豪徳寺から新宿へ出て、都営大江戸線にのりかえ。都庁前駅で外回り列車に乗り継いで蔵前へ出て、ラーメンを喰らう。
このラーメン店は1月3日に行ってまだ正月休みだった所。その後別の日の仕事帰りに寄って、また食べたくなったのでわざわざ行ったのだ。
…そういえば、大江戸線ですれ違いを確認した列車の中に、私の会いたい白ボディの12-000形の姿は見られなかった。やはり土曜ではダメか。
蔵前から都営浅草線で押上へ出て、東武伊勢崎線の踏切に赴いた。
となりのよけいなもの
この踏切に来たのは2009(平成21)年の11月末以来。
東武100系スペーシアがスカイツリータウンの開場(本年5月22日)を記念してカラーリングを変更することになり、その第一弾の編成が年末から動き始めた。カラーは3パターンのうちの「雅(みやび)」で、ラインどりは従来と同じだが、窓周りを紫色にしたものだ。
「粋(いき)」は窓周りが水色で、「雅」とともにスカイツリーのライトアップのカラーパターンに準じている。残る1パターンは従来のカラー「サニーコーラルオレンジ」。上下の細い帯は3パターン共通でフューチャーブルーが用いられるので、オレンジのものも一応新イメージとなる。「粋」はまるで8000系的配色だ。9本の100系が3色×3編成ずつに衣替えする。
新カラー編成は運用が発表されているが、蔵前詣で自体が思いつきだったので何も調べて来なかった。まぁ、それを含めてここでの列車の写真が撮れればいい。
10030系(業平橋—曳舟)
踏切からスカイツリー方向は西南西を向く感じ。朝にでも来ないと逆光になる。10030系の顔は真っ黒。
10050系(業平橋—曳舟)
その分、上り列車は顔に日が当たる。デーゲーム用のアイパルパッチを貼った10050系はちいとも眩しくないだろう。
250系(業平橋—曳舟)
スペーシアではなくりょうもう号登場。シングルアームパンタか…ナンバーを凝視し、250系であることを確認した。200系には菱形パンタ車があるので、菱形の場合は200系とわかる。あとは、台車が決定的に違うが、これは台車が見える距離・角度じゃないとわからない。
200系の後期車と250系はシングルアームパンタ。この記事を書くにあたって調べたら、1両に2基パンタを乗っけた車両があれば250系とわかるそうだ。なるほど、2両目がそうだ。
6050系(業平橋—曳舟)
6050系。関東大手では他に西武4000系、京急2100形にしか見られない両開き2ドア・固定クロスシートの車両。
これは6050系ならではの運用である東武日光・鬼怒川公園・会津田島行の三段落とし列車。区間快速は2006(平成18)年に設けられた東武動物公園以北が各駅停車となる列車。合理化の産物で、鉄道経営の厳しさを感じさせる。
30000系(業平橋—曳舟)
背の高いスカイツリーだが、となりのビルのせいかここから見上げるとその高さ感が半減する。あのビルは東京スカイツリーと同時に整備が進んでいる東京スカイツリーイーストタワーで、地上31階建て。
10000系(業平橋—曳舟)
武闘派転向の10000系更新車。種別は区間準急で、黒地に緑文字の、まるで3色LEDのような独特の表示。
10050系(業平橋—曳舟)
起点・浅草はすぐそこ。さっき撮った10050系11664Fが戻ってきた。浅草—北千住間の「東武浅草線」列車。
30000系(業平橋—曳舟)
西日が眩しそうな顔の30000系。半直対応車として登場したが、半直撤退や東上線転用など異動が激しい系列。
100系(業平橋—曳舟)
やって来ましたスペーシア。ノーマル色でした。でも、この色はそのうち消えるわけだ。
250系(業平橋—曳舟)
250系の戻りを撮ったところでここから撤収。曳舟駅を目指して歩くことにした。
伊勢崎線は高架の業平橋から地上へ下りて先ほどの踏切を通り、すぐまた高架に移る。電留線の関係なんだろうか?
その高架に沿った駐輪場の脇を歩くと、前回訪れた京成押上線の踏切がある、そちらも高架から踏切を通ってすぐ押上駅へ向けて地下へ戻る。ともに、ほんの少しの間だけ地平を通っているのだ。
京成の踏切は眺めるだけで、ここからは初めて歩くゾーンに入る。伊勢崎線の高架が高くなると、その真下から半蔵門線とつながる押上駅への線路が出てきた。こんな構造だったのか。
東急5000系(押上—曳舟)・北総9100形(押上—京成曳舟)
東急車と北総車の出会い。両者をひと覗きで観られるのはこの場所だけ。5000系はともかくとして、東急車と北総車という表現なら、過去に横浜で出会ったこともあったかな?(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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