きょうはタイトルの通り「青とクリーム」の列車に狙いを絞って撮ってきた。
前夜、雑誌の臨時列車情報に目を通していたら、定番の583系TDR団臨「わくわくドリーム号」がこの朝にやって来ることがわかった。
「わくわくドリーム号」はヘッドマークがある。夜の復路は12月に撮ったが、明るい時間帯にそれが出ている状態を撮るには、朝に舞浜に到着するまでが勝負だ。
実は他にも「ニューなのはな」の団臨が来る予定もある。幕張から誉田へ出て、京葉線から西船橋へ現れるのが朝の6時15分。大宮→舞浜の団体列車とするための回送。あわよくば南船橋あたりで迎えようかとも考えたが、自宅で外を見ている限り日の出のほうが遅い感じで自重。
布団の中で時間を調整してから、雪のちらつく中西船橋へ出た。583の到着は7時12分だ。
「一応」、9・10番線の府中本町方端に立つ。雪が舞うだけあって空は雲に覆われ、やって来る583を捕らえるのは難しそうだ。
7時12分に9番線を出発する府中本町行がガッチリ被り、こんなのがようやく1枚撮れただけで終わった。
583系「わくわくドリーム号」(西船橋)
被らなくてもどの道このブレだったな。すぐに11・12番線に移動して、先頭に回る。
583系「わくわくドリーム号」(西船橋)
ベッドの状態の室内からねぼけまなこの小学生が外を見ていたのが印象的だった。青森から羽越・上越線経由で来るこの列車だが、7時台に舞浜で下ろされてもきっと寒く感じるんだろうな。雪が降るくらいでこの冬一番の寒さだったようだし。
再び10番線に回り、編成を撮る。
583系「わくわくドリーム号」(西船橋)
ずいぶんと先頭車に近い所で撮っているお子様がなかなかどいてくれず。一応こんな感じでは撮れたが。
雪の中、全部で20人弱は撮影者がいただろうか。
583系「わくわくドリーム号」(西船橋)
後追い。こちら側は雪が足元に残っている。さいごの1枚はいつもの無理矢理デジタルズーム。もう曇っちゃってら。
この列車は雪での遅れや打ち切りがあるので心配したが、きっちり定時運行だった。
583を見送ってすぐ帰宅。正午前に再び出かけた。この間、予定通りなら件のニューなのはなや四街道からの183系(たぶんあずさ色)が西船橋の上下の線路に現れているはずだ。
もともとこの土曜は房総向けの新聞電車を撮りに行こうと決めていた。
かつては荷物電車も用いられた新聞電車は、両国の列車ホームで積み込まれた夕刊を外房・内房線のあちこちの駅で降ろしながら進んでいく、千葉県の名物列車。これまで地元ながら撮りに行くことなく過ごしていたが、このシーラカンス的存在の列車が来る3月で姿を消すことが判り、慌てているところだ。
場所はいつもの船橋のS字カーブで…と考えていたが、この昼になっても雪がちらついている。フェンスに足をかける必要があるそのポイントでの撮影は避け、駅撮りに変更。
西船橋から総武線に乗り込む。下総中山の千葉方はすでに三脚を立てたお子様2名。うむぅ。ここはやめよう。
結局市川で降り、快速ホームへ移動。
E217系(市川)
「エアポート成田」。運転台上の黒字に濃い青の表示は視認性に欠ける。
この快速ホーム千葉方から通過線を走る新聞電車を狙おうと考えたが、ちょっと撮りづらそう。誰もいないわけだ。そこで、再び緩行線ホームに戻ることにした。向こうの千葉方端も誰もいない。
階段を下り上りして緩行線ホームに戻ると、明らかにホーム端に向かっている人が…。あらら、先に獲られてしまった。…ホーム端は非常に狭い。声をかけて背後から撮らせてもらおう…と考えていたら、もう新聞電車が迫ってきていた。
考えた通り声をかけて、なんとか1枚。
113系(市川)
新聞電車は4+4の8両編成。4連ずつが外房線と内房線に分かれるのだ。リバイバル湘南色の編成が起用されたこともあり期待したが、今回はスカ色同士のコンビだった。
両国方マリ114は2000番台車。タイフォンがヘッドライトと並列に付いている。
113系(市川)
後追い。千葉方マリ209は1000番台車。前面補強工事を受けているのでアンチクライマーやヘッドライト上の手すりどころじゃない出っ張りが目立つ。タイフォンは下についている。
この列車の戻りも撮ろうと、新小岩に行ってみる。
E217系(新小岩)
うーん、ちょっとキレイじゃないな。ここでは長居せず折り返し、再び市川へ。こんどは快速ホーム東京方端だ。
新聞電車通過まで30分以上あるが、すでに先客2名。あいさつをして、いつものように知らない者同士3人で話しながら待った。とにかく雪で寒いのだ。
E217系(市川)
E259系特急「成田エクスプレス」(市川)
E259系は速い。風の如く駆け抜けて行った。それでも新スカイライナーには勝てないんだが、JRにはネットワークの強みがある。
113系(市川)
背後に無言の撮影者が10人近く集まっていた頃、新聞電車登場。雪のツブが写っている。
今度は晴れた日にあのカーブで絶対に撮ってやる。
…あまりの寒さに、また狙いの列車を撮ったところですぐ帰途に。
夜。何かあったような気がして雑誌を読み直すと、舞浜発豊野行の189系の団臨があったのを思い出した。長野車なのであさま色なのだ。
西船橋22時58分着・23時発。それに合わせてミニ三脚を持って出陣。到着20分ほど前に三たび西船橋駅にやって来た。
11番線府中本町方へ。三脚を置いた先客さんに声をかけると、やはり189を待っているとのこと。
…ところが、予定時刻になっても列車は現れず。帰るのも何なので、続いて来る予定の583を迎えることにした。
583系「わくわくドリーム号」(西船橋)
昨年二度ほどこの夜の西船橋での583を撮っている(7.31・12.19)が、今回は初めてカメラを「夜景モード」にセットして撮った。
12月よりヘッドマークの絵が若干よく撮れているかな?
583出発後、もうひと方の撮影者を加え3人でしばし雑談をしてから帰途についた。昼もそうだったが、マトモな者ばかりで撮っていると列車を待っている間も時間が短く感じられるし、楽しい。
いつもそうありたいが、やっぱり対象の列車によってはそうもいかないもんで…。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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