2013/03/23

13.3.20 赤電ラストラン

2009(平成22)年、青電、赤電、ファイアーオレンジの順で立て続けに登場した京成3300形のリバイバルカラー車。
先月青電が引退したと思ったら、今月は赤電、ファイアーオレンジも次々と引退が発表された。

これは3000形の8次車・3026Fと3027Fが新製され、4+4の8両編成を組んでいた3500形更新車2本を4連4本に分けることが可能になったため。3000形8次車は3001Fと7次車(通称3050形)に続く8連口だ。

この日は前日まで一般運用に入っていた赤電のラストランとして、京成上野→京成成田間の臨時特急が設定された。


うすい帯

撮影地は、いつものカーブに決定。
京成船橋発10:58というダイヤが目安だが、場所を確保するために早めに出発。結局1時間半前に現地入りした。



3700形(京成西船—海神)

今回は坂の上のほうのポイントをチョイス。最初に撮ったのは3718Fの特急。正面の種別表示ボッコリの初期形。
線路間には新しいバラストが積まれている。ここへ来る途中の京成西船駅近くでは黄ヘルの保線作業員がたくさんいた。きょうこのポイントでの作業じゃなくてよかったな。


AE形(京成西船—海神)

あまりここを通らないAE形は後追いでも記録。時刻表を見ると「モーニングライナー66号」のようだ。




AE100形(京成西船—海神)

入れ替わりにやって来たのは「シティライナー81号」。シティライナーはもはやAE100形の動態保存目的のような、一日1往復のみの設定。3300形リバイバルカラー車よりこのAE100形のほうが先に消えそうな感じだったが、辛うじて生き残っている。AE161号の青帯の補修跡が目立つ。


3700形(京成西船—海神)

シティライナーを撮ったあと、前に撮った画像をメモリーカードから消去する作業をしている最中に芝山3600形が上っていった。坂は下りだが…。
消去作業終了後に撮ったのは3738Fの快速。行先・種別表示のLEDが更新されたものの、帯の活力がなくなっている。


3000形(京成西船—海神)

帯の退色といえば、より目立ちやすいのがこの3000形。光線条件もあいまって、どんよりして見える。



3600形(京成西船—海神)

その後日が差して明るくなった。表示幕も帯もクッキリハッキリの3638F。


3000形(京成西船—海神)

日が差せば帯もキレイに見える3000形。


3000形(京成西船—海神)

8連口・3001Fの特急。前述のとおりようやく赤青帯の8連口の仲間ができた。


3000形(京成西船—海神)

この場所での日中のパターンは、特急成田空港→普通津田沼→快速佐倉→普通うすい、という順番。東中山まで先行してきた普通が待避して特急や快速が前に出てくる。うすい行に薄い帯色の編成が充てられているのが作為的なものだったらスゴい。


3700形(京成西船—海神)

3818Fの特急。


3700形(京成西船—海神)

3818Fに続く番号の3828Fは正面ライトの配置が変わったうえ、6連組成となった。…ということで、普通列車に充てられている。


3700形(京成西船—海神)

3778Fの快速。3000形3連チャンのあと3700形3連チャン。3000形8連と3700形6連は少数派なので、こういうパターンはなかなかないかもな。



3500形更新車(京成西船—海神)

ここで絵変わり。きょう初登場の3500形更新車。上野方より4+2の6両編成。2は4連口を崩してのものなので、当然2+4のものもある。



3400形(京成西船—海神)

続いて美白の3400形も初登場。


3000形(京成西船—海神)

津田沼行に薄い帯の編成は入らない。


3000形(京成西船—海神)

デビュー間もない3026Fを捕らえた。さすがにピカピカしている。



都営5300形(京成西船—海神)

下り(坂は上り)はまたきょうの初顔・都営5300形。高砂以東で見る機会は少ない。


3000形(京成西船—海神)

ついに「うすい行は薄い帯」の法則破れる。


3700形(京成西船—海神)

撮影者は徐々に増えてきた。イヤな感じで写り込んだ。


3000形(京成西船—海神)

津田沼行は濃い帯維持。…どうでもいいな。



3050形(京成西船—海神)

初撮影の「本線高砂以東の3050形」。下りで撮りたかったな。


3600形(京成西船—海神)

サクラ色の快速幕の佐倉行。シーズンだな。


3500形更新車(京成西船—海神)

上り線に現れた3500形更新車8両編成の回送。S31を表示。この編成が3300形の代わりに4連ずつになるのかもしれない。




3300形赤電(京成西船—海神)

さぁ、やって来ました本日のメインイベント。いい感じに退色して往時を思い起こさせる赤電。
このカーブでの赤電撮影は最初で最後となったが、これでここでの3300形全色を記録できた。


3300形ファイアーオレンジ(京成西船—海神・2009.11.28)

同じく臨時特急での運転だった「ミラフォレスタ号」。当時は白地幕。いまこの車両で特急幕出すと真っ赤っかになるな。この1枚は記事には出していなかったようだ。


3300形青電(京成西船—海神・2011.7.24)(再掲)

ダイヤ改正前に設定があった土休日朝の4連成田行に充当された青電。ファイアーと青電は以前のレジャー用コンデジでの撮影。


3300形(京成西船—海神・2012.5.12)(再掲)

こちらは坂の下のほうで昨年撮ったノーマル色の3300形。この土休日朝の4連列車は現在宗吾参道行になっている。


3300形赤電(京成西船—海神)

種別幕の下に貼られたさよならステッカー。私としてはこんなに小さくするのなら付けないほうが良かったようにも感じるが。種別幕が白地色文字から色地抜き文字に変更になって以降、本線上で3300形が「特急」を出すのはこれが最初で最後ではないか?


3500形更新車(京成西船—海神)

最後に3500形更新車の普通列車を撮って撤収。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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