2014/04/29

14.4.26 東上線池袋口・3

ひと駅歩いてときわ台駅に到着。
古い時代に住宅都市として開発されたときわ台は、円形のクルドサックなど独特な道路構成が有名。


青帯を待つ

上板橋からほぼ線路に沿って続いた道はときわ台駅手前で途切れた。駅前ロータリーを抜けると踏切があり、ちょうど島式ホームの池袋方端っこに接する形になっていた。



10000系(ときわ台)

踏切から、到着した10000系を撮る。駅の利用者は多いが、ホーム幅は狭めだ。


50000系(中板橋—ときわ台)

踏切の池袋方は撮影向き。ここで8000系を待つことにした。
歩行者・車両とも通行量が多いため、歩行者の邪魔にならないように心がけねばならない。




50090系(中板橋—ときわ台)

本日初遭遇の50090系。快速急行なんてのもあったのか。
TJライナー用に用意された特別な車両で、社内はロング/クロスの変換可能な「マルチシート」が使われている。ロング状態でも扉間は6席とゆったりタイプになる。
紺の帯が入っており、50000系列の中では文字通り異彩を放っている。





10050系(中板橋—ときわ台)

中板橋駅の周りは東武独特の水色の鋼製架線柱が使われている。


30000系(ときわ台)

エンジ帯が下にある分、のっぺり馬面に見える30000系。



30000系・10030系(中板橋—ときわ台)

和光市以西はこの車種バリエーションにメトロ・東急・みなとみらい線の各車両が加わるのだから、見ていて飽きなそうだ。和光市駅には西武車も同駅折り返しながら姿を見せる。




10050系(中板橋—ときわ台)

東上線はこの駅間で環七通りを跨いでいる。その環七の外回りを進むと、大師線や伊勢崎線(スカイツリーライン)に辿り着くことができる。大師線は伊勢崎線西新井と東上線上板橋をつなぐべく設けられたが、結局1駅間で終わってしまっている。
ときわ台の住宅開発地はこの計画線に関連する用地として確保されていた土地を活かしたものだという。





8000系(中板橋—ときわ台)

8000系8181F+8560Fが戻ってきた。急行森林公園行だが、LED表示は切れ切れ。
中板橋駅とときわ台駅の間は700mしかなくお互いのホームもよく見える。ただ駅勢圏は環七や石神井川によって分断されている。

50090が来るので、引き続きとどまる。8000系とともに、青帯の車両。


10030系(ときわ台)

フルカラーLED表示器が設置されたリニューアル車。


50000系(中板橋—ときわ台)

これまでの時間帯には見なかった志木行の列車。10030系の上り列車に気をとられている間に来てしまったので、停車中の顔を撮る。


50070系(中板橋—ときわ台)

50000と違ってフルカラーLED表示器を使っている50070。
50070は7編成、50090は6編成と意外に編成数の差が少ない。地下鉄直通用は9000・9050もあるので、50070も7本で十分なんだろう。


10000系(中板橋—ときわ台)

50090がTJライナーで下ってきているのだが、上り準急が来てしまった。






50090系(中板橋—ときわ台)

よかった、被られずに済んだ。ビルで日が遮られたところではフルカラーLEDの表示もキレイに映ってくれた。
50090はこのように1枚の横長の表示器になっている。50000系列の他の型は種別と行先で表示器がそれぞれ狭い幅で分かれているが、「森林公園」「元町・中華街」「東武動物公園」「中央林間」など文字数の多い行先も多いので、このあたりは工夫してほしかった。

これにてときわ台駅前での撮影は終了。


表示器バリエーション

ときわ台駅前でたい焼を買ってから列車で池袋へ出た。ここでも少し撮ったので、表示器に注目して眺めてみよう。



50000系(池袋)

非常扉あり・側面1枚窓の50002F。ご覧のように「小川町」ですら窮屈な表示。


8000系(池袋・1990)(再掲)

東武の池袋駅での撮影は実はこの日以来。24年前(干支2周か…)は改装工事中だったようだ。
これまた多い文字数をつめこんだ発着駅表示の方向幕。この時代、東上線ではいろんな事情から車掌が方向幕を回さないことになっており(有楽町線直通列車を除く)、池袋駅の駅員がその作業をしていた。基本的に上り列車は池袋行であるため、こういう区間表示にして効率をよくしていたわけであるが、慣れない利用者にとってはどっちに行く列車だかわからないことも。



30000系(池袋)

幅を細くしない正体(せいたい)でキレイに表示された30000系の「森林公園」。50000系列はこの車両よりあとの登場なのにあぁなので、どうも引っかかる。



10050系(池袋)

中央に貫通扉があり、左右に表示器を振り分けたのであれば、行先表示がこういう幅になっても理解はできる。



50000系(池袋)

かぶりつきのオッサン乗客が気になるな…。
表示器をよく見ると「普 通」と「成  増」で字の間隔が異なっていて、行先のほうが若干広めになっているのがわかる。


9050系(池袋)

副都心線直通対応工事で種別と行先が一体化したフルカラーLEDとなった9050系。使える限りの幅を使っている。

これにて東上線は終了。


こちらもLED化

当初高田馬場へ出て東西線で帰宅するつもりだったが、船橋法典の讃岐うどん店に行きたくなり、JRで乗り通すことにした。
成増でそれを思っていれば、朝霞台まで出たかもな。
山手線で高田馬場をスルーして新宿へ出て、ホーム反対側に来た中央・総武緩行にのりかえ。余裕で着席できる乗車率で、西船橋までたっぷり舟を漕いだ。

武蔵野線でひと駅移動。うどんを食い終えて船橋法典駅に戻ると、上り列車の予告は「しもうさ号 大宮」の表示。
埼京線にいた車両から持ってきているのか、最近武蔵野線205系はLED行先表示への差し替えが進んでいる。LEDでの「しもうさ号」は未撮影なので、それに期待。私が乗るべき下り列車より先に来るのでちょうどよい。



205系「しもうさ号」(船橋法典)

期待に応えてLED車が来てくれた。武蔵野快速なき今、武蔵野線で種別表示が併記されるのは「しもうさ号」と「むさしの号」だけになった。

このあとは何も撮らず、帰宅した。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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