系に続く番号の35F。


15000系(南砂町)

「10両最前部」の表記も懐かしい部類。
通勤ラッシュが激しいこの路線だが、平成初期まで7両編成と10両編成の列車が混在していたという、見てきた自分でも今はにわかに信じがたい史実がある。
7両編成の停車位置は各駅の状況によって指定が違っていた。



JR E231系800番台(南砂町)

帰ろうかと思ったらこの日初めてJR車に会ったので、これは撮っておこう、と。


05系(南砂町)

で、次の05系に乗って地元・原木中山へ帰った。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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