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2013/07/22

13.7.21 南房・中房・そと房・2

上総中野駅に到着。小湊鐵道といすみ鉄道(い鉄)の接続駅だ。

小学生の頃、いすみ鉄道がまだ国鉄木原線だったときに家族で大原—五井間を乗り通したことがある。
写真は残っておらず、乗った車両も定かではないが、木原線はボックスシートだったような気もする。


朱色とクリーム

途中で撮ってきた小湊のHM付キハ200と、大多喜までは急行で走ってきたい鉄のキハ52+キハ28がこの駅で並ぶ。
両者はほぼ同時刻に到着し接続をとる。それまでのあいだ駅を観察して待つ。


(上総中野)

風通しのよい駅舎は1989(平成元)年の作。無人駅で窓口はなく、待合室にすぎない。


(上総中野)

い鉄名物の自販機。キハ52を模しているが、貫通扉まで朱色が回っているのはおかしい。車号もハイフン付になっちゃってる。


(上総中野)

小湊側ホームの古い駅名標。駅名表記は「かづさ」になっている。小湊・木原線の両方の隣り駅が書かれている。


(上総中野)

こちらはい鉄側ホームのもの。正しい「かずさ」表記。


(上総中野)

駅舎の後ろの「竹」はトイレ。本線は両者1本ずつで行き止まり式になっている。それぞれ駅の手前から側線が分かれていて、画面右側を通ってつながっている。


(上総中野)

い鉄大原方。ここまで背の低い信号機は見たことがない。
…奥の踏切が鳴き出した。小湊が1分早く着くはずだが、先にい鉄が到着するようだ。




キハ52+キハ28(上総中野)

おととし大多喜の車庫に潜っているのを撮って以来のキハ52 125と、入線後初めてナマで見るキハ28 2346。「そと房」のHMを付けての登場。
キハ52は国鉄一般色になってから2年。くたびれた感じがちょうどよくなってきている。




キハ28(上総中野)

初接触のキハ28 2346。私は小海線・小浜線で間違いなくキハ58系に乗っている。貫通幌に収まるサイズのHMはかつての房総方面の気動車・電車急行で使われたタイプ。



キハ200(上総中野)

遅れてやってきた小湊車。HM付がキハ211、うしろはキハ202。両線の利用者がホームに拡がり、撮影が若干しづらくなる。



キハ52(上総中野)

こだわりのサボ。愛称名はいろいろ変わるが、列車名としてはただ「急行」。




キハ52(上総中野)

貫通幌、ジャンパ、スノープロウなど武骨な顔がステキなキハ52。HMも似合っている。


キハ200(上総中野)

こちら側のキハ202は初期車のため非ユニット窓のまろやかな側面。


キハ52(上総中野)



キハ28(上総中野)

あ、両社の車両が並んだアングルを撮らなければ…。



キハ200・キハ52(上総中野)

1枚目は停車状態。2枚目はアナウンスもなく小湊が出発したところ。ホーム有効長から、これが精一杯の撮り方だった。



キハ200(上総中野)

五井へ折り返していったキハ200。




キハ58+キハ52(上総中野)

い鉄の2連を改めて撮って、この駅での撮影はおしまい。い鉄の沿線撮影のため先回りする。


そと房

上総中野からそう離れていないところに、いい感じの場所を見つけた。別アングルの位置で先客さん1名。あいさつをして加わる。







キハ58+キハ52(西畑—上総中野)

いいなぁ、いいなぁ。小さいレールバスばかりだったい鉄がキハ52を走らせるだけですごいと思ったが、キハ28も加わりなおのこと感心するばかり。


キハ58+キハ52(久我原—総元)

大多喜までは普通列車。こちらも小湊同様鈍足のため、車はとっとと抜けてしまう。
途中でいいロケーションの場所が見えたので車で引き返してみたが、近づけないことがわかり断念。その後今度は赤い橋を見つけたので待ち伏せしようとしたら、さすがに列車がすぐ現れてしまった。
この写真はもっと右の川の上の部分を通過しているときに撮りたかったが、間に合わずに車の窓からカメラを出して撮った。前後に車は来ておらず、停車して撮っている。





キハ58+キハ52(東総元—久我原)

東総元駅近くに踏切を発見。三たび「そと房」を迎える。最初のカーブではライトは消えていたが、ここでは点灯している。






キハ58+キハ52(東総元—久我原)

なぜだか九州っぽく感じたこのアングル。その理由はまったくもって不明。とにもかくにも、この色あせ感はたまらなくリアルだ。

この先、国道で渋滞に遭遇。「そと房」撮影は切り上げ、渋滞回避を兼ねて国道から離れ大多喜駅へ向かった。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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