2023/10/14

23.10.14 さぬき鉄2023・3/仏生山

ことでん仏生山駅観察のつづき。


定位置

1103Fが動くようだ。




600形・1100形(仏生山)

1103Fが構内踏切目前で停止。
仏生山駅の1番のりば(高松築港方面)へは、1103Fが出てきた引込線を構内踏切で渡って向かう。
東口(駅舎側)からだと本線も構内踏切で渡るので、構内踏切を2つ渡る形だ。


1200形(仏生山)

その本線の構内踏切を通過して入線してきた高松築港行1203F。
琴平線では1200形のみ行先表示に英字が入っている。



1200形(仏生山)

1205Fは「こんぴらさん」ラッピング。扉に入った印は「金平」の文字。
出場から日が経っていないようで、足回り含めまさに金ピカ。




1100形(仏生山)

幕が「回送」から「琴電琴平」に変わった1103Fが本線上に出る。




600形・1100形(仏生山)

公道の踏切の琴平方にも留置線があり、琴平線に2本ある600形の定位置となっている。
琴平線600形の出番はラッシュ時の2本併結4両編成が主で、ほかはこの定位置で寝ていることが多い。
1103Fはその脇に並んだところでスイッチバックし、再び仏生山駅に戻った。



1200形・1100形(仏生山)

東側留置線の外側へ回ると、1091Fが出て空いた線に1103Fがすーっと入ってきた。
築港方で再度スイッチバックしてこちらに移ったのだ。
西側から出る前に「琴電琴平」に幕を変えたが、行先はここであった。




1080形・デカ1(仏生山)

準急1083。
建屋内にいる相方は開放型の貫通路を板で塞いでいる。




デカ1(仏生山)

仏生山名物の一つ、デカ1。建屋の2番の扉を閉めた前のここが彼の定位置。
そろそろ塗装をしてあげてもいいのでは?
乗務員扉は1083に面した片側にだけある。




1080形・1100形・1200形(仏生山)

ひさびさに来ても違和感をすぐに感じた。留置線の架線柱が一部新しくなり、三角の梁が目立つ。
ことでんらしいのは手前の赤茶色の鉄骨のやつだ。2019年の写真はこちらの記事で。


仏生山の仏

指定席といえば、忘れてはいけないこの車両。


120号(仏生山)

駅舎近くの広告板のウラに隠れるように居座るのが1000形120号。こちらもここが定位置となっている。
この車両はおととし11月のイベント運行で営業運転からは引退し、事業用車として余生を過ごしている。


120号(仏生山)

公道からはご覧のとおり柵1枚隔てただけで、仏生山の留置線中、敷地外からは一番間近で車両を見られる線だ。
5年前に23号とともに団臨で本線に出た際に遭遇したのが思い出。
翌年動態保存のレトロ車4両のうち3両で編成したレトロ列車に乗り、各車両を移りながら楽しんだが、あぶれた1両はこの120号。まさにこの定位置にいて、唯一乗車できなかった。



120号(仏生山)

三角手すりとガイコツテール。



120号(仏生山)

車体幅が狭いため、乗降扉にはステップが付けられている。



120号(仏生山)

車両は1926(大正15)年製であるが、台車は1941(昭和16)年製のものを履いている。60形65号から振り替えられたものだそうだ。




120号(仏生山)

近年まで残った4両のレトロ車のうち、23号と500号は譲渡され静態保存で第二の人生を歩んでいるが、300号に関しては120号同様事業用車となって残っているそうだ。
全身茶色で楕円窓もある特徴的な姿だが、この日は見かけることはなかった。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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