2012/04/09

12.4.7 菜の花と水鏡の踏切

私はラーメンマニアではない。
この日は突然木更津の竹岡式ラーメンを出している店に行こうと思いたち、車で出かけた。

ならば、久留里線もちょっと見ていこう。なにせその店は久留里線を撮った折に見つけた店で…。またラーメンきっかけの記事かよ。


溢れる色

地元原木ICから京葉道路・館山道を延々進み、ちょっとだけ千葉県でも開通している圏央道の木更津東ICで下りる。
時刻表で久留里線の時刻をチェックし、久留里へ向かって進む。線路際に菜の花が咲いているところを見つけ、列車を待つことにした。




(俵田—久留里)

第四種踏切の脇に黄色い花。とまれみよ×看板の黄色味は花が吸い取ったのだろうか?


(俵田—久留里)

脇役の小さな青い花・イヌフグリも道端に繁っていた。この踏切は色が溢れている。


キハ38(俵田—久留里)

隣の第一種踏切が鳴く。まだ遠くにいる段階の列車を踏切の菜の花と反対側から撮ったために…



キハ38(俵田—久留里)

その後ポジションチェンジして立ったところが、考えていた所と違う位置だった…。「とまれみよ」を広角で絡めるつもりだったのに。

さほど経たないうちに来る上り列車は水鏡に挑戦することにした。




キハ37+キハ38(俵田—久留里)

逆光。撮ったのは13時前。朝来れば水鏡の車体も色が出るかな?



キハ37+キハ38(俵田—久留里)

踏切の前後とも小さい田んぼ。


木更津市中心部へ向けて移動。途中、東横田—馬来田間の線路を跨ぐ陸橋の上で、次の上り列車が東横田へ向かう姿に遭遇。横田の交換に間に合えばと思ったが、さすがにムリだった。



キハ38(横田)

上り列車がとっくに出てしまったが、下り列車の発車には間に合った。駅員2人が送る。当線のウリの一つだったタブレット閉塞は3月17日のダイヤ改正で廃止となった。



キハ38(横田)

桜もちょっとだけ絡められた。



キハ38(横田—東横田)

今回会えなかったキハ30はダイヤ改正後出番が減ったという。今年秋にはキハE130の新製投入が開始されることになっていて、色のあふれる車体のキハ37・38も含めて一掃される。3形式とも久留里線から消滅=JRから消滅ということ。いまの久留里線はすべての列車が貴重なシーンなのだ。

このあと、目的の店の前をスルーして木更津駅へ出てみた。キハ30の姿がちらりと見えた。また、道路沿いの奥となる位置に209系4連が居て変な感じだった。
この駅前にも小綺麗な感じの竹岡式のラーメン屋を見つけたが、あくまで初志貫徹で、考えていた店に行った。そっちは駐車場もあったし。

塩やみそといった竹岡式と関係なさそうなメニューもあったが、ここは基本の竹岡式のチャーシュー麺を喰う。私には二度ほど行ったことのある『梅の家』との違いはよくわからなかったし、竹岡式の醍醐味も味わえたかというと…微妙だった。ただ、マズい食い物ではないのは確かだ。

私はラーメンマニアではない。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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