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2013/01/13

13.1.13 おネガ

あけおめ。

正月休みは年末に若干体調を崩したりしたこともあり家でゆっくりするのが中心になった。…非鉄の夜景撮影には行ったが。

12月のクリスマスより前のころだったか、とある有名チェーンのカメラ店へ行く用事があった。 デジタル写真のプリントや昔ながらのDPEから、今ではビデオテープのデジタルデータ化などもやってくれるようだ。

では、ネガフィルムのデジタルデータ化もやってくれるのか訊いたら、「できます」との回答。


デジタル化

当ブログの「なつかし写真」はフィルムのコンパクトカメラで撮ったものを指し、1990(平成2)年前後の中学〜高校時代に撮ったものが多い。それらの紙焼きをスキャナーで読み取り、レタッチと4:3比率・800×600px(一部例外あり)へのトリミング・サイジングを行って記事に載せている。
(ブログ付属のアルバムはとある時点から800×600px以下のデータは容量に数えられなくなり、一時期上限に達して料金を払ってまで拡張したアルバム容量は事実上フリーになった。ブログの画像サイズを800×600pxと決めたのはそれ以前から。統一感を出すため4:3にはこだわったが、800×600pxにこだわる根拠は特になかった。なおブログ名の「86」も語源はまったく別のものからで、画像サイズとの絡みは後から気づいた)
ブログを作って載せようと準備を始めた当初は現在使用のスキャナーの購入前で、古いスキャナー(→以下、古スキャ)を使っていた。古スキャは透過原稿ユニットがあったので、ネガから直接データを作ることも可能だった。
紙焼きでぼんやりしていた写真も、古スキャ透過で読み込んだらそうでもなかった、というものもあった。

古スキャの難点は、年式が古いため仕事が遅い所。 特に透過の場合はひどかった。そもそも接続ケーブル規格の関係で、つなげるマシンも古いものだった。
また、フィルムを据え付ける器具の出来が悪いために、フィルムが反っているとスキャナのガラス面にピタッと貼り付かないことが多く、さんざん処理を待った挙げ句ぼんやりしたデータしか上がってこないという、非常にストレスフルな結果が続いた。
結局、今のマシン(…これもレトロだが)に合ったプリンタ一体型のスキャナーを買って、透過スキャンはあきらめたのだった。
ちなみに、掲載画像のほんの一部に古スキャ透過データがある。


東海道線167系(東京・1987.11.8)(再掲)

これなんかがそうだ。ちなみにこの画像データは4:3ではなく、前述の「例外」にあたる800×500px。(この写真の解説は元の記事へ)
古スキャで取り込んだデータにシャープネス加工をしたら、紙焼きよりも引き締まった。そもそもがレジャー用のコンパクトカメラで晴天の日にISO400のフィルムを使って寝ぼけた写真なので、 引き締まったといってもこの程度だが。紙焼きはもっとボヤボヤだった。


依頼

この13日、前夜に選んでおいたフィルムを持って、昼前にカメラ屋に行った。
デジタルデータ化の料金はフィルム1本で¥530とのこと。今回は上の167系やアルバムリンク写真の鶴見線101系の入った私の鉄道初撮影日の1本を含む10本のデータ化を依頼した。キレイに上がってきたら、掲載済みのものに関しては順次差し替えたいと思う。
テストで1本だけ頼むことも考えたが、入れてもらうCDもある程度まとめられるだろうし、フィルムの汚れの有無等から結果をいろいろ見たいこともあり、思い切ってたくさん頼んでみた。仕上がりは15日とのこと。…19時閉店だから、当日には取りに行けないな。

店に行った帰り、近所の東西線車庫をちょこっと覗く。つまりは妙典のカメラ屋ということ。



05系(深川検車区行徳分室)

最後にここに来たのは昨年9月22日。そのときにいた06Fはすでに姿を消している。現在は行徳分室最後の05系初期車・13Fがアントが付いた状態で3番線に居座っている。期待した方向幕は「快速津田沼」。もっとレアなのを見たかったな。
背後の高さが変わるトラスはJR京葉線のもの。赤いケタは国道357号(湾岸道路)の橋だ。



15000系・05系(深川検車区行徳分室)

15000系トップナンバー・51Fと、ドア・窓割りが06・07系タイプの05系22F。原形顔05系は制御方式の区別のためVVVF車に「V」の表記がある。15〜18F(すべてワイドドア車)がチョッパ車として残っている。


JR E231系800番台・05系(深川検車区行徳分室)

日中、1番線にJR車が入るのが休日恒例の風景。
背後の橋脚は妙典と原木を結ぶ妙典橋のもの。しばらく工事が止まっていたが、原木側で外環道の高架が姿を現し始めたところで妙典橋も動きはじめ、いまは行徳分室の敷地内に杭打ちの重機が入っている。橋はメトロの敷地を跨ぐのだ。

今回はこれだけでおしまい。家で昼メシを喰うためとっとと帰ったのだった。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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