この土日はとあるテーマで街歩きをしていた。そのついでで列車の写真も撮ったので記事に。
まずは22日土曜日。この日は地元周辺を歩いていた。西船橋駅附近まで来ていたところで、しもうさ号がそろそろ西船橋に来る時間帯に。街歩きを切り上げて駅に入った。
駅に近づく間に総武線を183系あずさ色が上り列車で駆け抜けて行った。成田臨だろう。
臨電編
武蔵野線9・10番線ホームに上がると、近くの客の会話が聞こえてきた。30歳前後の女性とその家族の男性という感じ。
女「あ、こっち(9番線)は次しもうさ号だ」
男「ほんとだ。どんくらい走ってんのかね?」
女「1時間に1本くらいじゃないの?」
…しもうさ号を知ってんだか知らないんだか。1日3本しかないうちの1本だとは思ってないようだが、中途半端な知識っ。
9・10番線の京葉線方に立ち、列車を迎える。ここは金網が立ちはだかるが、私のコンデジは金網の目にすっぽりレンズが入る。
まずはノーマルな府中本町行。
205系(西船橋)
西日がマッチするオレンジの205系。編成はケヨM23。中間の2両のサハが埼京線からの大窓ドアで、あとの6両は山手線からの小窓ドア車。
見飽きるほど走っているこのノーマル顔も、いつかは終焉が来る。どうせその頃には葬式鉄が群がってくるんだろう。こういう「どうでもいい頃」に撮っておくのが大事なのだ。
この列車がまだ停まっているところで、二俣支線からしもうさ号が近寄ってくるのが見えた。いかにも「間に入れました」的なダイヤだ。
205系(西船橋)
府中本町行発車後、徐行で9番線に入ってきたしもうさ号。ステンレスボディが西日を反射してコンクリート壁が黄色く光っている。
編成は前の電車の1番ちがいのケヨM24。こちらは全車元山手線の小窓ドア車。
しもうさ号を見送ってから、二俣新町へ出るために12番線に回ろうとホーム中程へ向かうと、10番線の次列車予告には「新松戸」の文字。競馬臨か。新松戸到着後は南流山の中線で折り返す列車だ。
船橋法典駅最寄りの中山競馬場利用客を捌くための競馬臨は103系時代に出くわしたことはあるが、これまで撮ったことがなく、時刻もまったく把握していなかった。メインレースが終わってまとまった流れができる夕方に走る。
205系(西船橋)
列車は府中本町方からクネクネと体を曲げながら「新松戸」表示で10番線にやって来た。
調べると、新習志野→新松戸→西船橋→新松戸→新習志野というものと、東所沢から船橋法典まで回送し、船橋法典→西船橋→東所沢というのがあるようだ。また、府中本町の東京競馬場対応の設定もある。
205系(西船橋)
編成はケヨM32。記録のため撮った方向幕の写真はよく見たら、正面は「SHIM」、側面は「SHIN」と“新”のローマ字が異なっているのに気づいた。ネットで調べると、側面も「SHIM」なのが普通のようだ。
205系(西船橋)
南船橋からの定期列車が到着。先行のM23、M24(しもうさ号)に続いてケヨM22。集中してますな。これも全車山手線からの小窓ドア車。ガラガラの新松戸行を見つけて移った客もいた。
205系(西船橋)
この中間車の幕も拡大してみると「SHIN」になっているので、編成全体で側面はNなのかもしれない。
205系(西船橋)
11番線側から撮って終了。12番線には…
209系500番台(西船橋)
209系500番台・ケヨM73が来ていた。元ケヨ33で、京葉線時代はたくさん撮っている編成。武蔵野仕様を撮るのは昨年11月の訓練運転以来。
12月のダイヤ改正から2本(もう1本はケヨM71…元ケヨ31)が営業に就いた209系500番台は最近長野へ配給された元ケヨ32と現在も京葉線を走るケヨ34を合わせ4本体制になると見られているが、山手線用6ドア車置き換え用サハ輸送の伴車として使われているE231系元ミツB27編成が総武線に復帰すると、同線の209系500番台が捻出されて武蔵野線に回るかも、とも噂されている。
新松戸行の出発を見送ることなく、この南船橋行に乗り込んだ。
隣電編
南船橋に到着。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
市川大野での訓練運転列車はテールライトのみだったので、やっとヘッドライト姿が撮れた。
E233系『ナルニア国物語』広告車の東京行快速をやり過ごしたあと、反対ホームからもM73を撮ろうかと階段へ向かうと、次の各停接近の放送。
まぁ確率は低いが一応確認しておこうと、遠くのカーブをやって来る列車を凝視すると、ビンゴ! 唯一の存在となった京葉線用209系500番台・ケヨ34が来たじゃないか。タイミングよすぎるなぁ。
京葉線・武蔵野線209系500番台(南船橋)
ホームを挟んだ形だが、色違いが並ぶ姿が撮れた。LEDの行先表示の行先/路線名の切り替えタイミングが両編成で同期しているのがいい。
今度はくっついたところで並んでる姿を捕らえたいが、その場面に立ち会える確率はかなり低いわけで、これが最初で最後になるかもなぁ。
武蔵野線205系(南船橋)
海浜幕張始発の武蔵野線。ケヨM36は総武線ミツ14→京葉線ケヨ21を経て武蔵野線に来た編成で、姿を変えながら常に千葉県に顔を出している。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
停止位置は東京方に寄っていて、編成を入れつつヘッドライト点灯の姿は撮れない。
E233系(南船橋)
「さっぽろ雪まつり」の広告車・ケヨ510。ステッカーの絵はどうもクリスマスに見えてしまう。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
3・4番線ホームに戻る。水色の子は電池が切れた・もしくはしっぽを引っ張られたのか、立ちつくしたまま動かず。
二俣新町へ出るために待った各停は201系だった。
201系(二俣新町)
これにて終了。短い時間ながらいい小ネタ記録ができた。
なお、この日は201系ケヨ51+K1が50番台の線内運用に、休日はE331系用の95運用には205系京葉顔が入っていた。E331、またガタが来ちゃったかな…?
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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